かわいい
猫村博士の宇宙旅行 杉谷庄吾【人間プラモ】
絵が可愛いです!
SFが好きな人が書いたSFって感じでした。
「映画大好きポンポさん」で知られる杉谷庄吾氏の最新刊。
宇宙船や異星文明とのコミュニケーション、なぜかかわいい女の子宇宙人などご都合主義的なファンタジー満載だけど、だがそれがいい。ポンポさんが結構小難しい内容だったにもかかわらず読みやすかったように、これもすこぶる読みやすい。
とはいえコアとなる要素は結構ハード。過去「月にうさぎがいるかも」「火星にはタコに似た異星人がいる」と信じられていた時代をなぞるように宇宙旅行が進み、ついには宇宙の果を目指してしまう(そしてほんとにいるというねw)。
ダイソン球かも?と言われていたKIC 8462852、ブラックナイト衛星、アイボール・アースなどなど、SF的にロマンのある話や、トンデモ科学っぽい話、最新の天文科学に絡めた話などもちらほら。ベテルギウスに行ってみたら超新星爆発しちゃってた、っていうのは笑った。
緩々な萌え表現とハードなSFが混在したおもしろ漫画でした!