一念発起したかはわからないけど、ちょっと前進した。しかしゆとり全開でちょっとイラっとするところもあるが金策の目処は立った模様

私が親で「私は私、ほかの何にもなりたくない」という娘がいたら、「自分がどれほど値打ちがあると思っているんだ、年をとってもそういえるのか」と言うんだけど。両親が厳しいようでまだまだ甘いと思う。でも、両親の仲の良さそうなところはとてもいい。

学校で勉強していただけの一樹が何もできなくて、すでに社会人の栄吉が業界のことに詳しいのは当たり前。一樹はあまり好きじゃないけど、栄吉も感じ悪すぎ。これで「恋が始まる」というのは無理があるのでは。前回の強引な伏線に違和感を感じる。

栄吉くんは今月も怒っていたけど、今回は一樹が悪いかな。危ないし軽く受け止めちゃいけないことだし。

一樹も浮わついてるけど、毎回「何も知らない」と怒る栄吉も、人の使い方が上手くないなと思った。聖大は、恋人としてはともかく、人の使い方は上手い！

ボンクラ娘が成長するにはもう少しかかるかなー

第１１話感想。美容院完成やら、初めての彼氏お泊りやら、特別濃厚な一話。元常連のおばあさまとの会話がとても良かった。しかしラブの方はチラチラと栄吉への乗り換えフラグが立っていて気になる……。

第１２話感想。完璧すぎる彼氏への不満、という謎のお悩みを気軽に相談できる男友達と同じ部屋でDIY……というシチュエーションは、もしや２０代大人女子の願望そのものなのでは。最後の『溝がなくなる』という台詞も含蓄がすごい。

第１３話感想。一話ごとに名言があるこの作品、今回は天然を装った来るもの拒まずなイケメン彼氏の一言。確かにホムセでイチャついている主人公たちはとても不誠実だけど、自覚してないだけに難しいところ。これが未必の恋（故意）か。

だんだん聖大君がかわいそうになってきた。鈍感は罪。

自分のポジショニングが中途半端だし、恋心にも無自覚なのに、なるべく前向きに生きようと頑張っているヒロインが可愛く見えてくる。
そして周囲に引っ掻き回されるタイミングも絶妙。
続きが気になりすぎる……。

3巻発売されたんだ

なんか一樹のボンクラっぷりに初めてイラついた。
なぜそこまで言われて気づかないのかと……。
しかも自分が傷ついた顔して、泣いて人に当たるという最悪な展開……。

一樹は自分で思っているより子供なんだと思う。だから、まだ自分のことで手一杯で、人を愛するのはまだ先のことなんだろう。自立もしなきゃいけないし、今は恋愛にうつつを抜かしているときじゃないから、ちょうどいいのでは。(ただ、その自覚もなさそうだけど)
この点で、案外三人は似た者同士かもしれない。自立度に差があるだけで。

今月号で、聖大君が一歩頭抜けて大人になった感ありますね！

穏やかに終幕へ向かう感。
もう一波乱あってもよさそうな気がしないでもなかった……。

カズキと栄吉が恋人同士になっても、カズキが自立できないことに変わりはない。栄吉が大学進学をあきらめてカズキと結婚すれば、とりあえず生活はできるかもしれないけど。若いから成り立っているだけで、やはり、「大学を辞めて何になりたい？」というお父さんの問いに対する答えにはなっていない。やっぱりボンクラ。

この程度か、と思ってしまった。最初に「私は私で、ほかのものになんかなりたくない」「私が私を好きならいい」と豪語していたのに。

なんというか、少女漫画らしい爽やかなハッピーエンドだった。
（ただし当て馬の聖大君は除く）

ヒロインは一人で床を貼れるようになったというだけで、充分成長してると思うし、このペースで女流ＤＩＹリフォーマー（？）を目指したらいいと思った。

あと娘に甘いパパの横で「２００万返してほしい」って密かに考えてるオカンにウケたｗ

ハッピーエンドだけど・・・。
これから、元カレの美容院の上で生活する一樹の心境は、どうなんだろう。
入り口が、お店の入り口しかなかったら、ほぼ毎日、顔を合わせることになると思うし、栄吉は、遠く離れてるし。
今後、優柔不断な一樹が心配すぎる。
仕事もしないのかなぁ。
家賃収入だけで暮らせるのかなぁ。