ポストアポカリプスマンガの感想・レビュー131件<<12345>>ピュアだが「糞尿垂れ流し」感大ありのカップル終末の人類に文明は必要ですか? TALIOsamaBinLaden長文失礼します。 このストーリーにはなぜか魚の名前がついている「カサゴ」「メバル」の二人が主人公。その登場人物ほぼ全員必要最低限の思考と語彙しかないしゃべり方をしていてぶつ切りでゆるい感じである。だが物語自体はかなり不穏である。まず最初に出会ったカサゴや「天使」の連中は「神」の名のもとに電子機器などの文明を奪い取っていた。その傲慢な姿勢はナイジェリアのイスラム過激派「ボコ・ハラム”西洋教育の罪”」を彷彿とさせる。彼らも「女子供を楽園に行かせる」という名分で自爆テロ要員確保のため誘拐にまで手を染めていた。そのカサゴだが文明を集めるためなら躊躇なく銃を手にする手際の良さから実際に何人か殺めているのだろう。メバルも最初カサゴと会った際に性交と引き換えに食べ物をねだっていた。その手慣れた様子から彼女もすでに何人もの男から(成果)にありつけたことがうかがえる。 そんなモラルもデリカシーも根本からない「糞尿垂れ流し」という言葉がお似合いの二人だが決して下劣ではない。「レジスタンス」という武装勢力と取っ組み合いの場面ではラジカセから聞こえる音楽に二人そろって涙を流し、カサゴはメバルが歌う姿を見て「所詮素人だ」とけなした次の場面ではいきなり崩れ落ちて号泣し「泣いてる…アタイ泣いてる!」と一人称まで変わるほど動揺する。さらに二人の仲にも変化が起きる。メバルがセクハラじみたからかいを言われると「私はカサゴとしか”しない”」と本人の前で言ってカサゴを赤面させていたし、文明(ゲーム機)を奪おうとするカサゴをメバルが泣いて止めたのに対し、父親の死に関係した人間を前に逆上したメバルを今度はカサゴが止めていた。お互い「大切な人に一線を越えさせたくはない」「この人と一緒にいたい」という感情が芽生え始めている。むしろ二人はピュアな方だろう。これからどう物語が進むのか見当もつないが多分バッドエンドでも二人はお互い笑っていけそうな気がする。誰もいない日本の名所を2人の少女がツーリング! #1巻応援終末ツーリング さいとー栄nyae表紙買いしました。 普段はそれほど終末世界を旅する系は読まないですが、これは買ってよかったなーと思いました。 主人公の2人以外登場人物はほぼ居らず、食料を探しに入った空き家のなかには、時折り人間の遺体があることも。悲劇的な状況にも見えますが、2人が至って明るく楽しそうに旅をしているのと、実在する場所を旅している(箱根、横浜、ビッグサイトなど)ため軽い旅行気分が味わえます。 主人公2人はかつてお姉さんがSNSにあげていた場所を巡っているのですが、3人の関係は本当の姉妹かどうかは謎。主人公のひとり・アイリは人間かどうかも…微妙。 そういう細かいところや、もしかしたら生きてる人が居るかも?というところで1巻が終わってるのも気になりますが、単純に2人が荒廃した日本をバイクで旅するだけでも十分読み応えがあります。サバイバル7SEEDS 田村由美ユーカリ絵柄からは想像できないサバイバル漫画。 昔見たドラマ「漂流教室」を思い出しました。 スピード感ある展開で、でもキャラクターの個性がちゃんと立っていて、それぞれの設定や伏線の回収も細かいところまで描いてくれてます。 過去エピソードは涙なしでは読めません。 読んでるわたしもチームの一員になったような気持ちでハラハラドキドキしながら読んでいます。濃厚な設定と世界観のSFアクションリビルドワールド 綾村切人 ナフセ 吟 わいっしゅ cellstarstarstarstarstar_border宮っしぃコミカライズってあんまし良いイメージがないが、これはマジでクオリティが高い 荒廃した世界でスラムの子供だった主人公が、ある時旧世界に関する情報と出会い、ハンターとして大成していくSFアクションもの 世界観など、設定がしっかりしていてキャラも立っている 画力もかなり高くて、男女問わずどれも良い味があるし、女性キャラは可愛いのが多い 原作読んでなくてもかなり楽しめるので、これは原作も読んでもいいかもと思える、自分的にはコミカライズの中でもトップクラスに楽しめた作品厳選!