週刊少年サンデーの感想・レビュー103件<<12345>>ネタバレ有りデビデビ DEVIL&DEVIL 三好雄己名無し※ネタバレを含むクチコミです。ただの拗らせ鈍感ラブコメじゃない平行線パラベラム 栗山ミヅキstarstarstarstarstar_border野愛前髪で片目隠してヘッドホンで周囲を遮断して自己紹介で「気安く話しかけるな」って厨二拗らせまくってるなと思ったら、本物の殺し屋でした。 そんな殺し屋の薄墨くんに話しかけ続ける藪中さん。 薄墨くんの机の上でジェンガしてみたり、一緒にクラス委員に立候補してみたり。 どう考えてもラブコメヒロインムーブじゃん!って思うのに、薄墨くんからしたら「藪中も殺し屋か…?」ってなっちゃう。 積極的ヒロインと鈍感少年のラブコメはあるっちゃあるけど、鈍感に理由があるから読みやすいし面白いです。 ポップでありながら殺し屋のお仕事もしっかり描いているので、連載になってバトルシーンもたくさん盛り込んでくれたらもっと面白くなりそうな気がします。 というわけなので連載になってほしい!ローテンション・エモ・アポカリプスThe Happiness ハンズツー名無し侘び寂びがあるというか、エモいというか。崩壊した世界でゾンビになってしまった主人公が、言葉をかわすことの出来ない好きな人(人間)をただ見つめて、その人のためにゾンビとして生きるだけの話。 全体的に切なくて虚しい感じがよかった。錬金術師(コンサルタント)が「ひのきのぼう」で実家の武器屋を世界一にする!錬金術師の住む武器屋 松峯大樹 たままる名無し※ネタバレを含むクチコミです。厳選!読んでほしいこのマンガバジーノイズ著者:むつき潤完結全5巻作品情報はこちら色々考えられます。ラジオボーイとM16ガール くさかべゆうへい名無し阿佐ヶ谷姉妹のラジオがコンビニで流れていたのだけど、恐らく民子は阿佐ヶ谷姉妹の3人目をイメージしてい? そしてM16という自動小銃がでてくるけど、これは毎分900発の速度で発射が可能な銃なので、拳銃の発射と精子の発射をかけて少しムフフな内容の漫画だと受け取ってもよいだろうか? シュール極まりない作品。 ラジオ好き(JUNK)の僕は気に入りました。H2の意味知ってる?H2 あだち充ユーカリヒーローふたり、ヒロインふたり そのうちのヒーローふたり(比呂→ヒロ→HERO、英雄→「えいゆう」→HERO)なんだよね。 漫画の中で英雄が言ってました。 漫画の内容は2人の野球少年と2人のヒロインのベースボールラブストーリー。 僕は木根が好きだったな。野球部とサッカー部掛け持ちしてる運動真剣抜群でモテるナンパ野郎。 憧れるぜ。ゆるーい漫画ラジオボーイとM16ガール くさかべゆうへいstarstarstarstar_borderstar_bordermotomiなんだかゆるい漫画で少し癒されました。 田舎の窮屈さもめちゃくちゃ伝わってきました。 すごい不思議な2人だけど、この空気感が何とも言えない、ゆるくて穏やかな気持ちで漫画を読めました。 この先の2人のストーリーもきになります。魔法のバットとグローブ4番サード 青山剛昌名無し※ネタバレを含むクチコミです。本気でハンドボールに挑む送球スカイ 田辺侠介名無しバイロケーターズの田辺先生の新作。やはり演出がキレている。主人公のひねた感じが変わっていくのとかもよかったんだけど、話としては入部するかしないかというところで終わってしまったので少し消化不良だったかも。もっとハンドボール見たいなと思った。圧倒的に一番好きな野球マンガでした!!ジャストミート 原秀則starstarstarstarstar酒チャビンわたしにとってこれこそザ・80'sという感じのマンガです!!とにかく賑やか!目立つことが大好きな9人が集まった星高野球部が甲子園などで活躍する物語です! 努力などはあまり出てこず、とにかくカラっとしています!巨人の星・あしたのジョーなどの70年代スポ根マンガが、ドロっとジメッとしていて暗くシリアスでブリティッシュロックなのに対し、こちらはカラッと底抜けに明るい西海岸アメリカンロックといった感じです!! もちろん70年代スポ根もわたし大好きなのですが、子供の頃は努力の大切さも分かりづらかったようで、どちらかというとこのマンガがすごく好きでした! ギャグもめちゃ面白く、今読んでもかなり面白いと思います!