生々しいというと言い方が下手でした(笑)リアリティがある、というか夢を持たせない感じのが好きです(本当に私は女の子なのだろうかと、たまに自分を見失います)。具体的に言うとそれこそバガボンドとか、あとは岡崎京子先生の漫画とかですかね。青年向けの漫画家さんは…(マンバさんNGだったらごめんなさい)言っちゃえば性交を俯瞰で描く人が多く、少女向けの漫画家さんはわりと女性の感情とか背景の花とかふわふわしたトーンとか(笑)を使って描く人が多いと思うんですが、前者の方が好みなんです。なんなんですかね(^^;;幸せそうなのもいいとは思うんですけど… 二ノ宮先生の絵はさっぱりとした可愛らしさがあって素敵ですよね。線自体はしっかりしていて、絵の上手い方だなぁと思います。手塚先生の絵も、そうですよね、どちらかと言えば無駄なものを省いた絵ですよね。シンプル。それでいて力強かったり、可愛かったり…あれだけの演出ができるのですから、一見単純そうな絵ですが画力の高さを感じます。ぴっぴさんがおっしゃっていることはなんとなくわかる気がします。線が少ない…そういう絵なんですよね。今日、ヒストリエという漫画を読んだのですがこの漫画家さんも、シンプルなすごい絵を描く方でした。 テニプリは…ミュージカルありますけど、ミュージカルは興味ないんです(ただ先日ミュージカル俳優さんを拝見する機会があり、あまりの歌のうまさとかっこよさに一瞬頭がクラッときたことは内緒です)。でも観たことはもちろんあります。ボールの音の演出、確かに凄いですよね。私は原作とアニメの大ファンです。声優さんとか全く興味ないんですが、テニプリの声優さんだけはファンです(笑) 自分の漫画を描いてると大層なことを言ってしまいましたが、描きたいものが沢山ありすぎて、今手持ちの漫画から改めて模写したり、好きな作品世界をまとめたりしてどんなものを描こうか試作してる段階なんです。全然、ちゃんと描いてないので漫画と向き合ってる方達に顔向けできないです、お恥ずかしいです。口だけでならなんとでも言えますから…!ただ描いてみてウェブにあげたりした場合は、ここを通じてぴっぴさんにお知らせできれば私としてはすごく嬉しいです。頑張ろう…!憧れるのはユーモアがある作風です。自分のことばかりお話しさせてもらいましたが、ぴっぴさんは漫画は描かれたりしないのですか?いつもたくさんのお話を聞いてくださって、ありがとうございます。
@ちーず

>性交を俯瞰で描く人が多く、
え、、、、そ、それはちーずさんと私は意見が違います・・・!私は性的描写は、けっこういつまでもお花畑のイメージでいて欲しいです!少女漫画っていつもなんか「エッチするか、しないか」みたいなところすごく引き伸ばしませんか?(僕等がいたオオカミ少女と黒王子東京アリスとか少女漫画は全部そうです!!笑)ああいうジレッタイのすごくいいです!(私はMなんですかね?知らんわ!てツッコんでください。)
>今日、ヒストリエという漫画を読んだのですがこの漫画家さんも
ちーずさんって1日どんくらい漫画読むんですか!?すっごい読むスピードと人のおすすめを買いに行こうという意欲が本当にすごいなぁ!と思いました。
>描きたいものが沢山ありすぎて
お!その描きたいもののアイデア教えてくださいよ!ひとに話して言語化すると自分のあたまの中でも具体的になるかもしれませんよ。とりあえずアウトプット、頭にあるものをいろいろ人になげてみて考えるのもありだと思うのです!私も漫画を描いてあったことがあって、やっぱり自分の好きな漫画の模写からはいりました。あのレオナルドダヴィンチも「すべての芸術はなにかの模倣である」という名言を残しているし、もうペンをとった時点で「私は漫画家になる!」ってまわりに大声で言った方がいいです。きっと、応援してくれるひとが現れますよ。
>いつもたくさんのお話を聞いてくださって、ありがとうございます。
いえいえ、こちらこそです(ぺこり)私よりいっこ下なのに、ずいぶん落ち着いて、しっかりしてる方だなぁと思いました。これからもよろしくお願いしますね♪

>性交を俯瞰で描く人が多く、 え、、、、そ、それはちーずさんと私は意見が違います・・・!私は性的描写は、けっこういつまでもお花畑のイメージでいて欲しいです!少女漫画っていつもなんか「エッチするか、しないか」みたいなところすごく引き伸ばしませんか?(僕等がいた、オオカミ少女と黒王子、東京アリスとか少女漫画は全部そうです!!笑)ああいうジレッタイのすごくいいです!(私はMなんですかね?知らんわ!てツッコんでください。) >今日、ヒストリエという漫画を読んだのですがこの漫画家さんも ちーずさんって1日どんくらい漫画読むんですか!?すっごい読むスピードと人のおすすめを買いに行こうという意欲が本当にすごいなぁ!と思いました。 >描きたいものが沢山ありすぎて お!その描きたいもののアイデア教えてくださいよ!ひとに話して言語化すると自分のあたまの中でも具体的になるかもしれませんよ。とりあえずアウトプット、頭にあるものをいろいろ人になげてみて考えるのもありだと思うのです!私も漫画を描いてあったことがあって、やっぱり自分の好きな漫画の模写からはいりました。あのレオナルドダヴィンチも「すべての芸術はなにかの模倣である」という名言を残しているし、もうペンをとった時点で「私は漫画家になる!」ってまわりに大声で言った方がいいです。きっと、応援してくれるひとが現れますよ。 >いつもたくさんのお話を聞いてくださって、ありがとうございます。 いえいえ、こちらこそです(ぺこり)私よりいっこ下なのに、ずいぶん落ち着いて、しっかりしてる方だなぁと思いました。これからもよろしくお願いしますね♪
@ぴっぴ