読んでほしいこのマンガ虐殺ハッピーエンド著者:宮月新向浦宏和完結全8巻作品情報はこちら地獄の作画要求に応え続ける良コミカライズリビルドワールド 綾村切人 ナフセ 吟 わいっしゅ cellピサ朗スラムであらゆる物に踏みつけられながらも生きる少年アキラは、ある日拳銃を手に入れた事から一攫千金を狙い、かつての超文明…「旧世界」の遺跡に潜るハンターと呼ばれる職業になる事を決意し、近場の遺跡であるクズスハラ街遺跡にたった一つの拳銃頼りに向かうが、モンスターに襲われ死に掛けながらも探索していたら、突然全裸の美女が現れ取引を持ち掛ける…。 と、いう原作はダンジョン探索SFバトルアクションな、小説家になろうから書籍化した人気ライトノベルなのだが、旧文明の遺跡の描き分け、サイバネスティックな装備、生物・機械系の多種多様なモンスター、そのモンスターにも通用する重火器、謎の美女アルファのコスプレ七変化、厳しい経験を乗り越えたオッサン、アキラを巡る美女美少女… とにかく人物背景から小物まで、要求する物が幅広く、挿絵ならまだしも漫画でコレをやるのって相当に疲れるのが素人目にもわかるのだが、ものの見事にそれらに応え、原作の世界観を見事に表現している。 特にほぼ常にアキラの傍に侍る背後霊状態のアルファは、絶世の美女とされ実際に美女だが、戦闘となればアキラを集中させたりリラックスさせるために笑顔に無表情にと、顔も利用するという点を見事に表現しつつ、主人公の相棒ポジションとして動作の一つ一つが魅力的に描かれている。 敵との戦闘もモンスターだったり人間だったり、多様だがアルファのサポート無しでは敵わない手練れである事も多く、実際に敵の強さの表現も素晴らしく、危機一髪をアルファのサポートと地道に身に付けた成果で乗り越えていく様は、元々はスラムの底辺少年だったアキラが拳銃だけの裸一貫から成り上がっていく様と重なり、とてもカタルシスがある。 世界を表現しきる画力、見応えのあるアクション、魅力的なストーリー、原作も作画もシナジーが抜群で、理想的なコミカライズだと思う。最後の人間がAIと共に視る世界 #1巻応援メールブルーの旅人 こだまり兎来栄寿2022年に始まったきらら系作品の新連載の中でも、個人的に特に大好きな一作がこちらの『メールブルーの旅人』です。 遠い未来の世界、滅びた人類の中で唯一生き残ったハカセが「せっかく生き残ったなら最後にやっておきたい」と、AI搭載人型探査機クマノミを作り「情報の海(メールブルー)」に眠る祖父の残した宝を探し求めてさまざまな「情報世界(チャンネル)」へと向かわせるSFストーリー4コマ。 01 隔離の世界 02 保存の世界 03 本の世界 04 画一性の世界 05 階段の世界 06 ゲームの世界 07 情報の海の世界 08 部隊の世界 09 外の世界 10 レストランの世界 11 学校の世界 という目次を見ても解る通り、「情報世界」は非常に多種多様で1話1話異なる読み味を提供してくれます。感覚としては、『キノの旅』でさまざまな理の世界を旅してさまざまなものに出会い続けるのに似ています。 その中でも、私はエピソード3の「本の世界」がとても好きです。 「本って誰かが綴ってきたものでしょう? これって世界の誰かをひとりぼっちにしないためにあるんじゃないかしら! だから私は一人じゃないの! むしろ恋人がいっぱいって感じかしら!」 「たしかに研究は引き継がれたけど 過程にたくさんの思いがあるのよ でも研究には関係ないから省かれた でも省かれた思いは本(ここ)にしか無いから残したいの」 といったセリフは、本を愛する人にとっては非常に響くものではないでしょうか。 また、エピソード4の「画一性の世界」における特徴的なヴィジュアルや哲学性、そしてホラー感も良いです。 怖さを感じさせる世界もあれば、和むような世界もあり。