ナンバーナインマンガの感想・レビュー209件<<56789>>小学生くらいの時に読んだ思い出の漫画天才料理少年 味の助【新装版】 宗田豪名無し父親が読んでいたマガジンの中から読んでいた記憶。 ハンバーガーの話が面白かったと思い出し、絶版漫画図書館Zで読み直したけど、熱々のハンバーグに手を押し付けて「肉汁がっ、この肉汁がっ」とキレる味の助くんの勇姿が見れた。 ハイテンション料理漫画にしてもスゴイけど、このクレイジーさが少年心を掴んでいたんだろう。最高だったライトな社会人百合マンガ馬であり、鹿である。 ユニ名無したぶん同人誌として出したものだと思うけれど、30ページちょっとなのでサクッと読めます。内容もライトめです。 高校時代の同級生同士が偶然母校の新任教師として再会し、一気に距離を縮めていく、同僚以上恋人未満な社会人百合マンガ。 表紙右の吉岡さんは、高校のときから特定のグループに属さないけど常に周りに人がいる人気者であるのと同時に男をとっかえひっかえしてると無節操な噂が絶えない人(事実なんだけど本人は全員本気だと言い張る)。 対して左の松野さんは真面目なガリ勉タイプで目立たないグループ。 当時は殆ど接点がない二人だったけど、枠にとらわれない吉岡さんが自分と違いすぎて気になってしょうがない松野さんに、一枚も二枚も上手な吉岡さんがからかいつつ相手をしてあげる感じ。ただでは終わらせない怪作分身した話 加藤片nyaeいじめのせいで学校に行けず、親の期待も弟にしか向かない中、鏡から自分の分身が出てきて…という導入から、分身を学校に行かせて自分は遊び呆けるという流れまではそう珍しくない展開。 ただ最後まで読んで、…ん?あれ?いや…え??? とすこし混乱してしまった。 そうしてまた最初から読み返してみるのですが、何を信じてどれを疑えばいいのか分からなくなります。 あーそういうことねとすんなり解読できる人もいるかと思いますが、私は見事に著者の仕掛けにかかってしまった感が否めません。 これはできるだけたくさんの人の感想を聞きたくなる、怪作だと思います。秀逸なヒューマンドラマの漫画短編集漫画短編集「メイドインバイバイ」 studio chavo名無しちばてつや賞大賞や新人コミックオーディション大賞が気になり購入。自力が強烈。人間交差点のようなドラマチックな漫画が好きな層向け。厳選!読んでほしいこのマンガ少女聖典 ベスケ・デス・ケベス著者:ルノアール兄弟9巻まで刊行作品情報はこちらゲーム業界の胃が痛くなるリアルチェイサーゲーム 松島幸太朗 柚木元 松山洋mampuku実在のゲーム制作会社を舞台にしたお仕事漫画。エンタメでありながら、胃が痛くなるようなリアルさで面白い。「NEW GAME!」よりは「東京トイボックス」や「SHIROBAKO」寄り。ロマンや情熱、挫折と成長……も無いではないですが人間どうしが集まった"会社"というものの難しさが描かれています。 全話無料公開されています。 https://www.famitsu.com/serial/chasergame/201812/17169258.html クリエイター論としても非常に共感できる内容です。 あとITの分野の話なのに絵やノリがレトロでちょっと新鮮wテレビでよく見る「大阪」は実際にリアルにああなのか…?大阪ちゅーとリアル だたろうmampukuTwitterで作者本人が宣伝していたので読んでみたところ、リンク先でめちゃくちゃ読めた上に面白くて止まらなくなった。 https://curazy.com/manga/episode?id=4110# 物心ついて以降、大阪に住んだことがないのでどこまで鵜呑みにしていいのかわからないが寸分違わぬ「イメージのなかの大阪」過ぎて逆にホントかよwとつっこみたくなる。 さまざまな「大阪っぽさ」をベースに魅力的なキャラクターたちがオモロイ日常(ラブコメあり)を繰り広げる。私は根っから江戸っ子なので住んでみたい、とまでは思わなかった(笑) 大阪に詳しい人や大阪の人がいたらどんな感想かきになるもっと困らされたい!困ったじいさん【同人版】 大江慎一郎 大江しんいちろうたかTwitterでファンになり、マンバで単行本が出ていると知り読みました(KindleUnlimitedで読めますのでぜひ!) 表紙から伝わる自費出版感が作風とマッチしていてたまらない…! 雑誌でよくある、話の最後に書かれる「★付きのアオリ」を作品の一部にしているところがすごい好き。 単行本描き下ろしの、若い頃のじいさんとばあさんのエピソードにはいつも以上にキュンとしました。じいさんやるな〜!! LINEスタンプもあるのでこれで大切な人を困らせましょう。 https://store.line.me/stickershop/product/6835839/ja電書のみの発売、見逃してた方は是非。モノクロイエスタデイ 今井大輔sogor25小学館の雑誌で発表された読み切りに未発表作を併せた短編集。今井さんの作品はどれも単純な結末ではない悲喜劇っぽさがあり、今回の作品も確実に心に爪痕を残す読後感。そして作中に登場する設定や背景が単なる舞台装置ではなく物語やキャラの心情とリンクしているので、マンガとして意味のある表現になってるのがまた良い。 