ぴっぴちゃんは焦らされ型がタイプなんですね!!意見が違ったかー!(なぜかワクワク)私も焦らすだけ焦らしておいて結局キスすらしない漫画とかも好きですが、少女漫画特有の、エロの場面なのにふわふわしてる幸福感が苦手(?)なんですよね〜(^^;;「いや、実際もっと生々しいでしょう…」と思ってしまうんです。悲しいかな…。昔は「ちゃお」を愛読しており少女漫画が大好きで、幸せそうなキスシーンとか憧れていたのにどうしてこうなったのか。笑 たぶんそんなんだからモテないんだと思います(ーー;)でも、ぴっぴちゃんはMなんですね(言ってみてしまった)☆
私、漫画が好きすぎて漫画にバイト代費やしてますね…。服とかしばらく買ってない(それはどうなんだ)。あとやっぱり紙で読むのが好きなのと、売り上げに微力ながら貢献したいので新品で買いたいという変なこだわりが…。でもお金キツイので最近は古本に手を出してます。気になると通学の帰り道にあるブックオクとかで立ち読みするか、ネカフェで試し読みして、後ですぐ購入しちゃいます。寝る間も惜しんで読んでます(でも最近は暇なので昼間寝て夜通し読むというクズ生活です)。
自分の漫画の話なんかでこんなに興味持ってくださる方がいて、いいんだろうか…贅沢すぎるな…という感じがしてます。ぴっぴちゃんも描かれるのですね。読みたい…(ぽつり)、ぴっぴちゃんはどんなジャンルのものを描いてたんですか?
私が描いてみたいものとして、ずっと昔からグラビアアイドルやAV女優の方に尊敬の念を抱いているので、そういう方たちの「性」を掘り下げた漫画とか描きたいと思っています。
でも、ドラえもんみたいに子どもや大人に笑いと元気をあげられるような漫画が描けたら素敵だなとも思ってます…なので、要するに自分の描きたい方向性がてんでバラバラなんですm(_ _)mほんとにまだそんなことすら定まってないのでお話しするのも申し訳ない…。
今は身近に私の思いを言える人が2人の友人を除いて皆無なのですが、やっぱり周りに宣言して、そこから何かが広がっていけば自分としても幸せですね…。そうなれればいいんですけど…。まだ描いてみてもいないので、ある程度まで描いてから身近な人に読んでみてもらおうと思います。でもこんなに色々と話したのはぴっぴさんが初めてです。
しっかりしてるだなんてとんでもない!嘘ついたり人に迷惑ばかりかけてるどうしようもない人間ですが、こちらこそこれからもよろしくお願いします…(#^.^#)!温かい言葉でストレートに意思表示してくださるぴっぴさんの言葉はなんだかいつも心に勇気をくれます。

ぴっぴちゃんは焦らされ型がタイプなんですね!!意見が違ったかー!(なぜかワクワク)私も焦らすだけ焦らしておいて結局キスすらしない漫画とかも好きですが、少女漫画特有の、エロの場面なのにふわふわしてる幸福感が苦手(?)なんですよね〜(^^;;「いや、実際もっと生々しいでしょう…」と思ってしまうんです。悲しいかな…。昔は「ちゃお」を愛読しており少女漫画が大好きで、幸せそうなキスシーンとか憧れていたのにどうしてこうなったのか。笑 たぶんそんなんだからモテないんだと思います(ーー;)でも、ぴっぴちゃんはMなんですね(言ってみてしまった)☆ 私、漫画が好きすぎて漫画にバイト代費やしてますね…。服とかしばらく買ってない(それはどうなんだ)。あとやっぱり紙で読むのが好きなのと、売り上げに微力ながら貢献したいので新品で買いたいという変なこだわりが…。でもお金キツイので最近は古本に手を出してます。気になると通学の帰り道にあるブックオクとかで立ち読みするか、ネカフェで試し読みして、後ですぐ購入しちゃいます。寝る間も惜しんで読んでます(でも最近は暇なので昼間寝て夜通し読むというクズ生活です)。 自分の漫画の話なんかでこんなに興味持ってくださる方がいて、いいんだろうか…贅沢すぎるな…という感じがしてます。ぴっぴちゃんも描かれるのですね。読みたい…(ぽつり)、ぴっぴちゃんはどんなジャンルのものを描いてたんですか? 私が描いてみたいものとして、ずっと昔からグラビアアイドルやAV女優の方に尊敬の念を抱いているので、そういう方たちの「性」を掘り下げた漫画とか描きたいと思っています。 でも、ドラえもんみたいに子どもや大人に笑いと元気をあげられるような漫画が描けたら素敵だなとも思ってます…なので、要するに自分の描きたい方向性がてんでバラバラなんですm(_ _)mほんとにまだそんなことすら定まってないのでお話しするのも申し訳ない…。 今は身近に私の思いを言える人が2人の友人を除いて皆無なのですが、やっぱり周りに宣言して、そこから何かが広がっていけば自分としても幸せですね…。そうなれればいいんですけど…。まだ描いてみてもいないので、ある程度まで描いてから身近な人に読んでみてもらおうと思います。でもこんなに色々と話したのはぴっぴさんが初めてです。 しっかりしてるだなんてとんでもない!嘘ついたり人に迷惑ばかりかけてるどうしようもない人間ですが、こちらこそこれからもよろしくお願いします…(#^.^#)!温かい言葉でストレートに意思表示してくださるぴっぴさんの言葉はなんだかいつも心に勇気をくれます。
@ちーず

>>焦らすだけ焦らして
でも、そういう結局キスしないみたいな男はいやです!(笑)まぁ、漫画のなかだけなら許されますけど、現実にそんな焦らされるのはいやです!!(言ってることがいろいろ違う笑)
>>でも、ぴっぴちゃんはMなんですね(言ってみてしまった)☆
え、えむじゃないもん!!!

