名無し1年以上前はねバド!の濱田先生の新作がゴリゴリのファンタジーだということそのものと完成度の高さにびっくりしました。最高。 皇女アルシノエは邪竜スキアールインとの戦いで母親も亡くし、国も奪われてしまいます。その彼女の前に現れた男こそ実の父セルバン王。ところがアルシノエは戦いの中で「思い出を喰う狂女」セント・ファナ(めちゃくちゃかっこいい)を呼び寄せた代償によって父親についての記憶を失っていました。 設定や固有名詞がたくさん出てきてついていくのは一見大変ですが、記憶をなくした少女と自分のことを覚えていない娘と旅をするセルバン王がふたり並んでいる姿だけでグッと来ます。スピリッツ読む楽しみが増えました!レ・セルバンすごいファンタジーだ9わかる
掲載誌情報ビッグコミックスピリッツ小学館2024/05/20星野くん、したがって!/煙色のまほろば/占い師星子/国宝/往生際の意味を知れ!/二月の勝者 ー絶対合格の教室ー/ROPPEN-六篇-/アオアシ/美味しんぼ/ひらやすみ/ダンス・ダンス・ダンスール/九条の大罪/風都探偵/お別れホスピタル/忘却のサチコ/土竜の唄/俺のリスク/米蔵夫婦のレシピ帳/生きてるうちに推してくれ/恋と国会/健康で文化的な最低限度の生活/すこしだけ生き返る/無田のある生活/アカネノネ/植物病理学は明日の君を願う/ぼくの魔なむすめ/マイホームアフロ田中/ハナイケル -川北高校華道部-/駅伝男子プロジェクト/アオアシ ブラザーフット/くーねるまるた ぬーぼ/新九郎、奔る!/
あらすじ『はねバド!』濱田浩輔、待望の最新作!! 山裾の国の姫・アルシノエが目覚めると、イリア皇国の侵攻から1か月が経っていた。あの日、母が殺され、邪竜が目覚め、祖国が焼かれた。世界を滅ぼすほどの強大な力を持った邪竜を抑えこむため、アルシノエの身に宿る魔神<思い出を喰う狂女>の力を発動。<狂女>の炎により邪竜の動きを封じることに成功するが、その代償に父親との記憶をすべて失ってしまう。そんな彼女の前に、父を名乗る男・セルバンが現れ―― 亡国の王と、忘却の姫君。“喪失”で繋がれた二人の、“再生”の旅が幕を開ける――!!続きを読む
レ・セルバン