作中の注釈でも述べられてるけど確かに現行の作品と比べると画力に不精巧さを感じる所もあるけど、短編で確実に心に残るストーリーはこの頃から間違いない。 全1巻読了AIに恋する天才少女の冒険譚アイとアイザワ かっぴー うめ(小沢高広・妹尾朝子)名無し原作は左ききのエレンのかっぴー。作画は東京トイボックスや南国トムソーヤのうめ。なかなか魅力的なコンビ。 連載はマンガトリガーで一日一話無料のチケットがもらえる形式で読める。内容は、瞬間記憶能力「カメラアイ」の持ち主アイとAI【アイザワ】の恋と冒険の物語。話の展開は面白いが、すこし大味かもしれない。キャラ立ちもいいが、2巻完結のため、掘り下げが物足りない。もうすこし尺があればなぁと思った。良い読切だよもっと描いてくれ!その才能分けてくれ! オノデラユズカオ名無しマンバの本日発売で見てジャケ買いした(¥108) イラストレーターでもあるマンガ家さんが描いたマンガらしく、ザラザラした太い線の温かい感じが良かった。 31Pの中でテーマがちゃんと描かれててユーモアも入ってるのが見事! 教育実習生の先生が高校生小説家の先生の才能に憧れ、徹底的に平伏しているのが好き。わかる...自分が敬愛する天才の方を前にしたらそうなる。 ストーリーの「素晴らしい才能に価値を感じず能力を活かさない天才に、凡人がなんとか才能を発揮させようとする」パートは、天才側からしてみれば望んでないことを押しつけられているわけで、読んでる間は少し主人公側の言動に諸手を挙げて賛成はできなかった。 ...が! 物語の結びで主人公の行動のおかげで天才高校生小説家先生が助けられ、主人公も自分の憧れに携わる仕事をしていることで、キチンと劇中の行いが報われてたので読んでいて気持ちよかった。 「天才には才能を発揮する義務があるんだっ!!」というセリフが熱い。 全世界の天才に届け南国の神秘を感じさせる冒険譚南国トムソーヤ うめにわか東京トイボックスのコンビ、うめの作品。沖縄にある離島、羽照間島という舞台で広げられる南国冒険譚。現実に存在するものではないものの波照間島をモチーフに上手に虚構化しているため、リアリティがある。 古代史や海洋史、遠い南国だからこそありそうな神秘的伝承を絡めて、紡がれる物語はまさにロマン。青春期がゆえに大きく変化する登場人物の関係性も大きな見どころだ。辛いけど読まずにいられないT京K芸大学マンガ学科一期生による大学四年間をマンガで棒に振るルポマンガ 佐野水涼名無しある青年の大学生活。読んでいて辛すぎる漫画.... https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=manga&illust_id=16763692覇王愛人覇王・愛人 新條まゆ名無し小さい頃に読んだのを思い出しました! 色々と無理がある設定でしたが面白いと思います!圧倒的に強い漫画キーチ!! 【合本版】 新井英樹starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)新井英樹マンガをあまり読めてなかったなーと思い読み始めたが、やはり凄まじかった。 器の大きそうな両親と、とんでもなくエネルギーに満ち満ちている幼児のキーチの核家族から話は始まる。 なぜかは分からないが、読み進めていくと最初からずっと泣きそうな気持ちで読んでいることに気付いた。 両親の愛ゆえだろうか、ノスタルジーだろうか、キーチの中に何かを見ているんだろうか、と。 2巻でようやく分かった、最初からそうだったんだ、そういう目線で描いていたんだと。 僕は2巻で涙が止まらなくなってしまった。 そこからは一気に読んだ。 パワー。 紙面から溢れる人間的魅力、迸る生命力。 あてられてしまった。 荒唐無稽な話にも思えるが、それを可能にしてしまうと思わせてしまう漫画の強さがあった。 何を見て何を食べて何に影響受けて育ったらこの強さを出せるんだろう。 恥ずかしい話、一生勝てないと思ってしまった。 もう、勝てないのはいいとして、早く、続きを読もう。姉系4コマヘタレ姉。 春夏アキトかずら現実に姉が居ないのでなんともですが、こんな感じの姉って存在するんですか? というよりこんな感じの弟が存在するのか・・・ それはよいとして、4コマとしての質も高いですー ちゃんとオチるし、面白い。 タイトル通りヘタレ(というよりドジ?)な姉と、 そんな姉が大好きな弟の日常生活です!泣けると話題だったウェブ漫画良い祖母と孫の話 加藤片名無しばあちゃんが作るお弁当をひたすら捨てまくる孫との話 電脳MAVOで連載していたようだけれど、小学館から出版することになったからか 今は1話のみ公開している 1話を読んでみたけど、結構えぐられた著名ゲーム開発者がやめて、新会社設立って大東京トイボックス【デジタルリマスター版】 うめマンガトリツカレ男METAL GEAR」シリーズの小島秀夫氏がコナミデジタルエンタテインメントを退社 http://www.4gamer.net/games/999/G999903/20151216016/ この漫画を思いだした。 <<56789>>