ぴっぴちゃんは焦らされ型がタイプなんですね!!意見が違ったかー!(なぜかワクワク)私も焦らすだけ焦らしておいて結局キスすらしない漫画とかも好きですが、少女漫画特有の、エロの場面なのにふわふわしてる幸福感が苦手(?)なんですよね〜(^^;;「いや、実際もっと生々しいでしょう…」と思ってしまうんです。悲しいかな…。昔は「ちゃお」を愛読しており少女漫画が大好きで、幸せそうなキスシーンとか憧れていたのにどうしてこうなったのか。笑 たぶんそんなんだからモテないんだと思います(ーー;)でも、ぴっぴちゃんはMなんですね(言ってみてしまった)☆ 私、漫画が好きすぎて漫画にバイト代費やしてますね…。服とかしばらく買ってない(それはどうなんだ)。あとやっぱり紙で読むのが好きなのと、売り上げに微力ながら貢献したいので新品で買いたいという変なこだわりが…。でもお金キツイので最近は古本に手を出してます。気になると通学の帰り道にあるブックオクとかで立ち読みするか、ネカフェで試し読みして、後ですぐ購入しちゃいます。寝る間も惜しんで読んでます(でも最近は暇なので昼間寝て夜通し読むというクズ生活です)。 自分の漫画の話なんかでこんなに興味持ってくださる方がいて、いいんだろうか…贅沢すぎるな…という感じがしてます。ぴっぴちゃんも描かれるのですね。読みたい…(ぽつり)、ぴっぴちゃんはどんなジャンルのものを描いてたんですか? 私が描いてみたいものとして、ずっと昔からグラビアアイドルやAV女優の方に尊敬の念を抱いているので、そういう方たちの「性」を掘り下げた漫画とか描きたいと思っています。 でも、ドラえもんみたいに子どもや大人に笑いと元気をあげられるような漫画が描けたら素敵だなとも思ってます…なので、要するに自分の描きたい方向性がてんでバラバラなんですm(_ _)mほんとにまだそんなことすら定まってないのでお話しするのも申し訳ない…。 今は身近に私の思いを言える人が2人の友人を除いて皆無なのですが、やっぱり周りに宣言して、そこから何かが広がっていけば自分としても幸せですね…。そうなれればいいんですけど…。まだ描いてみてもいないので、ある程度まで描いてから身近な人に読んでみてもらおうと思います。でもこんなに色々と話したのはぴっぴさんが初めてです。 しっかりしてるだなんてとんでもない!嘘ついたり人に迷惑ばかりかけてるどうしようもない人間ですが、こちらこそこれからもよろしくお願いします…(#^.^#)!温かい言葉でストレートに意思表示してくださるぴっぴさんの言葉はなんだかいつも心に勇気をくれます。
@ちーず

>>売り上げに微力ながら貢献したい
そうですね。価値のあるものにはお金を払いたいですし、作家さんのちからになりたいですよね!

日本のみならず世界中にファンを持つ漫画家、浦沢直樹さん。『YAWARA!』『MONSTER』『20世紀少年』をはじめ、多くのヒット作で知られる鬼才だ。


この記事おもしろかったです!
>>古本に手を出してます
私も古本で全巻セット買ったりします。どっかーん!って買います。なんか少しずつ買うともう続きが気になってそれがストレスになっちゃうんですよ。。。
>>「性」を掘り下げた漫画
ふむふむ。確かに日本では今だにセックスがいやらしいというイメージがぬぐえてないですね。そういうきちんと性と向き合う漫画が教育的にも娯楽的にも必要なんでしょうね。ブラックジャックも裸の女性がいっぱいでてきますが、いやらしい要素はあまりなく、けっこう丸みをおびてかわいらしいんですよ。

ぴっぴちゃんは焦らされ型がタイプなんですね!!意見が違ったかー!(なぜかワクワク)私も焦らすだけ焦らしておいて結局キスすらしない漫画とかも好きですが、少女漫画特有の、エロの場面なのにふわふわしてる幸福感が苦手(?)なんですよね〜(^^;;「いや、実際もっと生々しいでしょう…」と思ってしまうんです。悲しいかな…。昔は「ちゃお」を愛読しており少女漫画が大好きで、幸せそうなキスシーンとか憧れていたのにどうしてこうなったのか。笑 たぶんそんなんだからモテないんだと思います(ーー;)でも、ぴっぴちゃんはMなんですね(言ってみてしまった)☆ 私、漫画が好きすぎて漫画にバイト代費やしてますね…。服とかしばらく買ってない(それはどうなんだ)。あとやっぱり紙で読むのが好きなのと、売り上げに微力ながら貢献したいので新品で買いたいという変なこだわりが…。でもお金キツイので最近は古本に手を出してます。気になると通学の帰り道にあるブックオクとかで立ち読みするか、ネカフェで試し読みして、後ですぐ購入しちゃいます。寝る間も惜しんで読んでます(でも最近は暇なので昼間寝て夜通し読むというクズ生活です)。 自分の漫画の話なんかでこんなに興味持ってくださる方がいて、いいんだろうか…贅沢すぎるな…という感じがしてます。ぴっぴちゃんも描かれるのですね。読みたい…(ぽつり)、ぴっぴちゃんはどんなジャンルのものを描いてたんですか? 私が描いてみたいものとして、ずっと昔からグラビアアイドルやAV女優の方に尊敬の念を抱いているので、そういう方たちの「性」を掘り下げた漫画とか描きたいと思っています。 でも、ドラえもんみたいに子どもや大人に笑いと元気をあげられるような漫画が描けたら素敵だなとも思ってます…なので、要するに自分の描きたい方向性がてんでバラバラなんですm(_ _)mほんとにまだそんなことすら定まってないのでお話しするのも申し訳ない…。 今は身近に私の思いを言える人が2人の友人を除いて皆無なのですが、やっぱり周りに宣言して、そこから何かが広がっていけば自分としても幸せですね…。そうなれればいいんですけど…。まだ描いてみてもいないので、ある程度まで描いてから身近な人に読んでみてもらおうと思います。でもこんなに色々と話したのはぴっぴさんが初めてです。 しっかりしてるだなんてとんでもない!嘘ついたり人に迷惑ばかりかけてるどうしようもない人間ですが、こちらこそこれからもよろしくお願いします…(#^.^#)!温かい言葉でストレートに意思表示してくださるぴっぴさんの言葉はなんだかいつも心に勇気をくれます。
@ちーず

