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うどんだんべえ
あらすじ
文無し素浪人・団兵衛が閻魔堂で一夜をすごそうとしたとき、娘が願かけに来る。甲州小仏藩の徒士をつとめていた兄が、金蔵破りの賊を追ったが傷つけられたうえ逃亡され、お役御免になった。その賊を捕らえたら帰参がかなうというのだ。助太刀をかって出た団兵衛の前に立ちはだかったのは!?《うどん団兵衛》他の4編収録。
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きんりょうく
あらすじ
<密猟者の蠢動>極東モータースの白川専務が飲酒運転で事故死。それを殺人だと嗅ぎ回っている風巻剛は、恋人理沙の誘拐をエサに呼び出され「あれは事故だ、あの件から手を引け」と痛めつけられる。殺人事件だと確信する風巻は、ライバル亜細亜自動車社長、鈴原に迫る。更にそのバックに三友コンツェルンが!!他2編収録。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※
久しぶりに読んだがやはりさいとう・たかを劇画座招待席シリーズは面白いのうが多い。この禁猟区は風巻剛が事件を元に色々な問題に手を出したり巻き込まる。所々なぜこういう生活をしているかの話が出てくるが妙に浪花節感があっていいな
・特に好きなところは?
最終話のエピソード。謎の男Mの過去や海外に行って新しい生活をできるのにあえて残る主人公の生き方だな
・作品の応援や未読の方へオススメする一言!
文字は多いし内容も少し複雑だしバイオレンスな描写も多いので万人に受けるとは思わないがやはりさいとう・たかをは偉大だったなと思わせる劇画だとは思う
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ばくまつこうさくにんからす
あらすじ
幕末…勤皇、佐幕両派は、それぞれ細作(スパイ)機関を使ってしのぎをけずっていた。そんな時代、どちらにも属さない通称「からす」と呼ばれる工作人がいた。薩長に追い詰められた幕府は、民百姓の為、無血開城を主張する勝海舟暗殺を計る。からすがとった行動とは…!?
とうちゃだいみょうりきゅうしちてつ
あらすじ
織田信長、豊臣秀吉の茶頭を務め、茶の湯でもって戦国の世を戦い抜いた大茶人・千利休。利休に師事し、後世「利休七哲」と呼ばれる高弟達もまた、茶人として、そして武人として戦いを挑んでいく――。高山右近、蒲生氏郷、織田有楽、荒木村重ら「利休七哲」が生涯のすべてを捧げて歩んだ壮絶なる「茶の湯の道」とは!?戦乱の時代で「茶」に生き「茶」に死した男達の物語!!
おおえどよいどれきこう
あらすじ
ラズウェル細木の全国うまいもの巡り!![食のマエストロ]ラズウェル細木、待望の最新刊!酒好き絵師一門が津々浦々を巡り、土地の名物・名産を肴に極上の地酒を楽しみまくる、勝手気ままな酔いどれ旅!読めばお取り寄せしたくなる、日本酒党必携の単行本!信州の焼き味噌、大坂のはりはり鍋、土佐のカツオなどなど──お江戸の昔にも、土地土地には“うまいもの”と“うまい酒”がある!絵師・狩野遊斎とその弟子たち[遊斎画房]の面々が仕事と修業にかこつけて呑みまくる、日本全国・地酒と肴の酔いどれ旅!
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けんきゃくじょうわ
あらすじ
壬生浪を率いた芹沢鴨と愛妾の絆、沖田総司の愛刀に秘められた想い、幕末動乱に散った土方歳三、荒木又右衛門、柳生十兵衛、塚原ト伝、千葉周作――刀刃が如く研ぎ澄まされた剣客たちの生き様と、その刹那に生まれた美しくも儚き情愛の物語。美麗な筆致で魅せた鬼才・三山のぼるが最後に遺した珠玉の単行本!!
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ふぉとがらやひこま
あらすじ
幕末長崎-文久二年(1862)上野彦馬は日本初の商業写真師として撮影局を開業した。彼は、写真を通して江戸・幕末を記録してきた・・・浪漫溢れる異色時代劇!!
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しょこくぐるめほうろうき
あらすじ
腹ペコ侍・春日拓ノ進が、うまいものを求めて全国津々浦々!!老鯛を見事な絶品料理に仕上げ、殿の舌をうならせた拓ノ進は、後世にまで残る料理書を作れとの命を受ける。刀と庖丁の二刀流で日本の美味を極める拓ノ進の、諸国漫遊グルメ時代劇!!
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けんじゅつしょう
あらすじ
<異種武術戦>をリアルに描く、剣戟アクション!孤高の老剣士・辻月探が鎖使い、ローマ闘士、三国志の猛将などと真剣勝負!悪党を倒すために強くなりたいと弟子入りした青年・吾作は驚嘆と稽古に明け暮れる―――剣術に精通する著者が<異種武術戦>を通して日本剣術の神髄を活写!■目次■・第一抄振り・歩行の巻/・第二抄無駄を除いた「打ち」「反り」の効用の巻/・第三抄双手・片手による刀剣の形状の変遷の巻/・第四抄双手使いの巻/・第五抄抜刀・居合いの巻/・第六抄剣先のネバリと八方目の巻/・第七抄双手握りによる剣先のネバリの巻/・第八抄二刀流の巻
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ちょうそかべもとちか
あらすじ
天文八年、長宗我部家第十九代当主・長宗我部国親の長男として生まれる。子供のころから長身で色白、剣術を好まず柔和な性格だったことから、家臣たちから「姫若子」と蔑まれる。しかし、永禄三年、二十二歳と遅い初陣にも関わらず大活躍し、土佐を統一後、四国制覇へ。
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なくさむらい
あらすじ
北九州の某藩で主家の暗殺を謀り、姉とその家族を惨殺した大罪人として討手に追われる剣士・物辺総次郎。謂れ無き罪を背負い、修羅道を歩み往く物辺の宿命とは――!?新感覚時代劇画!!