AIのクマノミが、さまざまな世界や情報に触れることによって変わり育っていく様、また人間である博士がいつかくるクマノミとの別れを予感する様も合わさってエモーショナルです。 唯一である現実世界の人間は滅びてしまっているという根幹の設定が、何とも言えない切なさを帯びさせています。SFとしての味が確かに存在していて、ひとつひとつの言葉やシチュエーションに意味が付与されており、切り取ってそこだけ見れば何気なく見えるシーンでも深い意味を賞翫できるように作られています。 1冊を読み通した後に、冒頭で描かれる各情報世界のカラーページを読み返すと何とも言えない良さがじんわりとこみ上げてきます。 画力や演出力、構成力的にそうとは思えないレベルですが、作者のこだまりさんは初連載・初単行本ということで今後も応援していきたいです。4コマという制約の中ですら画面を上手く使った演出の上手さを感じさせてくれるので、4コマ以外の作品も見てみたいです。終末世界でポジティブの極みゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~ 麻生羽呂 高田康太郎starstarstarstarstar_border宮っしぃブラック企業に勤めていた主人公が、ゾンビが溢れて崩壊する世界でゾンビになるまでにしたいことを決め、ポジティブに日本を旅していく 仲間と出会い色々な場所でバカな事をしたりと、ネガティヴ要素満載の終末世界の中でもポジティブにやりたい事をしていくのは見ていて気持ち良さがある 笑い、出会い、別れなどなど、物語の起伏のバランスが良いので読んでいてかなり楽しめた ゾンビが溢れた時に真っ先に主人公が言ったセリフが、会社に行かなくていいんだ!は最高のつかみだった...世界の広さ、奥行きが感じられる画力に魅せられる虎鶫 とらつぐみ -TSUGUMI PROJECT- ippatuさいろくすごい。 5巻を読み途中で栞挟んだままにしていて、先程続きを読み終わってやっぱりすごいなと。 フランスで始まったという本作は今やヤンマガ掲載作品のようだけど、マンガ家になる事でドリームを掴む事が出来る仕組みがマンガ大国である日本にないのは申し訳ない気持ちになる。 が、これは面白い。最初は銃夢みたいだなって思ったけど、悲壮感はそこまで無いし、サイバーパンクではない。 フランスの死刑囚が死刑を免れたかったら行って来いと言われて放たれた先は日本。そこでの主人公たちのサバイバルは正にフランスから来たこのマンガそのものなのではないかと思ってしまった。 そんな事情はともかく、画力は本当にすごくて、キレイだし、細かいし、奥行きがあって濃くて存在感がある。キャラも魅力的だ。ポリコレにも怒られなそうな有色人種ベースになってるのはさすがと言えるかもしれない、フカヨミしすぎかもだけど元々多様性を入れ込むのが根付いてるのかも。滅びた世界の静と美 #1巻応援リュシオルは夢をみる 森川侑兎来栄寿溜息が出そうなほど美しい表紙・裏表紙に惹かれたなら、その直感を信じて手に取ってみて欲しいです。 『休日のわるものさん』や『ひるとよるのおいしい時間』の森川侑さん最新作は、滅びた世界で目覚めた少年と、彼をコールドスリープから目覚めさせた自称・大魔法使いの青年が、人間を探して旅をする物語です。 この作品は、表紙・裏表紙や広告のイラストを見てもらえば解る通りまず絵が素晴らしいです。文明が滅びて、植物に侵食された世界が緻密に美しくたくさん描かれていきます。カラーも美しいですし、白黒で細かく描き込まれた背景も魅力的です。樹々の間を差す木漏れ日、苔むした朽ちた建造物、人のいない静寂の世界でも美しく広がる空……廃墟好き・ポストアポカリプス好きには堪らない作品でしょう。 私自身もそういう趣味嗜好が多少ありますが、そのルーツを辿ると幼い頃に無限にリピート視聴していた『天空の城ラピュタ』に行き着く気がします。特に、ラピュタに着いた後に周囲を探索しているときの水面下で魚が泳ぎながらその下に滅びた都市が広がっているという構図が大好きです。