あ、ちーずさん、何回も返信してしまってごめんなさい。ちーずさんのオススメの「帝一の国」を買いました。そのうち帝一の国のスレッドにいくかもしれませんので、よろしくお願いします♪

ぴっぴさんがリンクを貼り付けてくれた浦沢直樹先生のインタビュー記事、遅ればせながら読ませてもらいました。私も「漫画を読むのが上手な読者」になりたいと思うと同時に、なんでマンバ来るのが楽しみなのかも少しわかった気がします。マンバに書き込む人って皆さん、漫画をきちんと読んでる人だと思うんですよね。ただ「こういうストーリーなのね」で終わらず、「この作者は何が言いたいんだろう、何を伝えようとしてくれてるんだろう」というのをよく考えている。毎週ジャンプをさらっと立ち読みするだけじゃなくて、お気に入りの漫画を何度も読んで意味を考えている。浦沢先生が「自分は他の漫画読みとは少し違うから」と子どものころ思っていた感覚、すごくわかるな〜と思いました。それから、電子書籍に気軽に手を出せない理由も非常に共感できました。「見開き」がなくなっちゃうのも嫌だし、本来、本の形で読むべきものを違う読み方するのがなんか嫌なんですよね…。頑固なこだわりと言われちゃうとそこまでなんですけど。そして1番、わかるなぁと思ったのがお金の話。漫画って話、究極的に安いと思ってるんですね。それこそ、1冊の漫画を何度も読み返してるので、1回あたり読むのにかかるお金は、読み返す数が増えれば増えるほど0円に近づく。しかも、学校でもらう教科書には載ってないほとんどのことを教えてくれる。むしろ自分の友だちと同じですらある…。辛いときは前に進む活力になってくれたり。しかも、漫画家さんから読者への1対1の贈り物だと思うんですよ。読者の数がそれこそ数億人いるような売れっ子の漫画家さんでも、その中の「1人」に届けるために描いてくれてるじゃないですか。だから漫画って、安すぎだと思ってますね。
ぴっぴさんも古本で一気買いとかするんですね!それお聞きして少し安心しました…この間、本当にお金がなさすぎて、岩明均先生の「ヒストリエ」を数巻分だけ古本で買っちゃったんですけど、「岩明先生、ごめんなさい、こんなクズ読者をお許しください、必ずお金が入ったら新品を購入いたしますので…」と思いましたもん(^^;;笑

帝一の國」読まれてるんですね!!かなりアクの強い漫画かもしれませんが、大好きな作品なので…読んでる仲間が増えることが純粋に、すごく嬉しいです!!!
私はぴっぴさんのお勧めの「PLUTO」を古本で見つけたんですが、状態が良くなかったので購入を見送ってしまいました…>_<でも、blackjackの劇場版は今半分まで観ました(動画サイトで発見できたんです!)。やっぱり出崎監督は素晴らしいですね〜。もがき苦しむ患者さんの様子が狂気じみてて少し怖いところも、なんか良いなぁと思います。

ぴっぴさんがリンクを貼り付けてくれた浦沢直樹先生のインタビュー記事、遅ればせながら読ませてもらいました。私も「漫画を読むのが上手な読者」になりたいと思うと同時に、なんでマンバ来るのが楽しみなのかも少しわかった気がします。マンバに書き込む人って皆さん、漫画をきちんと読んでる人だと思うんですよね。ただ「こういうストーリーなのね」で終わらず、「この作者は何が言いたいんだろう、何を伝えようとしてくれてるんだろう」というのをよく考えている。毎週ジャンプをさらっと立ち読みするだけじゃなくて、お気に入りの漫画を何度も読んで意味を考えている。浦沢先生が「自分は他の漫画読みとは少し違うから」と子どものころ思っていた感覚、すごくわかるな〜と思いました。それから、電子書籍に気軽に手を出せない理由も非常に共感できました。「見開き」がなくなっちゃうのも嫌だし、本来、本の形で読むべきものを違う読み方するのがなんか嫌なんですよね…。頑固なこだわりと言われちゃうとそこまでなんですけど。そして1番、わかるなぁと思ったのがお金の話。漫画って話、究極的に安いと思ってるんですね。それこそ、1冊の漫画を何度も読み返してるので、1回あたり読むのにかかるお金は、読み返す数が増えれば増えるほど0円に近づく。しかも、学校でもらう教科書には載ってないほとんどのことを教えてくれる。むしろ自分の友だちと同じですらある…。辛いときは前に進む活力になってくれたり。しかも、漫画家さんから読者への1対1の贈り物だと思うんですよ。読者の数がそれこそ数億人いるような売れっ子の漫画家さんでも、その中の「1人」に届けるために描いてくれてるじゃないですか。だから漫画って、安すぎだと思ってますね。 ぴっぴさんも古本で一気買いとかするんですね!それお聞きして少し安心しました…この間、本当にお金がなさすぎて、岩明均先生の「ヒストリエ」を数巻分だけ古本で買っちゃったんですけど、「岩明先生、ごめんなさい、こんなクズ読者をお許しください、必ずお金が入ったら新品を購入いたしますので…」と思いましたもん(^^;;笑
@ちーず