時間が経つのも忘れて一気に読了!H2 あだち充starstarstarstarstar_border酒チャビンサンデーうぇぶりで何気なく読み始めたのですが、止まらず、先が気になりすぎて近所のマンガ喫茶に行って一気読みすることに! 怪我から一度諦めた夢への挑戦、弱小チームからの成長、邪魔してくる校長、尊敬できるライバル、信頼できるチームメイト、男女の複雑な多角関係、などなど盛り上がる要素がこれでもかと詰め込まれています! あだち先生特有の間というか全然説明してこない感じでもビンビン伝わってくる感じ! ものすごい読みやすさもあって、寝食を忘れて一気に読み終わりました… ラストの展開は、自分が思ってたの(期待していたの)とは違く、ほんのり甘酸っぱくもほろ苦い読後感が残りました。本当に読んで良かったと思いました。赤いペガサスの続編!赤いペガサスII 翔 村上もとか 千葉潔和starstarstarstar_borderstar_border酒チャビン世界一面白いF1マンガ・赤いペガサスの続編です。舞台は1988年のシーズン。そして主人公は前作の主人公ケン・アカバの甥であり、ケンの最大のライバルであり親友のぺぺ・ラセールの息子です!!!(名前はショウ・アカバ) 前作中でケンの妹が妊娠している描写があったのですが、その子がまさに本作の主人公です!!! これは燃える展開!!!! 1988年ということでセナなど私にも馴染みの深い実在F1ドライバーが多数登場します! ストーリーは安定感ありますが、80年代後半という時代を反映してか、前作よりも少し明るく・ライトな感じですね(深刻なシーンはありますが)。前作の暗く・重たく・シリアスな作風が好きだったので少し残念ですが、全く同じことをやってもしょうがないので、これはこれで良いのかな、と思っております。 全5巻とそこまで長くないので、前作を持っている人は併せて揃えた方がいいと思います!!!青春を描いた佳作Birdman Rally 鳥人伝説 𠮷田聡ナベテツ数年前、久々に検索してみたら新装版が出ていたことに気がつきました(この手の話をするとおっさんだと感じます) 新たに収録された○吉~の方も実家にはあるので、帰省したら久々に読もうかと思います。 旧版に収録されているタイトルのうち、表題作と天翔ける鈴はサンデー誌上で読んだこともあり、ヤングサンデーに掲載されたダックテイルが当時の自分には新鮮でした。 旧版では宮崎駿監督(時期的にはトトロ前後だと思います)が𠮷田聡はドン・キホーテであると題した解説を寄せているのですが、湘南爆走族での大ヒット以降、学園という枠から飛び出た少年達を描いている、という旨でした。 18歳がまだ未成年だった時代、大人でも子供でもない自己の不確かさ、青年の不安という古来から描かれてきたテーマに𠮷田先生が挑んでいたのではないかと思います(旧版の作品の主人公は皆高校生ですが、それぞれに葛藤というものを抱えています)。 この頃の𠮷田先生のエッセンスが詰まった作品集だなあと、今更ながらに感じる短編集なのではないでしょうか。 末筆になりますが、幸村誠先生のバードマンラリーのツイートを見かけ、懐かしいタイトルだなあと思ったのも良い思い出です。ジャストミートの番外編!!ふぁうるちっぷ 原秀則starstarstarstarstar_border酒チャビン大人気野球マンガのジャストミートの番外編です!本編を読んでいないと十分に楽しめないかもしれませんが、本編を読んだ方であれば、かなり楽しめる内容だと思います! 星高野球部の結成秘話から各メンバーの知られざるエピソードまで!個人的には田中選手の入部に至るエピソードが心にじわりと来ました!本編を読んでいるときは、田中選手はそこまで魅力的に感じていなかったのですが、このエピソードで好きになりました!熱血漫画家の「挑戦」挑戦者(チャレンジャー) 島本和彦ナベテツボクシングマンガの名作は数多ありますし、その中で敢えてこの作品を挙げるのは恐らく島本先生のファンだけだろうとも、思います。 ただ、この作品は本当に数少ない、島本作品の中における「ギャグ」のない漫画であり、貴重な作品としてファンの脳裏に深く刻まれている作品です。 この時期の島本先生の作風は、デビュー当時の少年漫画のテイストから変わっており、今見ると懐かしい、劇画調の絵柄でした。