『リュシオルは夢をみる』の中でも正にそういった感じの描写が行われていて「ああ、好きだなぁ」となりました。『DQⅢ』で大魔王ゾーマが「死にゆく者ほど美しい」と言っていた気持ちもちょっとだけ解る気がします。 即座に命を脅かすような危機もなくゆったりと静かに進んで行く物語ですが、その中でしみじみと感じ入るようなエピソードも描かれます。 滅びた世界を旅したい方、美しい背景に浸りたい方にお薦めです。でっかい犬に乗って滅びた北海道を大冒険 #1巻応援凍犬しらこ ハラヤス 安原萌兎来栄寿人間より大きい犬に乗って、広大な世界を走り回って冒険の旅をしてみたいと思ったことはありませんか? これは、そんな夢を叶えてくれる作品です。 氷河期(スノウボールアース)が訪れた未来の北海道を舞台に、体が氷雪でできている「凍犬」のしらこと旅をする青年・太一が主人公。 世界は徐々に温暖化が進んで春が訪れようとしていますが、しかし人間の体温でも溶けてしまう凍犬は、春になると消えてしまう定めを背負った儚い存在。そんな凍犬のしらこを生かすために、太一は世界が暖かくなっても冷たいままの場所である虹の根を求めて旅をします。 設定から既に切なさが溢れ出ているのですが、それを吹き飛ばすくらいにしらこの犬としての動きが愛らしくてかわいいです。サイズは大きくても、行動は犬そのもの。ボールを投げてもらうのは大好きだし、人間に構ってもらうのも大好き。はぁ〜〜〜、わっしゃわしゃに撫で回したい。雪原の上で思い切りのしかかられたい。毛の中に埋もれて一緒にお昼寝したい。はぁ〜〜〜〜〜…………。おやつに氷柱を齧るのもかわいい。ただかわいいだけではなく、時にはとてもカッコ良いシーンも見せてくれるしらこにもうメロメロです。 作品としては、ポストアポカリプスを北海道でやるというのが面白いですね。地元の方や、北海道の地理に詳しい方なら、色々とニヤニヤしながら楽しめるのではないでしょうか。「あ、ここは残っているんだ」とか。『ゴールデンカムイ 』などとはまた違った楽しみがあります。 世界観的には当然なのですが、シリアスな描写のところはちょっと衝撃もあり、どうか最後のときまでしらこが元気なままでいて欲しいなぁと祈るばかりです。 さいとうたかを先生のサバイバルのカバーサバイバル~少年Sの記録~ さいとう・たかを 宮川輝starstar_borderstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン基本カバーだと思うのですが、4巻くらいから完全オリジナルの物語になります。それまではかなりオリジナルに忠実な展開です。 オリジナルに忠実な部分は、全く同じ話なので、モロに経験の差が出てしまっているように思いました。同じ話でここまで出来上がりに違いが出るんだと、マンガ制作の奥深さを感じました。 後半のオリジナルの話は、新鮮味はありましたが、スリルとかドキドキ感はなかったです。地球滅亡が近い設定だと思うので、もっとキャラに悲壮感があっていいと思うのですが、皆メンタルが強く、多分この人たちは大丈夫だろうな、という感じを受けてしまいました。 第1シリーズ完、ということだったので、ひょっとすると第2シリーズが続くのかもしれません(話的には全然終わってないですし)。あれサバイバル?いやブレイクダウン?サバイバル さいとう・たかをstarstarstarstarstar_border酒チャビンサバイバルとブレイクダウンがどっちがどっちなのかわからなくなってしまったので、再読しました。 どちらも地球のピンチ・イマージェンシーものですが、こちらは特にこれといってスキルセットのない少年が、色々失敗しながら学習しつつ基本一人で生き抜いていくサバイバルものです。 設定とか描写が結構リアルでピンチ感がすごく伝わってくるので、手に汗握ります。地震・津波・野生の動物・異常気象・飢えと乾き・疫病・パニックによる暴徒化・宗教・迷信・組織権力などバラエティに富んだピンチが次々に主人公を襲うので、読者としてはダレるとことがなく楽しめるのですが、主人公にとってはたまったものではありません。 