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二徹三徹当たり前、ブラック企業勤めの社畜・佐野くんが異世界へ。
あまりにもファンタジーな世界観にひきつつも、自分の夢の中の世界だろうし、目覚ましが鳴れば目が覚めて起きるだろうし、と慌てず焦らず、佐野くんは夢から覚めるまで、ファンタジー異世界で過ごすことに。
よくある俺TUEEEE!!!異世界モノなのですが、他の特徴としては、主人公の目が死んでいますす。
常に目が座り、瞳は光を宿さず。
社畜生活の名残か、感情起伏も自己評価も低いようで、大げさに反応する異世界人との対比だけでギャグになっています。
表紙イラストだと、主人公は生き生きしているように見えるのはカラーのパワーでしょうか。
そして、タイトルにある賢者賢者と言っているのは佐野くんだけで、この世界に賢者という職業はないようです。
第一話から何度も書かれているこのなのに、賢者にこだわりたいようです。
社畜生活で擦り切れた佐野くんの心が、異世界で癒やされるといいなと思いました。