HARTA COMIXの感想・レビュー339件<<34567>>スタイリッシュDK坂本ですが? 佐野菜見starstarstarstarstar_borderNano最近カラオケでアニメOPを友達と歌って懐かしくなって久々に読みました。改めて読んでもめちゃくちゃ面白いな…。 画力がとんでもないほど高いから、坂本くんが色んなことをしでかしても面白いんだけどどこかかっこよく見えてしまう。面白いんだけど。 アニメもクオリティ高くて毎週楽しみでした。 話が綺麗にまとまっているので、どこから読んでも基本的には大丈夫。この面白さをあるがまま受け止めてほしいです。隠れた意味があるなんてロマンチックでしょ?熱を帯びるベール 東金桜名無し友人の結婚式のためにウェディングベールを編む女性の話。「私の気持ちは言葉にしちゃいけない、編むしかない」と熱のある体調を押して友人への思いを胸に作業を進める姿にぐっときてしまいましたが、そこから急転直下のオチがすごかった。ベールの絵の細かさ、美麗さにも圧倒されてしまいました。百合好きの方に読んでほしいです。シンデレラのその後のお話さよなら、プリンセス 松崎まどか名無しこういう実在する有名な物語の続きなどを描くとき、どちらかというとギャグ路線が多いイメージですが、これは至って真面目な、どこか現代の夫婦の話をしているような、なんとも言えない気持ちになる読切でした。光が当たる部分だけでは終わらずふたりの生活は続いていくので、こういうことだってあるよねと納得感は少しありました。奇妙な病院の吸血鬼用心棒眩町怪診録 東もな名無しどんな者でも診察する医院の用心棒吸血鬼リゲルと医院の先生「みかげ」のコンビ。誰でも受け入れてしまう先生に振り回されるリゲルもノリが軽めのキャラなのがよいです。 吸血のシーンはふたりの距離感が親密でちょっとドキドキしてしまいました。いいバディです!厳選!読んでほしいこのマンガ名探偵マーニー著者:木々津克久完結全11巻作品情報はこちらセロリダンゴがとにかく気になるセロリダンゴ 池袋万里名無したぶん肉まんに近いものなんだろうとは想像できるけど、その存在が気になってしょうがないです。ストーリーとしてはとある伝統的な村(街?)のお祭りに関わる様々な人達を描いた群像劇という感じです。ちょっと不穏な空気を漂わせつつ最後はほっこりしました。かわいいお転婆ねんどちゃん!ねんどの子 多良見かなぺそ見てるこっちがハラハラするくらいお転婆なねんどの女の子・マルちゃんのお話。いろんなものに変身しまくるマルちゃんが躍動感たっぷりでアニメ映えしそう!主人公のOLさんのサボりから始まったお話が、最後に上手くつながってて思わずニヤッとしてしましました。綺麗でエモいワンシーン山粧う 朔本美津妃ぺそ学校行事で秋の登山に来てる最中もメイクをバッチリきめる女の子。アイシャドウを落としてしまって友達と取りに戻るとパレットには赤だけなくて…。 たったこれだけのワンシーンなのですが情緒があって素敵でした。読む人を選ぶ短編集ではある…鵺の砦 福島聡かしこあとがきで福島聡先生本人も言ってたけど病んでる短編集だった…。特に「溺れる者」は病んでたね。モザイクなしでいいのかハラハラした。「みかんスープ」はタイトルから想像する話と全然違って面白かった。この短編集の中で一番好きな話です!「すみれの花」はいきなり絵柄が変わって驚いたけど作画を森薫先生が担当された合作だったんですね。絵柄によって印象ってだいぶ変わるんだな〜。これ福島先生が作画もしてたらもっとエグい話になってそう。ちなみにあとがきで森薫先生について「アシスタントに入った者は全員メイド服着衣を義務付けられるほど彼女のメイド好きは有名」と言及されていましたが本当の話ですか?1巻が面白かったDAY DREAM BELIEVER again 福島聡かしこ主人公の日下部霞は博物館で学芸員をしているが、とある事情で寝たきりになった母親を養う為に夜は風俗で働いている。要は金が必要なのだ。しかし彼女にはもう一つの秘密があった…それは首筋に三日月のアザがあること。ある日、同じくアザが身体にある詐欺師の依田と大学生の比留間に襲われ、自分達には超能力があると教えられた上、この力を使って金を稼がないかと誘われます。そして日下部は暗い過去のある自宅に火をつけて2人に付いて行くことしたのです。 1巻はすごく面白かったんだけど2巻からよく分からなくなった。比留間はもっと活躍するキャラだと思ったんだけど違ったんだな…。でも2巻の見開きの描写とかはカッコよかったです。夫が15年間続けている文通の相手とは夫の文通相手 古田青葉名無し性別や年齢すらもわからない相手に、もやもやしてしまう妻の気持ちは非常に理解できる。そしてそんな妻が相手にとった行動によってついに相手の素性が明らかに…!!!夫のメガネ外した姿のシーンのところがツボりました。朝日を待っていると…!朝焼けの色 岩宗治生名無し思いがけず早起きしてしまった日には、思い切って外に出てみたくなる!三文以上の得をするかも知れない…最強殺し屋は命がけでアイドルを推す殺し屋の推し 大島琳太郎名無しギャップがすごい系のコメディですね。絵がめちゃくちゃ上手いのでアクションシーンがかっこいい。カオリンの素性が意外すぎる…!!こんな良い漫画があっていいのか…極東事変 大上明久利名無し終戦の日本をモチーフにした漫画。 あらすじは他の方のクチコミ参照 味があって良すぎる…。 GHQだのコーラだの当時のモチーフを使い、ヴァリアントという不死っぽい存在を組み合わせる。 