1976〜1978年に連載(@週刊少年サンデー)された作品ということなのですが、昨今の世の中のいろんなピンチも(ニュースとかで見聞きする範囲ですが)基本は変わらない感じがして、古びない作品の凄さを感じました。もし、誰もいない世界に残ったとしたら。あの日、世界が終わっても なかはら・ももたPom 人類が死滅した地球に残ったディエゴとミゲル(最初女の子かと思ったのですが) 死者を甦らせる不思議な力のあるミゲル。 自分と誰かだけが知らない世界に生き残ったとしたら、自分ならどうするかなーなんて思いながら読みました。サバイバル能力がないと難しいのかも。 お話としては、ディエゴの過去をもう少し遡って欲しかったなと思いましたが、、3人で(途中出てくるノアと言う女性)これから未来に向かって進んでいくのかな。千空頭良すぎてイケメンで好きっっ!!Dr.STONE Boichi 稲垣理一郎starstarstarstar_borderstar_borderこめつぶキャラクター的にドラゴンボールみたいに肉体派なバトル物語かと思ったらめっちゃ科学!頭良い! 千空とお父さんの掛け合い好きです。 千空がめざめた数千年後の世界や宇宙が絡んだり、規模が多きなストーリーで無能な私も色々考えながら読んでいました笑 SFのようで現実っぽい感じもあって、化学ってすごい。と思ったり、文明開化を知れるようなお話です!リペア(修理)が重要世界での二人暮らしリ・ペア この世界は持続可能ですか? 如意自在名無し※ネタバレを含むクチコミです。滅びた世界でロボットが不死の人間を死へ導くスカライティ 日々曜名無し※ネタバレを含むクチコミです。勇気が出るサバイバル作品7SEEDS 田村由美ゆゆゆ「ミステリと言う勿れ」と同じ作者と知り、興味を持って読んだら、いい意味で全然違いました。サバイバルものなんですがリアリティがあって精神的なたくましさに勇気づけられました。とくに女性にオススメ!Dr.STONEの感想 #推しを3行で推すDr.STONE Boichi 稲垣理一郎starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男※ネタバレを含むクチコミです。「終末の貞子さん」感想終末の貞子さん 夏見こまニーナ「貞子」というビッグネーム(笑)につられて思わず購入。それにしてもこの貞子さん妙に可愛いな。うんうん、こういう貞子もありだわ…と、ホッコリ読み終えて、よく見たら【監修・鈴木光司】の文字がっ!これが一番の衝撃でした(笑)サバイバル Another Storyの感想 #推しを3行で推すサバイバル さいとう・たかをstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ サバイバル Another Storyは何回読んでも謎が多い。時期的にピッチャーの辰野さんと別れた時期ぐらいらしいね ・特に好きなところは? 見事なまで小物な市長 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! サバイバルを読んでから読むのがいいと思いますがちょっと世界観が違いすぎるので戸惑うかもしれないです ポストアポカリプスの世界で「文明」を探す終末の人類に文明は必要ですか? TALI名無し主人公は「神」を信奉し、その命令のもと「文明」を回収しているカサゴが親の仇を探している少女メバルと出会い、物語は動き始めます。 色々と対照関係にあるキャラクターが面白くて、文明崩壊後の世界観もいい感じ。残された「文明」が人々にどのように影響を与えてるのか、興味深かった。2話が楽しみな新連載でした。社畜、ゾンビワールドで人生を取り戻す!!ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~ 麻生羽呂 高田康太郎たかみんな1度は考える「世界がゾンビに襲われたらどうするか」を地で行く、超ハッピーな終末世界・ポストアポカリプス作品。 