そしてその絵柄が、この作品の「熱さ」と非常にマッチしていたなあと今更ながらに思います(丁度自分が島本作品を読み始めた時期でもあり、懐かしさもあります)。 島本先生の作品には、数多の傑作が数多ありますが、笑いを排した作品は本当に少ないです(それは先生本人の照れであったりファンへのサービスなど要因は幾つか挙げられると思います)。 同時期の傑作、「バトル・フィールド」と併せ、是非読んでみて欲しい作品です。超絶美麗筆致で描かれる友情ストーリーあやしあやかしあけみちゃん あおたゆきこ名無し絵も素晴らしければ内容も素晴らしい。怖いけど一緒にいたい…尊いです。なつかしいまことちゃん 楳図かずお三井小さい頃によく読んでいたな… とくにあらすじらしいあらすじはなく、まことちゃんがありとあらゆる汚いことをするマンガ。鼻水が常に出ており、うんちなども頻繁に出てきます。色んな意味でクセの強い読切鳩使いと秘密基地 木村れい名無しホームレスの親子と人を殺したい警察官、鳩とグータッチ…突っ込みどころといっていいのか、独特なクセと言っていいのか、これは一体…?と思っているうちに読み終わってしまった。ハッピーエンドではあった。代々受け継がれる盗みの極意 #読切応援 #推しを3行で推す15代目錠抜掠太郎の隔世 新井隆広名無し新井先生の新作、堅物おじいちゃんと今どき若者の師弟コンビモノでよかったです!スパイ道具みたいなのもたくさん出てきて楽しかった。クライマックスの技の決め方と、何より捕まってた一四代目のビジュアルが好きすぎる。タイトル通りのやつ彼女はマル秘防衛兵器E-007 富士太郎名無し※ネタバレを含むクチコミです。もしかしたら『双亡亭』のネタ元になっている…のかも藤田和日郎短編集 夜の歌 藤田和日郎名無しふと手にとって読み返してたんですが「夜に散歩しないかね」を読んでいて思ったことでした。何かを塗り込めるっていうモチーフが実は引用されてるのかなとか。考えすぎかもしれないけど、どうだろうか。自分は・・・!!百目鬼のセカイ 錦彩夏あほえもんギャグの爆発力は今ひとつだったけどキャラ立ってて設定も面白いのになんか色々と惜しい作品。主人公の「自分は・・・!!」という(ほぼ唯一の)セリフが万能すぎて、これはすごい発明のような気もするけど、一点突破というかそれに頼りすぎてしまったのかもしれない。(自分は・・・!!)片割れを探し続けるおじさんの話片岡さんのもう片方 福地翼名無しポンコツちゃん検証中の作者の新作。ほのぼの日常系コメディなんだけど、主人公のおじさん・片岡は"対の片方だけ出る"という能力者。その能力があることで、紆余曲折な人生を歩んできて結果的にいま妻子と別居中。モノの片割れしか出てこないので(ハサミの片っぽとか)使い物にならないガラクタばかりが集まってくからストレスが凄そうw 能力きっかけで出会い友人関係となった少年の言葉で感動し涙を流すとある奇跡が起きて…という話。とてつもない孤独感に苛まれてる人が読んだらもっとグッと来るのかな?という感想。ちなみに近いうちに作者の新連載始まるみたいで楽しみですね。ブルージャイアントの人(?)のバスケ読切スリースロー NUMBER8 牧彰久名無し原作のNUMBER8ってどっかで見たことある名前だな〜と思ったらBLUE GIANTにSUPREME以降「ストーリーディレクター」として協力してる元担当さんですよね。特にググってもこの作品についてなんの情報も出てきませんがおそらく同一人物のはず。 全国を賭けた決勝戦。 対戦相手は全国常連の名門校で、自分たちは平凡なバスケ部。 試合終了直前のファウルだからリバウンダーなしの1人きりでシュート。 3本中2本入れれば逆転。 観客席では大勢の観客が自分にスマホを向けている・・・。 ものすごくヒリヒリするシチュエーションでいったいどうなるんだよと手に汗握りながら読んでしまっただけに、オチ!! いや確かに試合の行方を描かないスタイルはよくあるけどさぁ・・・スラダンの山王戦の次とかアイシールドの世界線とか。 まあたしかに外しても入れても面白いオチにならなそうではあるけど残念すぎる。 BLUE GIANTの人って思って読むとやっぱこの人メチャクチャ回想多いな〜と笑ってしまった。 「作画・石塚真一」なら問題ないけどそのくらいの画力がないとシリアスにならないというか、説得力が足りなくてギャグっぽくなっちゃいそうだなと思った。<<12345>>