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コロコロコミックを読み始めた頃には連載が終わってしまっていたのですが、お兄ちゃんがいる友だちの家にあったコロコロで読みました。その友だちに自慢というか、「このかっこよさが分かるオレはすごい」アピールをされた思い出が強烈に残ってます。
で、確かにカッコイイ!
ロボットでありながらも軽口を忘れないハードボイルドなファウストと活発な少女留詩葉。彼女を狙う9体のロボットを退けながら囚われの父を追うという鉄板のバディSFなんですわ…。
「これが本当にコロコロコミックに…?」と今では思うようなタフな設定、キャラクターデザイン、ストーリーライン。当時もどんな話だったのかはあまり分かってなかった気がしますが、それでも子ども心に「カッコイイ」と思わせるすべてがそこにありました。
残念ながら打ち切りだったという話ですが、最終話のラストの見開きがすごくキレイで、完全版を開くたびにふたりの旅はこのあとどうなっていったんだろうと思いを馳せてしまいます。
いつか続きが読める日が来たら嬉しいな…。