少女終末旅行、ヨコハマ買い出し紀行のような「心地よい破滅」と違い、ポジティブで享楽的なのが魅力。 (今のところ終末世界特有の切なさは感じられない) 元ラガーマンで溌剌とした輝(アキラ)は、3年のブラック企業努めで精機を失いゾンビ化(比喩)していき、家はゴミに溢れ、街頭のポストに謝り、ホームに入ってくる電車を見つめて死を思う。 しかし、ある朝起きると世界はゾンビと化した人間(本物)で溢れ崩壊していて―――というオープニング。 このあとの、 ***もう会社に行かなくていい!! いままでやれなかったこと、全部やっちゃう!! 部屋も掃除して昼間っからビール飲んじゃうよ!? 昼ビール最高〜〜!!*** という、『負の抑圧が開放されるカタルシス』が最の高!🍺 サンデーうぇぶりで連載を追っていて1巻が出たので購入したけど、やっぱゾン100面白い〜! 香坂さんご夫婦の存在は、本来のゾンビワールドに怯える正しい反応で、アキラの社畜からの開放による異常なハイテンション&ポジティブと対照的なのがいい! そしてこんな非常時にもかかわらず。階の上下でのご近所付き合いをするのがほのぼのしてて好き(こんな非常時なのに意外と図太く注文つける奥さん、ナイスキャラ!) 1巻の続き。ケンチョと合流したあとの展開がポストアポカリプスものの理想形をしているので、ぜひ連載もチェックしてほしい…!! (画像は1話より。アキラが人生を取り戻した瞬間の、暗いゾンビと輝(アキラ)の輝く笑顔の対比が最高)設定が良すぎて早く先読みたいThisコミュニケーション 六内円栄starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)面白い新連載がスタートした! こいつは見逃せない!! ある生物がある時から地球に跋扈し始め、人類は蹴散らされ高い山へ逃げ延び、 かつての大地はガスで覆われ化け物たちの住処となってしまった。 人類の最後端、日本の北アルプスにて出会うのは、食べ物が食べられれば何でもいい優秀で合理的な軍人と、研究所の研究者と改造人間たち。 第1話 https://twitter.com/rokudaimaruei/status/1276675852332183552?s=21 1話目から超グッとくる設定と情報量! いやほんと、読んで楽しんでほしいから重要なところ書けないけど、改造人間たちと軍人の役割的な相性が最悪なほどに良いから、最高としか言えない。 合理的な軍人は、人間をシンプルに人的資源や数字と考えてしまうのかな…? だからこそ、アホガキ中身の怪力改造人間たちが上手いこと使われてて倫理観を完全に度外視で恐怖なんどけど、戦略としては正解としか言えない。 レベルEのアホ天才王子を想像してもらえると伝わりやすいかも。 ちょっとした狂気が予想を裏切ってくれる。 出会って、関係がセットされたところまでが1話。 ここからどうなってくんだろう? 物語の方向性自体はまだ見えないけど、軍人さんはご飯が食べられればとりあえずはいいのかな? 人類の逆襲がここを起点に始まるのかしら…? 世界観が素晴らしいから今後の展開から目が離せない! ジャンプSQ増刊に載っていた読切(「フィラデルフィアの棺」「黒後家蟹の推理」「銃後の勇気」)は読めてないけど、アフタヌーン四季賞の読切は強く記憶に残ってる! 『死よ来たれ』 殺意を失った人間たちしかいない未来で、突然変異で殺意を抱ける人間が生まれ、家族のを奪っていくが…。 思ってた展開より二段階くらい変化して最高だった。 https://comic-days.com/episode/10834108156652934204コロナ禍/規制が飛び交う時世でこそポストキッズ 宇河弘樹名無しあの朝霧の巫女、猫瞽女を描いた宇河弘樹がアワーズに帰ってきた。それだけでありがとうございますと言いたい。 元々かなり社会問題に切り込む(主題の物語とは別に)作者が、今の現代で抱えている問題を近未来の少年少女たちと共に描いている。2巻も楽しみです<<12345>>