ダーウィン事変

政治的思想を背景にそれぞれの正義がぶつかり合うのが
日本の漫画ではけっこうレアなタイプの面白みがある
作者自身もどれが正しいとか示してない中庸さとラディカルさの塩梅が
そこまで「woke」じゃなくていいバランスだなと感嘆する。

オウム真理教と統一教会批判で知られるジャーナリスト・元国会議員の有田芳生とあの風忍がタッグを組んだ
オウム漫画
2回目の「いま」が訪れてしまったいまこそ復刊しないだろうか?

オーイ!とんぼ
長く続いているゴルフマンガですが、最初の7巻
「トカラ島編」と呼ばれるストーリーは必読!
不朽の名作です‼️

とある誘惑に負けてしまい、ゴルフ界を追放されて
しまった元プロゴルファー 五十嵐。そんな失意の
彼がやってきたのが、絶海の離島トカラ島。
そこで五十嵐は、考えもしなかったゴルフをやる
天才少女 とんぼに出会う。
その島での生活で 五十嵐は自分を取り戻し、天才
少女とんぼを 世界に送り出していく、というお話
です。

名場面や名セリフが 山ほどあるのですが、「今」
刺さるシーンと言ったらこれでしょう。
島の長老で とんぼの祖父である ゴン爺が、最初に
語った名セリフです。
「この島ぁ 世間から忘れられたような場所よ。
 だからこそ 流れてくるヤツもいる。
 大抵は フツーに生きられなかった連中だ。
 不器用な連中だ。」
「このトカラで生まれ育った人間は、フツーに
 焦がれて島を離れていく。フツーが心地よくて
 島に帰ってこない。わしのせがれもそうだった。
 そして 逝っちまった。」
「フツーって 何だろうな?
 この島で ゆっくりその答えを探せばいい。
 抱えてきた傷は、この島の潮風が 洗い流して
 くれる。」

「普通って何だ?」そう思う ご時勢の毎日です。
そんな疑問を洗い流してくれるような、読み応え
ある作品だと思います。

FLASH 95年10月13日臨時増刊 FLASH EXCITING COMICは『ハルマゲドン"オウム計画"成功せり』以外にも誰が喜ぶんだみたいな自伝マンガもあったので雑誌自体を電子書籍にしてほしい

ちくま文庫あたりで「カルト漫画アンソロジー」を
いま出したらけっこう売れそうな気がしてならない

ここはかつて、今は亡き一国の長が声高に
「美しさ」を目指した国……日本だ

新井英樹キーチVS』 1巻 (2008年初版)

ここはかつて、今は亡き一国の長が声高に
「美しさ」を目指した国……日本だ

新井英樹 『...
名無し塾

暑い 暑い 暑い 暑い 暑過ぎる…
脳はとろけ 身体は活動限界…
そんな今、自分に ”檄!”を飛ばし
何とか生きております。

野望の王国』より
「夢を捨て 野望を捨て
 男は生きられるのかっ‼️」

暑い 暑い 暑い 暑い 暑過ぎる…
脳はとろけ 身体は活動限界…
そんな今、自分に ”檄!...

まだ勇午続いてたらウクライナとかも描いて欲しかったとこですけど、パリ編はほんと今まさにってとこですもんね。大学の同期でロシア人と結婚した子がいたんですけど、今どうしてるだろ(そんなに仲が良かった訳では無いんで連絡先とかも知らないです)

宗像教授セレクション 源氏物語と平安文学
シリーズでこれしか読んでないけど、人物紹介ページだけで普通に入っていけて
1巻完結的なものとして読めたしメッチャ面白かった。
大河ドラマをはじめタイムリーな紫式部源氏物語というのもあってのセレクション出版
の意図と思われ、「いま」だから余計おすすめしたい本。

源氏物語

源氏物語

マンガで読む,巨匠で読む「源氏物語」 紫式部が『源氏物語』を書いた平安時代中期、ヨーロッパはまだ、一部の歴史家に「暗黒時代(ダークエイジ)」と呼ばれるような時代でした。文章だって幼稚なものしか書けなかった。そんな時代に、日本人の女性がこれだけ完成度の高い長編物語を書いたということは、日本人が誇りにしていいことだと思うんです。事実、1999年に、イギリスのオックスフォードやケンブリッジの歴史学者が「この千年間で偉大な業績を残した歴史上の30人」というのを選んだときに、日本人ではただひとり紫式部が選ばれました。日本文学の最高傑作『源氏物語』は日本文学の最高傑作というより、世界規模の文化遺産なんですね。みなさんも花村先生のマンガで『源氏物語』を楽しまれたあとは、ぜひ原文に挑戦してみてください。今すぐでなくてもかまいません。年配の方は今すぐでも差支えありませんが、若い方たちは、お年を召してからの方がいいと思います。『源氏物語』は大人のための世間話ですから。(望月光氏の作品解説より抜粋) 上巻では「桐壺」「帚木」「空蝉」「夕顔」「若紫」「末摘花」「紅葉賀」「花宴」「葵」「賢木」「花散里」「須磨 其の一」を収録。
すべては子どものためだと思ってた

