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いじめを受けるその前段階に存在する名状し難い大きなストレス。それによって不登校に至る感覚というものを、これだけ端的に言語化して見せたマンガはそうそうありません。 筆者の実体験を元に描かれた本作は、一つ一つの主人公の心理の動きに非常にリアリティがあり説得力を持って語られます。 また、心に傷を負った経験があってもちょっとした切っ掛けで自分がいじめを行う側に回ってしまう、誰しもが立場や環境次第でそういった行為に容易く及んでしまうという現実にも触れられています。 人生では多くの先生に出逢いますが、そこには自分で選べない「当たり外れ」があります。本作では良い意味でも悪い意味でも「この先生に会わなければまったく別の人生を送ることになったのではないか」という数多くの先生との出逢いと交流が描かれます。全くもって理不尽なことですが、先生は自分で選ぶことが極めて難しいのに対して人生に与える影響は絶大です。なので、先生もそれ以外の部分も含めてあまりに酷い環境にある場合は逃げることはむしろ推奨されると個人的には考えています。 かつて自分が師事を受けていた先生のことや、子供の頃の感情を読みながら喚起させられずにはいられませんでした。その時に覚えた苦味は大人になった今、子供たちに伝えていくべきものなのでしょう。 筆者は幸いなことに、大好きなドラゴンボールの作者である鳥山明先生が母親と同級生だったという縁で鳥山先生に会い、自分の描いたマンガを見て褒めてもらうという掛け替えのない経験を果たします。私も幼少期はドラゴンボールに没頭していたので、その時に鳥山先生にもし直接会えていたらどれだけ興奮しただろうと大きな共感を覚えながら読みました。 「おおげさじゃなくて 生まれてきて良かったと思った」 最終的にそんな言葉が筆者の口から出てきたことには心から安堵しました。人生は辛いことも多いですが、生きていればそうした無上の幸福を感じる瞬間も訪れることがあるものだと思います。 今現在不登校であったり、それに準じた状況にあったりする子が読めば大いに勇気付けられる部分のある作品です。そうでなくとも、様々な示唆に富んでおり一読の価値がある素晴らしいマンガですのでぜひこの機会に一人でも多くの方に読んで頂きたいと思います。
兎来栄寿
兎来栄寿
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タイトル
本文
学校へ行けない僕と9人の先生
学校へ行けない僕と9人の先生
棚園正一
棚園正一
あらすじ
鳥山明先生と出会い、少年は生きる希望を見つけた。小~中学校時代、不登校だった著者の実体験を基にした物語。学校へ行けない日々、「9人の先生」との出会いと別れを通じて、喜び、傷つきながら成長していく少年の姿を描きます。
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マンガで読む 学校に行きたくない君へ 不登校・いじめを経験した先輩たちが語る生き方のヒント

マンガで読む 学校に行きたくない君へ 不登校・いじめを経験した先輩たちが語る生き方のヒント

人生に「正解」なんてない。 私たちは、こうして「自分の生き方」を見つけた。 悔みすぎず、まっすぐ前を見て歩いていく――キンタロー。 自分にウソをつかなくてもいい――宮本亞門 どんな境遇だろうが、人間は可能性に溢れている――サヘル・ローズ なりたい自分よりなれた自分。そうやって一歩ずつ進んでいく――山田ルイ53世 没頭できるものがひとつでも見つかったら、それにすがって生きてみる――田口トモロヲ 目の前のことを受け入れ取り組むことが、人生にとって最善の道になる――内田樹 あなたの事を認めて好きでいてくれる人は必ずいる――町田そのこ ロングセラー『学校に行きたくない君へ』の姉妹編。 子どもの不登校を経験した親御さんのエピソードも収録。 すべての漢字にふりがな付き。
試し読み
学校へ行けなかった僕と9人の友だち

学校へ行けなかった僕と9人の友だち

学校だけが、「居場所」じゃない。どんな道だって、その先に自分だけの道 続いているはずだから――。「普通」になりたい不登校の僕=著者が、定時制、専門学校、フリースクール、バイト先など 様々な居場所で「友だち」と繋がり知った、本当に大切な事とは? NHK Eテレ、LINEニュースほか 各メディアで話題となった、著者の実体験を描いた前作 『学校へ行けない僕と9人の先生』に連なる、不登校の「その後」を描く実録コミック!
マジスター 見崎先生の病院訪問授業

マジスター 見崎先生の病院訪問授業

心揺さぶる「教育のかたち」を描く。「病院訪問教育」長期入院する児童・生徒を対象に教師を病院まで派遣して授業を行う制度。教師歴4年の新米教師の梅は、訪問教育のベテランである見崎の下で様々な教育の現場に直面する。教師たちは、過酷な現実を背負う子供たちに何ができるのか。奮闘する彼らの「教育のかたち」がここにはある――
にゃんころりん
マンガで読む 学校に行きたくない君へ 不登校・いじめを経験した先輩たちが語る生き方のヒント

マンガで読む 学校に行きたくない君へ 不登校・いじめを経験した先輩たちが語る生き方のヒント

人生に「正解」なんてない。 私たちは、こうして「自分の生き方」を見つけた。 悔みすぎず、まっすぐ前を見て歩いていく――キンタロー。 自分にウソをつかなくてもいい――宮本亞門 どんな境遇だろうが、人間は可能性に溢れている――サヘル・ローズ なりたい自分よりなれた自分。そうやって一歩ずつ進んでいく――山田ルイ53世 没頭できるものがひとつでも見つかったら、それにすがって生きてみる――田口トモロヲ 目の前のことを受け入れ取り組むことが、人生にとって最善の道になる――内田樹 あなたの事を認めて好きでいてくれる人は必ずいる――町田そのこ ロングセラー『学校に行きたくない君へ』の姉妹編。 子どもの不登校を経験した親御さんのエピソードも収録。 すべての漢字にふりがな付き。
試し読み
学校へ行けなかった僕と9人の友だち