ちーずさんの漫画に対する愛がじんわりと伝わってくる文章ですね~!素敵です!確かに漫画は教科書・学校では教えてくれない多くのことを教えてくれますね。ちーずさんはご自身にそういう経験があったからそういう感想を持ったのかな?何かこころを救われた1冊があるのかな?と想像してしまいました。

わー!!ぴっぴさんー!すごい、すごい…良かったですね(#^.^#)♡すごいです!わざわざ、見せて下さりありがとうございます。こっちまでちょっとサインしてもらった気になりました(笑)浦沢先生はどんな方でしたか?ぴっぴさんがその場の空気を楽しまれたのなら何よりです^ ^

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ぴっぴ
1年以上前
ちーずさん、こんばんは!なんかネット空間だとあんまり時間というものを意識しないですが、こうやって挨拶するのけっこういいですね♪ マンバの公式イベントが発表になりましたが、ちーずさんはいらっしゃらないのですか?私は行く予定なので、もしちーずさんさえ都合がつけば会いましょうよ!イベントが開催されているトリガーという場所ですが、漫画がめっちゃ置いてあって、(一度行ったことがあります。)ちーずさんにはピッタリな場所だと思いますよ。行きましょうよ~♪ >ぴっぴさんをつくる大切な宝物になっているのだろうな。 素敵な言葉のチョイスですね!!浦沢直樹さんの作品で一番好きなのは、「PLUTO」「MONSTER」です。PLUTOは手塚治虫先生の世界観を大事にしながら、浦沢直樹先生が独自の解釈を加えて二重に面白いです!MONSTERはラストが本当にゾクゾクします。全16巻くらいあったと思うのですが、途中で「う~ん、なんか面白くないなぁ」と思ってしまうのですがラストに到着すると「あぁ、全部このためのお話だったんだ、納得!」という感想が得られます。最近、モーニングで連載している「ビリー・バット」は超絶面白くないです(笑)伏線が多すぎて、しかも回収しきれてないのです!こういう漫画は、読者も疲れてしまうんですよ・・・。 >素敵な時間になりますね…! ありがとうございます!普段、漫画家さんってサイン会のとき以外ほとんど表に出てこないので、浦沢直樹先生みたいに、もっと漫画家のことを発信しよう!と前向きなひとは本当にすごいと思います。本が売れなくなってきれるといいますが、こうして「何か違うカタチで発信していこう!」と新しいことに挑戦していく限り、良い作品を生み出して欲しいですね。 >ウィキペディアで調べてFINALがあることを知り フィナルは見ない方がいいです!!って遅かった・・・(泣)OVAが完結する前に出崎監督が亡くなってしまって、新しい監督が引き継いだのですが、こいつがもう本当にBJの世界観を理解してねぇな!(怒)みたいなひとで。私はフィナル嫌いです。(きっぱり) >ブラック・ジャックがアニメとしてとても好みです。 まじすかー!私OVA初めて観たのが小学校4年生で母と見たんですよ。でもあれちょっとエロいじゃないですか・・・(笑)もう「どうしよう」みたいな空気になりましたね。特に印象に残ってるお話ってありますか?私は「沈む女」ですね。ツキちゃんの回!BJが温泉に入ってて、ツキちゃんが足をすべらせてしまうシーンです。「ええええぇぇぇぇぇ?!」ってなりました。BJも無駄にエロいし、紳士的だし!あれは本当に吐血しました。でも、あえてそこでツキちゃんが助からないという設定が本当に、BJを魅力的なものにしていて。最後にBJがひとこと「まだ、負けるわけにはいかないんだ」とささやいて、目に少し涙をうかべるという演出が本当に素敵ですね。なんか鉛筆?色鉛筆?で描いたようなタッチも本当に出崎監督のセンスは素敵だなぁ!って思いました。なんか細かくてすみません。でも、ちーずさんとここまで語りたいなぁ!と思いました。 >ぴっぴさんの感性・人柄がすごく素敵だな、合うな 私もちーずさんと好みがすごくあうなぁと思っています!いつか漫画の交換会とかしてみたいですね。漫画ってリアルで読みあって語ることってないじゃないですか。「ねぇ、ここのコマすごくいいね!」「私は、この線がすごく好きだなぁ~!」とか製作もされてるちーずさんなら話が分かってくれそうです。いつかお酒を飲みながらちーずさんとそんなことができたらいいなぁと勝手に日々妄想しております(笑) >いつか自分用DVDちゃんと手に入れます。 私もいつかかわなきゃ、かわなきゃと思ってるのですがyoutubeにあるからいいか(笑)ってなっちゃいます(笑)

