ほっこりの塊みたいな作品にコメントする
きつねとたぬきといいなずけ
ユーモア?ラブ?コメディ?だけでは無い?2020年注目作
きつねとたぬきといいなずけ トキワセイイチ
なかやま
なかやま
2020年6月に連載がはじまった作品 子供の頃に高尾山で親キツネと親タヌキを助けた主人公 田中 その恩返しとして、子ぎつねと子だぬきがいいなずけとして会いに来ることから始まる物語 とにかく、きつねとたぬきが愛らしい!カワイイ!ほっこりする!モフモフしてそう! と読むと癒やし効果がきっとある! 男性向け女性向け関係なく、誰にでもオススメ出来る作品です。 「じゃあ、カワイイだけの作品なの?」と言うと 違います!子ぎつねたちが自分たちが知らなかった世界に飛び出していく『広がり』と主人公 田中くんの止まっていた心が『動き出す』、三人四脚な成長の物語であると私は思っています。 それは無料公開されている一話の見開きのキャッチコピー 「一人と二匹、運命の交差する先はーーー。」 でも、暗に示されていると思います。 運命×交差 のキャッチコピーでカワイイだけで終わるわけがないです! 特に私が注目しているのは、きつねちゃんの台詞回し 独特な喋り方だけど、何処か詩的で美しい 『わあ・・・なんてキレイなんだろ、もっともっと早くに、こうしておけばよかったんだよ』 人では無いキャラクターであり、且つ子供、初めて人間の世界に出ていく緊張感があるはずで、作者 トキワセイイチ先生も結構こだわってセリフ作りをしているのでは?と考えます。 まだまだ話は動き出し! 単行本1巻が2月に出るので、今が読みどきです!
嵐のJボーイ ぶっとび闘人(ファイト)
小学生のときに食い入るように読んだ
嵐のJボーイ ぶっとび闘人(ファイト)
六文銭
六文銭
小学生の時にサッカー好きの友人がいて、彼に紹介されて読みハマったことをふいに思い出し、懐かしさでイッキ読み。 子どもの頃は、ボンボン派で、最近読み返すまで、ずっとボンボンで連載していたと思っていただけに探すのに手間どった(「ボンボン サッカー漫画」でずっと検索してた) 結果、コロコロコミックだったし、また、作者が『学級王ヤマザキ』とか『コロッケ!』の樫本学ヴ先生だとは全然知らなかった。 これも、大人になって読み返す醍醐味だなと痛感。 内容は、サッカー少年の主人公・闘人(ファイト)が、架空のJJリーグ(ジュニアJリーグ。要は小学生版のJリーグみたいなもの)を舞台に、仲間有りライバルありの王道スポーツ漫画。 「消えるシュート」など少年漫画には必須の必殺技もしっかりおさえてあります。 コロコロコミックの少年漫画なので、とんでも設定など色々ご愛嬌ではあるが、それでも小さい頃ハマった記憶と相まって、やっぱり面白い。 闘人の「少年漫画の主人公然とした姿」(負けず嫌いで、誰よりも努力する姿など)も、心焚きつけられます。 また当時、Jリーグ発足したばかりで、その熱をリアルタイムで感じていた自分としては、JJリーグという設定には心が踊ったもんです。 こういうのが電子書籍でまた読めるのも良い時代だなと思います。
わたしたちが育てました
RPG世界のモンスター牧場にようこそ!
わたしたちが育てました
名無し
RPGをプレイしていて抱く疑問ーー「モンスターはどこから来るのか?」 少なからずありますよね それ専用の牧場「有限会社 魔界牧場」という答えを出したのが本作です。 打倒勇者の為それまで育てていたモンスター用の飼育場を、魔王軍のお偉いさんの命令で、より強いモンスターを育てるために解体したり、食用として売ったり…… ファンタジーに「下請けの悲哀」という要素を掛け合わせた目の付け所が光っています。 画風もがぁさんなど彷彿とさせる平成・萌えノスタルジックなものでたいへん魅力的 サキュバスの新人飼育員のティマちゃんがぽんこつえっちでかわいかったです(小並感 ティマが上司に抗議したりスライムを愛でたりする、一挙一動がとことん愛おしい。 またティマの独特なファッションが「瘴気を取り込むため」なのにクスリ。 全般にこうした理屈づけが上手いなと。ミノタウロスもかわいいです。ニッコニコで水浴びに来るシーンとか、すごく。小ネタのいっぱい詰まったお弁当箱のような楽しさ、読んでいてあります。 さてやられっぱなしとはいかないのですが、どうなるのかは読んでみてのお楽しみ♪ 本作以前にもいくつか読み切りを発表している平平平平(ひらだいらへいべい)、今後が楽しみなマンガ家です。
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