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学校だけが、「居場所」じゃない。どんな道だって、その先に自分だけの道 続いているはずだから――。「普通」になりたい不登校の僕=著者が、定時制、専門学校、フリースクール、バイト先など 様々な居場所で「友だち」と繋がり知った、本当に大切な事とは? NHK Eテレ、LINEニュースほか 各メディアで話題となった、著者の実体験を描いた前作 『学校へ行けない僕と9人の先生』に連なる、不登校の「その後」を描く実録コミック!
不登校―みんなお母さんのせい?―

不登校―みんなお母さんのせい?―

息子の佑太が学校に行かなくなって1週間。いじめられているらしいんだけど、夫も安月給だし、家事とスーパーのパートと、夜はコンパニオンのバイトもこなして、ただでさえ忙しいのに更に悩みの種が増えるなんて。あの子カメみたいにトロいし、いじめられるのは佑太にも原因がるんじゃないかしら…? そんな忙しい毎日の中、佑太がいじめられていた理由が明らかになって――?
幼稚園から不登校の私が、大学生になるまで(分冊版)

幼稚園から不登校の私が、大学生になるまで(分冊版)

学校にいかないことは悪いこと? 幼稚園を中退し、小学校・中学校・高校に行かなかったものの、一念発起して大検を受検し、大学に進学するまでを「不登校児本人」が描くコミックエッセイ。不登校児の日常生活とは? 親の心境とは? 学校に行かなくて良かったこと、悪かったことは…? 不登校児から見たさまざまな事象をご紹介!
娘が不登校になりました。「うちの子は関係ない」と思ってた

娘が不登校になりました。「うちの子は関係ない」と思ってた

中学2年生になる娘が、ある日突然朝になると「おなかが痛い」と布団の中から出てこず、学校にいかなくなってしまった。原因は学校なのか、家庭環境なのか、友達によるいじめなのか、それとも娘自身なのか……? 学校への相談、フリースクール通い、私立中学への転入など漫画家の母が、娘のために奔走した日々を描くコミックエッセイ。
学校に行かない君が教えてくれたこと 親子で不登校の鎧を脱ぐまで

学校に行かない君が教えてくれたこと 親子で不登校の鎧を脱ぐまで

「明日学校行かない」 小学校に入学して早々、長男・もっちんが突然の宣言! 「勉強」「将来」「社会性」…。周りはいろいろ言うけれど、私たち親子はどうしたらいいの!? 「不登校」の不安・恐れ・偏見に悩んで迷ってテンパりながら、親子の答えに辿り着くまでをじっくり丁寧にセキララに描きました。「学校がしんどい」「合わない」 そんな子どもたちが苦しむ必要のない時代が早く来ますように。未来への願いを込めた、実録コミックエッセイです!
学校に行けなかった中学生が漫画家になるまで

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「朝どうしても起きられない」 「気持ち悪くて動けず遅刻する」 これはすべて甘え… ではなかった。10代の10人に1人が発症。「起立性調節障害」という病気と中学生のころから向き合ってきた 作者のエッセイコミック、『学校に行けなかった中学生が中学生が漫画家になるまで』 がnoteの連載を経て紙書籍になりました! どうしようもない不安や苦しみ、つらさ。こんなマイナスな感情、隠してしまいたい…。でも作者はその気持ちのひとつひとつを みつめて、かたちづくり、さらけ出していきます。私たちが思いもかけず「普通」の道を歩めなくなったとき、きっとじんわりと「勇気」をもらえる。そんな作品です。【著者:月本千景 Twitter:@chikatsuki】 1994年兵庫県生まれ。漫画家。作家エージェント会社「コルク」所属。中学生のころに「起立性調節障害」を発症し、3年間ほぼ不登校に。闘病しながら通信制の高校に通い、将来の進路を意識し始めたころ、自分にできることは何かを考えて漫画家になることを決意。22歳で某マンガ雑誌編集部の月例賞佳作受賞。Twitterのフォロワーは5万人を超える。
学校に行けない私たち

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不登校なんて、人ごとだと思ってた。「普通に」「楽しい」高校生活を送れるはずだった…。待ちに待った高校の入学式、ふだんよりおしゃれに気合いを入れた茉莉花は、ちょっと派手めな優里奈たちのグループに入ってしまう。ふだんの自分とは合わないような気がしつつも、最初に入ったグループのまま固定してしまった。わがままな友人たちに合わせ、神経をすり減らしながらもなんとか「平和な」高校生活を送っていた茉莉花。だがそんなある日、些細なことがきっかけでいじめに遭ってしまう。こんなことにならないように気をつかって生きてきたはずなのになぜ…。自分が理想としていた高校生活からかけ離れていくことに苦しむ茉莉花。やがて彼女は学校へ行けなくなってしまい…。「Sho-Comi」連載時から大反響を呼んだ話題作、ついに単行本化!
中学なんていらない。

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中学2年でいじめに遭い、不登校になってしまった娘。成績はオール1、学校の提示する選択肢は通信制高校のみ。中学の力を借りずに、家族が団結して合格を果たすまでをつづる実録コミックエッセイ!
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