久米田をひさしぶりに読む
シブヤニアファミリー 久米田康治
はじめて読んだのに懐かしい〜って思ってしまった。まだまだ懐かしむような漫画家でも作風でもないのに!
日常漫画っぽいけどソリッドなギャグをたくさん放り込んでくる感じ、畳み掛けてくるのにテンションは高くない感じ、久米田だなあ…としみじみうれしくなってしまった。懐かしいというより心地いいなのかも。
渋谷をテーマにしてるのもすごくいいなあ。
お洒落な街とか若者の街だったのはひと昔前のことで、今の渋谷は人やモノやカルチャーが統一感なくひしめき合うコラージュみたいな街だと思う。
そのスピード感と情報量の多さが作品とマッチしていて気持ちいい。
実際に住んでるからこその解像度の高さなんだろうか。
MISTERジパング
戦国時代にあってはちょっとヒヨワな(後の)秀吉。
戦国時代であってさえも理解しがたい行動派の信長。
その他、名だたる武将達が敵対し協力し振り回されたり歯向かいながら歴史の歯車を動かしていく。
SFチックな時空を超えた展開もアリ、シリアスとギャグの狭間を若武者達が突っ走る戦国エンターテイメント・ストーリー。