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ちーず
1年以上前
ぴっぴさん、こんばんは! 浦沢直樹先生の講演会、当選おめでとうございます!ぴっぴさんと、浦沢直樹先生の作品とが出会って、そうして今のぴっぴさんをつくる大切な宝物になっているのだろうな。。と想像しているので、生の浦沢直樹先生に会えることは、大袈裟かもしれないけど、ぴっぴさんだけの本当に特別な時間になるのだろうと思います。浦沢先生と同じ場所で、同じ空気を感じて、そしてそれをぜひ楽しんできてほしいです(*^^*)素敵な時間になりますね…! ブラック・ジャックOVAについて。 「ピンポン」のアニメで私のことを思い出していただけたとは!照れてしまいます(#^.^#)ありがとうございます(深くおじぎ) 私にとって、大切なアニメが一つ増えたんです。本当に、ぴっぴさんのおかげですよ。ありがとう。 もう、10話全て観てしまいました(笑)しかも今、ウィキペディアで調べてFINALがあることを知り、YouTubeではない他の動画サイトでそっちを観ているところです。それくらい夢中になってます。 出崎監督のことも、ウィキペディアで観てみたのですが、アニメ界の革命児のような方なんですね。私は、この方のブラック・ジャックがアニメとしてとても好みです。うまくは言えませんが、ハードボイルドと言うのでしょうか…哀愁・色気・優しさがあり、シブいといいますか硬派だと感じました。もちろん、人それぞれ評価は違うと思いますが、私は感動して心奪われました。本当です!ぴっぴさんの感性・人柄がすごく素敵だな、合うな(と勝手に)〜と思っていたところに、やっぱりアニメもぴっぴさんの好きなものを紹介してもらって、ドンピシャで好きでした。主要登場人物がほとんど女性なことや、大概の女性がブラック・ジャックに好意を寄せる点、ブラック・ジャックも以外とまんざらでもなさそうなところなど、なんかこう…むずがゆくなったり、ちょっと嫉妬したり(笑)すること多々でしたが(笑)、そのバランスも素晴らしいと思いました。心の中で何度も、「でもブラック・ジャック先生にはピノコがいるんだからね!大丈夫だよね!」と自分に言い聞かせたり(意味ないのに)。相変わらず長くなってしまいましたが、いつか自分用DVDちゃんと手に入れます。