すべては子どものためだと思ってた

【あらすじ】専業主婦の土井くるみは長男・こうたに特別じゃなくても普通の幸せをつかんでほしいと考えていた。しかし、こうたは体が弱く、自己主張もあまりしないことから小学校のヒエラルキーが下であることを知ってしまう。また、こうたが進学予定の地元の中学校は生徒の素行のせいで評判が悪いということを知ったくるみは、親が行動しないと子どもに普通の幸せを与えられないという思いからこうたの中学受験を決意する。受験勉強を頑張るこうたのために様々な情報を仕入れて実践していくくるみ。だが、くるみの思いはこうたを、家族を次第に追い詰めていくのだった――。果たして「子どものため」の正解とは? 毒親問題に切り込む挑戦的セミフィクション。【解説】田房永子(漫画家・コラムニスト) 「モンスター母に抵抗できる唯一の武器」【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。
カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義

カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義

そこのアナタ、カモられてませんか――? 「カモリズム経済理論」が世界的に評価されている天才経済学者・加茂洋平。“フィールドワーク”と称して様々な姿に成りすます「変人」だが、経済弱者が搾取され、騙される社会で、自らの経済理論を実践し、ペテン強者たちに毒を喰らわせる――!!
パレスチナ特別増補版

パレスチナ特別増補版

1991~92年にかけて、パレスチナ紛争の最前線で2か月発売間を過ごしたジョー・サッコ。彼は、拷問を受けたパレスチナ人から観光気分のイスラエル人まで、さまざまなインタビューを試みる。そして語られる苛酷な事実を淡々と描いていく。「そのきわめて強い説得力は、まんが表現というものの奥行きを改めて感じさせてくれる。見逃せない注目作だ」(朝日新聞)など各紙絶賛の本。
試し読み
KIMURA×CLASS

KIMURA×CLASS

「俺たちの担任…最強だった!」東京の超エリート校に集められた【特殊技能】を持つ生徒たち。問題児だらけの担任としてやってきたのは、最強のロボ・機村先生だった! 週刊少年マガジンにて好評連載中! 最強の先生 対 異能力クラスの学園アクションコメディ!! 「俺たちの担任…最強だった!」一握りの人間だけが持つ特殊技能「IG(インネイトギフト)」。東京の超エリート校に、稀有な才能たちが集められた。担任としてやってきたのは最強のロボ・機村先生!? 相馬 輪は、見たものをすべて記憶できる「IG」持ち。学校なんてしんどいだけだと思っていたが…。異能力問題児クラスのアクションコメディ開幕!!
マタギ

マタギ

東北地方のど真ん中をはしる奥羽山脈。その山脈の襞深く、熊掌を求めて分け入る狩りの一団があった…。人はこの男たちを《マタギ》と呼んだ。マタギの里・阿仁にはレッチュウと呼ばれる狩り集団があり、その中でも《雷レッチュウ》を束ねる「転び射ちの辰五郎」の異名を持つ長・辰五郎は百戦錬磨のマタギであった。複数の異名を持つマタギのなかで、「野いちご落としの三四郎」の異名を持つ三四郎は最年少でありながらレッチュウの実力者として成長していた。そんな中、熊に襲われた村を救うため、阿仁から派遣させられたのは三四郎であった! 矢口高雄先生がお贈りする大自然の中に生きる人々、そして生命をテーマにした壮大な物語。第五回日本漫画家協会賞大賞受賞作。第1巻(全4巻)!!
神クズ☆アイドル

神クズ☆アイドル

顔はいい。しかし、歌わない踊らない。ファンサしない。まったくやる気のないアイドル仁淀ユウヤ。金のために芸能界に足を踏み入れたが、あまりに熱意のなさについにクビを宣告される。そんなある日、出会ったのは神アイドルの……幽霊!? クズアイドルに神降臨!! 二人で目指すはアイドル界の天下一です☆
君は武道館に立てない

君は武道館に立てない

25歳まで芽が出ない地下アイドルを続けてきた成島咲也加は、所属グループが解体し、新生グループの初期メンバーに選ばれた。アイドルになり苦節7年。「ここでなら花咲けるかも!」と一縷の望みを託し再デビューするのだが、彼女が見たのは、ギャラ飲み・枕営業などが横行する地獄のような光景だった。一度踏み出した夢は何歳まで追っていいのか…?大人達は「夢を持て」と言うが、夢の捨て方は誰も教えてくれない。これは少女達の諦めの物語。
ケモノクニ

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<隔週水曜更新>人間が獣人の奴隷として虐げられる世界で、海獣と闘うための兵士として生まれ育った少年・灰茶。いつ死ぬかもわからない地獄の日々を孤独に生き抜いていた。そんな幼き少年が理不尽な世界であがく、下剋上バトル始動!
人類蝕

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【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】ミイラ化した遺体が次々と見つかる不可解な事件が発生。そのミイラは“マミリーさん”と呼ばれ巷で騒がれていた。そんなある日、幽霊が見える少年・星太は、友人である隼人の様子がおかしいことに気づく…。家に向かうと、そこには――!? 何かが僕らを蝕んでいく――。スリラーサスペンス開幕!!
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