あーなんとも…なんとも言えない作品になるんですねぇ、即好きになりました!! 書き込みもすごい、タッチも作風に合ってて◎です。新たな「ドラキュラ」像ヴラド・ドラクラ 大窪晶与ナベテツワラキアの串刺し公といえば、様々な創作物に名を残す歴史上の有名人です。とはいえ、彼がどのような行為の結果、歴史に名を残したのか知っている人間は少ないのではないでしょうか(なんて書いている自分もその一人ですが) オスマンがヨーロッパ各国の脅威である時代、ワラキアという東欧の小国を護ろうと奮闘している君主。作中でヴラド三世は権力を確立するため、政敵に対して容赦しません。それは血生臭い粛清も辞さない「強い」為政者の姿ともなりますが、外患に対峙するために必要なことでもありました。 歴史上、虐殺を行った為政者の名前は悪名として残ります。時代や地域を越えて「ドラキュラ」のモデルという不名誉なイメージばかり語られるヴラド。この作品でどのように描かれるのか、続刊を楽しみにしています(異名通りの残虐行為の描写もあるので、グロが苦手な方はお気をつけ下さい)。生きるため、食べるためダンジョン飯 九井諒子starstarstarstar_borderstar_borderママ子グルメもの、続きが結構出ててびっくり。 一発屋ぽかったから、ここまで続くとは思ってませんでした。 全体的にコミカルな感じで進みますが、ストーリー面白いです。 生きるためと言いつつ美味しくして魔物を食べる彼らは、生存本能が高くて冒険者には向いてる思考ですね。 レシピも書いてあってなかなかに美味しそうです。 カバーの素材感も手に馴染んで素敵です。 作画も安定してて、安心して読める。と、とてたま〜〜!!雛森家のはいから四姉妹 綾城まめたか絵も話も「とてたま(とてもたまらないの意)」すぎる〜〜!このレトロで可愛らしい絵柄で、可愛い4姉妹を描くなんて…そんなんただ最高じゃないですか。いずれ短編集などお出しになってほしい(買います)2022年読切TOP5に入る上質な「古書ドラマ」本を葬送る 児島青starstarstarstarstarたか脱サラして6年目の古書店・十月堂の店主が主人公。店の写真撮りに来ただけの客にイラッとし、趣味の合う読書家のお客さんと交流し、そして人知れず不良在庫を古紙回収に捨てる。 ある日買取の仕事が来て家に向かうと、そこは生前読書家だった80代の男性が住んでいた家だった。 グラシン紙で保護された小説、ラノベ、絶版となった漫画、ホビー・フィギュア。 年齢を感じさせない選書、大切に保管された本、個人の蔵書印。 2つの書庫だけでなく居間までが本に埋もれた部屋をみて「ゾクッ」とした店主は、約束の時間までにと査定を済ましていく。 古書店主というのは、蔵書を通じて持ち主の人柄に触れ続け、その愛おしい空間が壊される最後の瞬間を看取る人間なんだと、否が応でも感じさせられた読切でした。今までがそんなこと全く考えたこともありませんでしたが、本が好きであればあるほど辛い仕事ですね…。 タイトルを読まずに読んでも「この作品のタイトルはこれしかない」と思えるほど、テーマを克明に描いた素晴らしいお話でした。 アフリカ文学の『やし酒飲み』、読んでみようと思います。 https://www.iwanami.co.jp/book/b248495.html笑って読んでたけど人魚岬の怪 重里育吹たかこれ最後お父さん死……? というかなんで家庭を2つ持ってるのか、なんでそんな人魚を毛嫌いしてるのかとか謎だ。 癖になる2人メロとトマ 夏町燕たかメロとトマという、天使の女の子2人を描いたショート読切。メロの羽をむしって毛布を作ったり、天使の輪を電球代わりしたりするトマ……。好き勝手されてるのにそれを愛情だと思いこんでるメロが不憫で癖になります。DV彼氏みたいだ…。ケモ(狼)使い魔が良すぎると思ったらもう一捻りあった #読切応援がんばれ狼使い魔くん! 森野鈴鹿たか※ネタバレを含むクチコミです。久々にグッと来た魔王vs勇者われどもわれども 三月病たか※ネタバレを含むクチコミです。「すこしふしぎ」な隣の席の男の子 #読切応援あの子は藪の中 今東ともよたか※ネタバレを含むクチコミです。元・女子校に足を踏み入れた唯一の男子…!花園に幹が立つ 野澤佑季恵天沢聖司「元・女子校に男子が1人(少数)」という設定自体は監獄学園を始め(例がこれでいいのか?)よくあるテーマですが、こんなふうに真摯に、丁寧に、元・女子校という世界に馴染もうとしているフツーの男の子を描いた作品は初めて読みました。 オタクでも陰キャでもない男の子が、挨拶が「ごきげんよう」の世界で「……あ(お辞儀)」としかできないのはそりゃあそう。でも初等部の生徒に挨拶されたら…というのはすごく説得力のある展開でキュンとしました。 滑らかで繊細な絵で描かれる柔らかい表情が本当に素敵で好きです! 遠野くんのことを応援してます…!スペインの世界感に浸る。あかねさす柘榴の都 福浪優子Pom スペインが舞台なのもあって独特な世界観のある漫画でした。私は好きでした。 母親に先立たれてしまった子、なつきがスペインに住む叔母・アルバの元で暮らす話です。 14歳で一人海外で会ったことない叔母と住むなんて考えるだけで胸が詰まる。。 スペインでの日常が物語の中に溢れていて、なつきの心の動きも繊細に描かれていて、叔母となつきの微妙な距離感も感じ、切なさを主に感じた漫画だったかな。と思います。 スペインの情景が、また切なさを感じさせるんだよなあ。<<34567>>