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ちーず
1年以上前
ぴっぴさんこんばんは! マンバのイベント、行けるように手配中です。その日に友人との先約があり、途中からの参加となってしまう可能性が高いのですが、私もぴっぴさん、漫画を愛している皆さんにお会いしたいのです。オフ会というのは初めてなので緊張もあるんですが、行かなきゃ…!という気がしています。ぴっぴさんとおしゃべりさせていただきたいです(o^^o)会場には行ったことがないのですが、素敵なところなんですね…!!機会があったらプライベートでも行きたいです。 浦沢先生、様々なことに挑戦されているのですね!PLUTOすごく気になってるので近いうちに必ず読みたいと思います。MONSTERも。ビリー・バットはそんな感じなんですね!読んでないのでなんとも言えないのが歯がゆいですが…。ビリー・バットはつまらない、とはっきり言えるぴっぴさんの漫画への向き合い方とても好きです。この頃、この作家だからイイんだ、みたいなのにみんな流されすぎなのかな〜と思っていて。同じ漫画家さんでも、作品によって伝えたいことは違うであろうし、そこで好き嫌いが分かれても自然なことだと思うので…。漫画に限らず、音楽のファンの人にも言えることなんですけど…。って小言になってしまいましたね、すみません!そういうのも含め、ぴっぴさんのお話をこれからもたくさん聞かせていただきたいです(^ ^) ブラック・ジャックOVAのFINAL、観ない方がいいんですね…!笑 でも実は、FINAL1話目の残り8分くらいのところで、観るのやめてたんですよ、偶然。それまでのOVAだと途中で止めることなんて考えもせず一気に観るほど夢中になったんですが、FINALは私の中でも、そんなに引っかからなかったみたいです。ぴっぴさんからのご忠告もあるのでもう続き観なくてもいっか…なんて思ってます。 「沈む女」、私も一番心に残ってるので一番好きかもしれません。ツキコのキャラクターがいいし、ツキコのためにお金のことなんて一つも構わず人知れず尽力するブラック・ジャック、彼はこういうところあるよなぁ…と、納得して観ることができました。何気に旅館の主人やタクシー運転手がいい人で、好きです(笑) それとツキコのキャラクター、よく考えたなぁと思います。本当の純粋さみたいなのが出ていて…しゃべり方が変なところも可愛くて好きです。この回についてぴっぴさんの語りをもっと聞きたいですね…!! ぴっぴさんに、そんな風に言っていただけて本当にとっても嬉しいです。まずマンバのイベントでお会いできるように、予定を調整します!私の方こそ、妄想というよりも勝手に、心から元気をもらってます。
ちーず
1年以上前
ぴっぴさん、こんばんは! 浦沢直樹先生の講演会、当選おめでとうございます!ぴっぴさんと、浦沢直樹先生の作品とが出会って、そうして今のぴっぴさんをつくる大切な宝物になっているのだろうな。。と想像しているので、生の浦沢直樹先生に会えることは、大袈裟かもしれないけど、ぴっぴさんだけの本当に特別な時間になるのだろうと思います。浦沢先生と同じ場所で、同じ空気を感じて、そしてそれをぜひ楽しんできてほしいです(*^^*)素敵な時間になりますね…! ブラック・ジャックOVAについて。 「ピンポン」のアニメで私のことを思い出していただけたとは!照れてしまいます(#^.^#)ありがとうございます(深くおじぎ) 私にとって、大切なアニメが一つ増えたんです。本当に、ぴっぴさんのおかげですよ。ありがとう。 もう、10話全て観てしまいました(笑)しかも今、ウィキペディアで調べてFINALがあることを知り、YouTubeではない他の動画サイトでそっちを観ているところです。それくらい夢中になってます。 出崎監督のことも、ウィキペディアで観てみたのですが、アニメ界の革命児のような方なんですね。私は、この方のブラック・ジャックがアニメとしてとても好みです。うまくは言えませんが、ハードボイルドと言うのでしょうか…哀愁・色気・優しさがあり、シブいといいますか硬派だと感じました。もちろん、人それぞれ評価は違うと思いますが、私は感動して心奪われました。本当です!ぴっぴさんの感性・人柄がすごく素敵だな、合うな(と勝手に)〜と思っていたところに、やっぱりアニメもぴっぴさんの好きなものを紹介してもらって、ドンピシャで好きでした。主要登場人物がほとんど女性なことや、大概の女性がブラック・ジャックに好意を寄せる点、ブラック・ジャックも以外とまんざらでもなさそうなところなど、なんかこう…むずがゆくなったり、ちょっと嫉妬したり(笑)すること多々でしたが(笑)、そのバランスも素晴らしいと思いました。心の中で何度も、「でもブラック・ジャック先生にはピノコがいるんだからね!大丈夫だよね!」と自分に言い聞かせたり(意味ないのに)。相変わらず長くなってしまいましたが、いつか自分用DVDちゃんと手に入れます。
ブラック・ジャック
1973年に連載がスタート
ブラック・ジャック 手塚治虫
ゆゆゆ
ゆゆゆ
例えば姪や甥に、何と言ってオススメするか考えてみたけど、ざっくりとしたあらすじでは読んでみようかなという気持ちにならず。 どうにもならないことをどうにかしようとする人たちは喜劇的だったり、悲劇的だったり。 ドラマが生まれておもしろく読めるのだけど、そう言われても未読ではピンとこない。 実際のストーリーを軽く説明してみたら! と思ったものの、印象に残っている話として、「患者の腫瘍の中身から女の子を作り出した話があってね、それがヒロインのこの子」とうろ覚え混じりで話したとして。 この話で興味を持たれたら、それはそれで姪や甥が心配になってしまう。 「図書館で借りて読める、今でもアニメや映画でリバイバルする漫画の一つだよ。50年近く前の漫画になるけど、覚えていたら読んでみてね」のほうが読んでもらえそうだ。 結局、漫画の薦め方は、ジャンプがアプリでは初回無料になったきっかけとして読んだ「タイパ」の話に戻るんだなと気づいてしまった。 たくさん漫画を読んでいた学生の頃は、布教したい漫画は、学校で回し読みしていたもんなあ。 https://twitter.com/HosonoShuhei/status/1583848978747379713?t=h6O1c-DSvn2vuTc2Hj3tYw&s=19
奏のララ
陽ギャルミーツ陰ボーイ&絵画 #1巻応援
奏のララ
兎来栄寿
兎来栄寿
近年も「ギャル」という存在は大人気ですが、ギャルが持ち前のスーパーポジティブさと激高コミュ力によって、普通ならコミュニケーションを図るときに存在する壁をいとも容易く瓦解させ突破していくところは爽快ですよね。そして、触れ合った者にもその陽の気を与えていくところもまた強く、物語創作においても徴用されるのもむべなるかな。 本作は、『漫画的展開で彼をオトしたい!』の西宮瑠花さんが新たに描く、ギャル×天才陰キャ少年×絵画な物語です。 この作品の主人公ララも、非常に良いギャルっぷりを見せてくれます。高校入学1ヶ月で数学の授業を落とす直前まで行っている不真面目さ加減は見せつつも、心根は優しく明るい良いギャルです。すっぴん時にはパッとしない容姿が、化粧によってバチバチに盛れるのもある種リアルです。 そんなララが、同じ学校でありながら偏差値が40も離れた芸術科で絵を描く天才・奏(かなで)に出逢うことで運命の輪が転回を始めます。奏の絵に一目惚れして、まったく未経験ながら自分も絵を描くことを始めてみようとするララ。そして、ララという最高のモチーフにして、自分を全肯定してくれる無二の存在に初めて出逢った陰の者の奏。彼らが織りなすインパクトの強いハーモニーが、胸を高鳴らせてくれます。 「サイコミといえば毒親」というくらい、サイコミ作品の主人公たちは毒親に苦しめられていることが多いのですが、本作のララのお母さんは珍しく良い意味でこの親にしてこの子ありと言えるものすごく良いお母さんです。絵を描き始めようとしたララは周囲からさまざまな理由で反対されたり難色を示されたりしますが、そんな中でも慰めて明るく励まして応援してくれる母親の姿はサイコミでは非常に珍しくて思わず感激してしまいました。その分、奏の方の家庭がいろいろと複雑ではあるのですが……。 西宮さんの画力の高さでキャラクターの魅力が引き立っていますし、また物語的にも絵に一目惚れしたというエピソードが視覚的に否応なく納得感を生んでくれてララに同調できます。好きなものを見つけて、本気で取り組んでみる瞬間は大切で美しいもの。人によっては否定するかもしれませんが、これくらいのきっかけだって全然良いですよね。 必死に努力しても届かないものに、軽い気持ちで手を出そうとするララのことが気に食わない委員長の篠原ゆりこさんや、奏の弟の春を始めサブキャラクターも味があり、主軸のふたりを含め彼らがどのようになっていくのか今後も楽しみです。 なお、1巻巻末のゴールデンレトリバーちゃんもかわいいです。
