水木しげる伝 ボクの一生はゲゲゲの楽園だ
武良家の次男に生まれたしげるは、とりわけ元気がよく人なつっこい子供だった。それにどうしたわけか胃が丈夫で、少々くさったものでも平気だった。子供の頃は「ズイタ」すなわち、なんでも食べるあさましい者という意味のあだ名を頂戴していた。万物は食べられると思っていた。頭の中で自問自答するクセがあり、四歳までしゃべれなかった。巨匠・水木しげるが波乱万丈な半生を漫画で綴る!!
水木しげる貸本傑作選 墓をほる男
クチコミなし
このはなしは、生者と死者の間には、お互いに知ることのできない、なにか別な世界があるのではないだろうかと思わせる、実話である。ある嵐の夜、詩人の三島ユキ夫は、日本のしゃれこうべを土産に欲しいというジャン・コクトオ氏の望みを叶えるため、墓荒らしをした。3つのしゃれこうべからは妖気が漂っていて…※この作品は、「墓をほる男(1)」(太田出版)と同じ内容です。
水木しげる貸本傑作選
クチコミなし
忍者たるべく、はるばると伊賀へまいった少年。道中、忍術評論家と名乗るエライ人間に声をかけられる。忍者採用試験はきわめて難しく、合格率は千人に一人だと言われ、驚いた少年はこの人物の指導を受けることに――。第一の問題は川から魚をとってくること、第二の問題はフトンを持ってくること…少年は次々と問題をクリアするが!?※この作品は、「水木しげる貸本時代ロマン(1)」(太田出版)と同じ内容です。
水木しげる貸本ホラー傑作選
クチコミなし
ある時、僕は「出社するに及ばず」という会社からの通知を受け取った。出勤せずに給料をもらえるのかと思いきや、どうやら僕は首になったらしい。一緒に首になっていた栄太郎先輩と僕は、期せずして意気投合した。栄太郎先輩の提案で、僕達は金持ちになるため、ヤマタノオロチの宝を探す旅に出た…水木しげる、幻の初期作品復刻!!※この作品は、「水木しげる貸本モダンホラー(1)」(太田出版)と同じ内容です。
水木しげる貸本傑作選 悪魔くん
クチコミなし
いまここに人類がかつて生んだことのない頭脳の持主が現れて、一万年に一人しか理解できないといわれるユダヤの古書をひもといて、その文字の裏側にかくされた「悪魔を呼び出す術」にふけっていたとしたら、どうであろう。我が「悪魔くん」がそうなのだ……幻の奇書、ここに蘇る!赤貧時代の水木しげるが描き切った救世主の受難物語。※この作品は、「底本悪魔くん(1)」(太田出版)と同じ内容です。