「なにもしない」という指導方針の 裏には、とんぼが持つ 身体能力の高さ、 適応力の高さ、性格の素直さなどの 人間力が基礎にあったからだと思い ます。 海に潜ったり、釣りをしたり、漁師を 手伝ったり、そうした日常が 自然と 人間力を培ってきたと思います。 日常をどう過ごしたかが、大きな課題 なのかと思います。

「オーイ！とんぼ」というマンガは、 日本のゴルフ界へ、大きな警鐘を 鳴らしていると思います。 日本のゴルフ教育は、 「こうしてはだめ」「こうしなければ ならない」といった、ネガティブで 義務的な教え方が 主流だと言われます。 そのため 形はキレイだが、独創性に 乏しく、ここ一番で勝ちきれない。 それでゴルフをやって楽しいのか？ という問題を提起していると思います。 それに対し海外では、色々な考え方を 持ち、型に縛られないゴルフをやって 楽しんでいるのです。 この違いはゴルフに限らす、日常でも 大きいと思います。 そんな中、とんぼという自然児が 型破りなゴルフで そこに風穴を開けて いく様が、非情に痛快に感じるのです。 この作品から影響を受け、型に囚われ ない自由な発想を持ったゴルファーが 活躍する時代が来るだろうと 期待を 寄せるのです。 既刊39巻 読破まで、あと1巻！

最近ファンになったのですが、この漫画の良いところは本質的な悪人・悪役が出てこないところ。 技術的な考察も勉強になるし、誰にでもある心の弱さやプレー中に思う事、感じる事を分かりやすく解説してくれるところも好きですね。 二子女が勝った時は嬉しかったし、ストーリー性も凄く良いですね。

乗せている→ 載せている の誤りでした。 これは自分に "喝っ！！"

そういや最初はとんぼと同族の野生児扱いだったけど、性格は成長するにつれてプレースタイルと同様に知的で冷静な性格に変わっていった気がする。

第４０巻のハイライトといえば、 イガイガの過去バレでしょう。 どこかでバレると思っていました が、それをプロとの初対決の場に 持ってくるとは、巧い設定だと 思います。 ただ、キャディ復帰が そう簡単に 許されるものなのか？ 疑問に思い ます。 恐らく、一般雑誌に連載だったら、 記者たちの突っ込みも激しく しつ こくて、この問題にもっと多くの ページを費やしていると思います。 でも、そこはゴルフ雑誌です。 問題の追求は そこそこにし、ゴルフ にどんな影響が出るかに視点を変え た所が、ゴルフ雑誌らしいと思い ます。 まあ個人的には、イガイガへの対処 が ちょっと甘いかな…？ また、近藤春菜似？のキャディの 活躍も見てみたかったです (笑)