偽聖女クソオブザイヤー
見た目は聖女、中身はおっさん。ゲスさは心のなかに。
偽聖女クソオブザイヤー
ゆゆゆ
ゆゆゆ
メインヒロイン・エテルナに惚れて買ったギャルゲーが、メインヒロインがほぼ死ぬルートばかり。 そんなゲームにどハマりした、死に至る不治?の病の主人公。 ヒロインが死ぬ原因はクソオブクソの悪役偽聖女が、ヒロインが闇落ちするルートを無数に用意して消えるから。 ヒロインが救われる未来を! 二次創作ですら解消できない思いをこじらせた主人公は、なぜか夢の世界でクソオブクソの偽聖女のほうになっていた! どうや、夢の中は現実のゲームと連動しているようで…?? タイトルの酷さに興味を引かれ、読んでみて主人公の雑さ…もといエテルナラブっぷりがおもしろい。 エテルナラブ。 心の中はとても雑で、とてもゲスい。 でも大好きなヒロインに清らかな聖女の座を譲り渡すため、奮闘&まるで聖女のような言動をとっている。 すべてはエテルナを救うために。 そのギャップだけで楽しくて読み進められる。 バレないものですなあ。 主人公の介入によって、ゲーム内主人公がマッチョになっていたり、ヒロインが自身の存在を疑問に思い始めたり、いろいろ布石は敷かれている。 気づかず、ゲスい心で清らかな偽聖女を演じる主人公。 主人公は、ゲーム内主人公とエテルナのトゥルーラブルートをみることはできるのか! 乞うご期待!!
神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~
LINEマンガNo.1作品が単行本化! #1巻応援
神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~
兎来栄寿
兎来栄寿
元々は漫画家向けのさまざまなサービスを行ってきたナンバーナインが、社運を賭け全力で送り出してきたオリジナルWebtoon。『終極エンゲージ』や『鉄輪のカゲ・ルイ』の江藤俊司さんが原作を務める作品です。 今年の1月には月間の売上が1億円を超え、LINEマンガにおけるview数も累計1億viewを突破し、現在快進撃を続けている作品です。近い将来にアニメ化などもされ、ますますブレイクしていくのではないでしょうか。 個人的に中の方々との関係値が深いこともあり始まったときから応援してきているのですが、ここでは忌憚なき意見を述べたいと思います。 まず、率直に言って本作は面白いです。ただ、今回発売した単行本1巻の範囲では、今後の展開への期待を煽るカットバックや世界観の説明がある原作の1話がない上に、まだヒロインも登場していないこともあって作品の魅力が十分に伝わり切らないと思います。特に序盤はいわゆるWebtoonやなろう系にありがちな設定のテンプレート的な展開ですし、正直に言って新鮮味もそこまでありません。最初にこの単行本だけを渡され読んだ場合、「イマイチかな~」とそこで読むのを止めてしまうことも大いに有り得るでしょう。それは少しもったいないです。 この『神血の救世主』は、黄金級プレイヤーたちがその力と魅力を振るい始める20話くらいまではまず読んでみて欲しいと思います。LINEマンガでは2、3日でそこまでは無料でも読めるでしょう。『聖闘士星矢』も黄金聖闘士が出てから、『鬼滅の刃』も柱が出てから、すなわち魅力的なサブキャラクターたちが複数登場してから人気がより強固なものになっていきました。まずそこまで読んで楽しめるようであれば、そこから先はさらに面白さが加速していきます。 私は江藤さんの外連味溢れる厨二病感や、王道展開の中でも意外性を持たせて強い引きを作る部分が好きで信頼しています。そういった面は、後からどんどん強まって登場してきて、大いに作品の魅力として発揮されていきます。江藤さんが初めて挑むWebtoonというフォーマットでありながら、そこに上手くアジャストしながら持ち味を活かしていこうという工夫も随所に見て取れ、従来のWebtoonにはなかった国産Webtoonとしてできることを実験している部分も今後の作品の可能性の拡張に繋がっていく価値ある挑戦だと思います。 王道的バトルファンタジーとしての要素をしっかり踏襲し、段階的にカタルシスがありながら、キャラクターも魅力的。国産Webtoonのベンチマークとして今後も注目され続けていくであろう作品ですので、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。 余談ですが、私個人は買うときにマンガの値段を気にすることはまずありませんが、この価格だと特に小中高生にとっては高価に感じられ購入を躊躇ってしまうであろうことは否めません。単行本の価格は近年紙や印刷代、運送費用も高騰しているので軒並み高くなってきているという事情は承知しています。フルカラーだとこのくらいの値段になってしまうのも重々解ります。ただその上で、せめて電子版だけでももう少し安く設定してもらうか、あるいは単行本でしか読めない巻末のおまけを更に充実させるなどがあると良いなと思います。
不揃いの連理
タイトルから見る"伴侶"の形
不揃いの連理
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
ここではタイトル『不揃いの連理』の語義と内容をリンクさせながら、(6巻までで)四組の女性ペアの関係を追う本作の魅力を書いてみたいと思います。 「連理木(れんりぼく・れんりぎ)」というのは、隣りあった木々の接触した枝や幹が一つにくっつき、木目まで混ざり合った状態のこと。そこから「連理」という言葉は二人の深い契りを表すのだそうです。 幸せな予感のある「連理」という言葉。では「不揃いの」という言葉はどうでしょう? 登場するペアは、いずれも全然タイプの違う二人。そしてどちらか片方、もしくは両方とも「ダメな人」だったりもします。 まっとうな会社員×元不良は見た目に反して、ダメなのは会社員の方。いかにも悪そうな人と優等生のJKコンビは、優等生が意外と暴力的etc……。でもそんな二人が何故か寄り添う。 ではそこにどんな心があるのか。 ある人に惹かれる理由を、言葉で言い表すのは難しい。でも、なぜある人の側にいるかは、理由を言える場合もある。 この作品でそれが分かりやすいのは、ダメな漫画家に接する生真面目な編集者。彼女は恋愛的惹かれの他に、ダメな漫画家を支える動機としての「ある気持ち」を持っている。そして同じようなものは、他の三組にも見て取れる。「ある気持ち」はおそらく頼りない人に対する普遍的な心情なので、納得する人は多いと思います。 「ある気持ち」で支え合い、接するうち、彼女たちはいつのまにか離れ難くなっていく。そこには理屈ではなく、もはや必然として一つになった連理木が生まれている。 伴侶って、こういうことだよな……大きな安心感とエモーションが同居する感じ。実はかなり暴力描写・しんどい内容も多いのにそれはとても不思議な感覚で、いつまでもこの物語を追う動機となってゆくのです。 ダメな人に対する、共通する「ある気持ち」......どんなものか、ぜひ本作から探してみてください。 さあ、まだ不穏な堅物教師×生徒の物語はどうなるかな? (6巻までの感想) (追記:実はマンバ読書会でリアルタイムで書いたものから、細かく改稿しています。どんなふうに変化しているか、ぜひ配信と比較してみてください! https://www.youtube.com/watch?v=FgBPuVvUHFI) #マンバ読書会 #クチコミを書く回
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