筋肉一辺倒と思ってはいけない
魔法少女プリティ☆ベル KAKERU
ボディービルダーが魔法少女に!という出落ちネタでは終わらず、天使とか悪魔とか海魔族とか、その他いろいろ出てきた。
そして、魔法少女になるからには、ものすごく強いボディービルダー魔法少女という設定かと思いきや、もっと強い敵も用意されていた。
パワーのインフレがえげつない。
ちなみにボディービルダーのあつしさん、ものすごく落ち着いているけど、まだ三十代。想像より若かった。
いろんなパロディネタが入っていたり、このイケメンその役割かと思ったり、やたらみんなで風呂に入ったり。ほのぼの。
でも世界は不穏。
不吉な気配を出しつつも、忘れていまいかと、筋肉が大量にでてくる。
まだ途中までしか読めていないけど、最終巻の表紙を見て笑ってしまった。
それまでの巻の表紙も、最終巻の表紙も、みんなこの作品を表しているんだろう。あの笑顔はこわい。
魔法少女プリティ☆ベル
今のご時世だからこそ出来るだけ多くの人に読んで欲しい作品。
笑える&考えさせられる&気づける。
本当に簡単な言葉で物事の経済の本質を捉えてる。