じんせいがそんなにもうつくしいのならおぎわらひろしまんがさくひんしゅう
あらすじ
直木賞作家が60代にして漫画家デビュー! 荻原浩にしか描けない、センチメンタルで不可思議な絵物語。人生のほろ苦くも愛おしい一瞬から、日常の半歩先に広がるブラックで奇妙な世界まで、全8編収録。○アマゾン川流域に流れ着いた瓶の中には、日本語で綴られた遥か遠い地からの手紙が入っていた……「大河の彼方より」○93歳。病室で最期の時を迎えようとしている幸子のもとに、次々と懐かしい人々が訪れて……「人生がそんなにも美しいのなら」○4月1日の午後1時にあの桜の木の下で会おう。幼なじみの二人が交わした約束の行方は……「あの日の桜の木の下で」
3
初恋
あらすじ
「あなたの手は、こんなにやさしい音も出せるのよ」――ケンカばかり繰り返す寡黙な中学生・高良。とあるきっかけで、音楽教師の佐々木にピアノを教えてもらう。佐々木との日々の中で、高良の中に変化が生まれ…。
あのみあーず
あらすじ
禁忌の欲望が踊るグロテスク異能バトル(週刊ヤングジャンプ2020年21号)
くらもちかでんめがねさんのひとりごと
あらすじ
1972年「メガネちゃんのひとりごと」でデビュー以降、「おしゃべり階段」「いつもポケットにショパン」「天然コケッコー」「花に染む」など、常に一級の少女まんがを描き続けてきたくらもちふさこ初の自伝&秘伝の書。これまであまり語られることのなかったデビュー当時の別冊マーガレット編集部の様子や壮絶な制作秘話、まんがの意外な裏設定など、知られざるエピソードが満載。まんがを描く人にも読む人にも、必ず響くこと間違いなし! 読めば、もう一度「くらもちワールド」にダイブしたくなる、ファン必携の一冊。※NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の劇中まんがの原作者。
小説家・荻原浩が描いた短編漫画集。心温まる話が多くて、とても良い短編集でした。若干の読みにくさもありましたが、全体の情景、時間の流れ方、世界観など、小説家ならではの表現に溢れています。特に表題作は「明日の記憶」を思わせる内容で素晴らしい一遍です。 なぜ小説家が今になって漫画を描くに至ったかは、本の後書きで詳しく語られてますが、気になる方は下記のインタビュー記事を読んでみてください。 https://dot.asahi.com/wa/2020061900011.html?page=1 また、Webで公開されている漫画家・こうの史代先生との特別対談インタビューも読み応えがあります。 https://note.com/shueisha_bungei/n/n4c32c02ca788