ドン・ドラキュラ

連載時は不人気でしたが、名作と遜色ない面白い作品だと思います。

ドン・ドラキュラ 手塚治虫
酒チャビン
酒チャビン
あまり人気は高くない気がしますが、かなり面白いです!!少年チャンピオンでブラック・ジャックの後を受けて1979年に連載された作品です。 ブラック・ジャックと同じく、主要なキャラクターを中心とした1話完結ものが続くスタイルで、このスタイルにはブラック・ジャックと本作の他、ミッドナイト、七色いんこなど名作揃いのお得意なスタイルです! とにかくキャラも皆楽しく、好感が持てます!ドラキュラとチョコラの親子はもちろん、イボジがすぐに破裂してしまうヘルシング教授(そのせいでいつも貧血気味なので、血を吸うドラキュラに敵意を燃やしており、吸血鬼撲滅研究所の所長をやっている)や、サイコパス気味で行動が破天荒な村井警部、よくわからないブロンダなど皆魅力的です! ドラキュラもニンニク・水・日光・杭など弱点がかなり多く、しょっちゅう灰になってしまっています。 本人もかなり楽しんでノッて執筆していたとのことで、ギャグなどは手塚作品屈指の切れ味だと思います!かなり面白いです!!! ただ連載時の人気はイマイチだったようで、半年ほどで打ち切りに・・・こんなに面白いのに・・・ ちなみにアニメも打ち切りになっていて、放映話数はなんと4話・・・史上最速の速さです・・・ ただ、不人気というよりは大人の事情での打ち切りだったようで、そこは安心しました! 小山高生さんは、ドン・ドラキュラのアニメが思いがけず早期打ち切りになったことによって、ドラゴンボールのアニメに関わることになったとのことで、縁というものは不思議だなあと思いました。 https://twitter.com/koyamatakao194/status/1455183876792340480
終わりのセラフ

吸血鬼を滅ぼす

終わりのセラフ 鏡貴也 山本ヤマト 降矢大輔
Nano
Nano
ある日突然、未知のウイルスによって世界は滅びた。 生き残ったのは子供だけ。 彼らは地の底から来た吸血鬼によって支配されていた。 8歳の時、優一郎は親に殺されかけ、孤児院へと連れてこられた。 同い年のミカエラをはじめとする、新しい家族。 しかし突如致死性のウイルスが蔓延、大人たちが倒れていく中、地下にいた吸血鬼たちに優一郎たちは保護される。 それから4年後、吸血鬼たちに支配されながらも、ミカエラは脱出の計画を練っていた。 優一郎は家族たちとともに逃げ出そうとするも、吸血鬼の罠にはまり全滅、隙をついて優一郎のみ脱出に成功する。 そこは、世界は、滅んでなどいなかった。 優一郎たちは吸血鬼にずっと嘘の話を聞かされていたのだった。 そこに吸血鬼殲滅部隊を名乗る軍人グレンが現れる。 優一郎は彼に拾われ、吸血鬼たちへの復讐を誓う。 フェリド様めっっっちゃ好き……ずるいやろあんなん…… ストーリーというか構成というか、厚みあるのにすごく読みやすい。 画が綺麗だし、するすると読める。 フェリド様が良すぎてそれだけで読む価値がある。 自分のツイート検索したら7年位前あらぶってて笑いました。 フェリド様を宜しくお願いします。