究極の鉄道好き(テツ)横見浩彦が、鉄道に興味のない女性マンガ家キクチを日本全国連れ回す!ほぼノンフィクション・コミック。これを読めば、鉄道旅行の新たな境地が切り拓かれる!旅好きニヤニヤ、鉄道好き苦笑いの、実録珍道中コメディー!!
津軽の美しい風景や楽しい行事とともに綴られる、あったかいストーリー。感動のドラマを乗せて走る、日本一の人情鉄道へようこそ。●主な登場人物/ちゃぺ(島守沙代。小学四年生。愛くるしく、お茶目で活発なので、みんなから「ちゃぺ<津軽弁で子猫ちゃん>」と呼ばれている)、春江ばっちゃん(島守春江。ちゃぺの祖母。津軽中里駅前で「はるえ食堂」を経営する、飯<まま>炊きの名人)、鈴木治郎(津軽鉄道社長。鉄道存続のために奮闘中。はるえ食堂のファン)、谷山明子(津軽鉄道の経理担当執行役員。しっかり者)、トキちゃん(はるえ食堂の隣にあるスナック「よろた<津軽弁で太もも>」のママ)、ダンガダンガ(ダンプカーの運転手。突っ張りが得意な、高校相撲部の元エース)、工藤武則(津軽鉄道の車掌。朴訥だが仕事に一生懸命な青年) ●あらすじ/小学四年生の「ちゃぺ」は、仕事で海外へ出かけた母の、いつとも知れぬ帰りを駅で待っている。津軽鉄道沿線の市場にいるマサじっちゃんは、訪ねてくる孫に会おうとしない。息子である父親との折り合いが悪かったことを気にしているのだ。そんなマサじっちゃんに、ちゃぺは家族を想う気持ちについて語りだす…(第1話)。
惑星/乳土(ニュウド)星暦3014年。東北海岸沿線の開発が進み、華やかな新鉄道・湾岸線がメディアにもてはやされる一方、沿線の過疎や設備老朽化が後を絶たない「旧式」鉄道・潮風線では、次々と不可解な事件が起きる。犯人の目的が分からぬまま、鉄道警邏隊員、通称「走り屋」のツバメとゆかいな仲間たちが、謎の事件に立ち向かう!最先端技術を描きながら、どこか幻想的で、どこか人間的な、鉄道系SFファンタジー!。※作家個人で公開しているWeb漫画作品に加筆修正を加え、作品の世界観を堪能できる設定集を合わせた完全版を電子書籍版として配信!
東北・高崎・宇都宮・山手・信越・北陸・御殿場線・東海道線―― これらの鉄道路線を建設した「鉄道の父・井上勝」と明治の鉄道技師たちの奮闘を史実をもとにコミカルに描いたショートコミック。東京駅丸の内口の広場にある銅像も、小岩井農場の創設者も、「長州ファイブ」も、みんな同一人物です! [主な建設路線(作品に登場するもの)] ・京浜編(新橋-横浜) ※以降、続刊 ・関西編(神戸-大阪-京都-大津) ・敦賀線(敦賀港-長浜) ・日本鉄道(上野-青森、山手線、高崎線 など) ・東海道線(横浜-御殿場-沼津-名古屋-大津) ・信越、碓氷線
一緒に鉄道部、しよ! 天満そらは、鉄道部のまひろ先生に絶賛片想い中!先生のためなら苦手な電車もどんとこい…っ! トキメキ最高潮☆女の子だけの胸キュン鉄旅へご招待!
出張サラリーマンの駅弁グルメコメディ!! 1年の半分は出張している坂好ハジメ。日帰り出張での唯一の楽しみは、バラエティに富んだ駅弁と酒!! 全国各地の風光に想いを馳せて、味わい深くいただきますッ!! 思わずヨダレがこぼれる、激ウマ旅情グルメ・エンターテインメント♪
2005年から2011年まで漫画アクションに連載され全15巻を刊行した人気駅弁漫画の続編。駅弁ブームの火付け役、櫻井寛×はやせ淳のコンビが再びタッグを組む。前作でサブキャラだった菜々を主人公にした新しいストーリー。駅弁ライターとして駅弁の取材を続けながら、鉄道カメラマンを目指し奮闘する。第1巻はJR九州のスイートトレイン「或る列車」を撮影するところから始まり、JR西日本の新山口駅「ふく寿司」までの女ひとり旅。
九城;興生(くじょう おきお)、高校2年生。兄が経営する九城出版で歴史と文化の雑誌、「おのごろ」の雑用係も務めている。ある日、兄に言われて長野に取材に向かった興生だったが、切符を買おうとする興生の前に一人の女の子が急に現れ、強引に一緒に長野行きの切符を買わされる。彼女の名は江馬 環(えま たまき)。あまりに世間知らずで奔放に振る舞う環に振り回されながらも心配でつい世話を焼く興生だったが、どうも環には厄介なお家の事情があるようで、興生もいつの間にかトラブルに巻き込まれてしまう。そんな中、世間知らずながらにしがらみを振り切って一歩を踏み出そうとする環に、興生は彼女の背中を押す事を決意した。そして、そこから二人の旅が始まった…。緻密な鉄道描写も必見! 鉄道での旅を通じて興生と環、そして旅先で出会う人々との心の触れ合いを描いた小山田いくのハートフルストーリー。巻末には当時の単行本には未掲載の「興生と環の20年後」のイラスト&コメントも収録!
白泉社「LaLa DX」に掲載された、野間与太郎によるSF恋愛短編3作と雑誌投稿作1作を収録。少し不思議でどこかあたたかい、著者初の作品集。【オプションチルドレン】 妊娠中の母親が服用する才能薬「オプション」により、ほとんどの子どもが何かしらの才能を持って産まれる時代。親の都合で才能を持てなかった主人公「加絵」と、親の都合で才能を持ちすぎてしまった少年「奏」の心の葛藤を描く。著者の雑誌投稿作。【すずらん鉄道、初恋車両】 時は大正。女学生の「かや」は通学のため乗車した鉄道のとある車両内で、金髪の風変わりな少年「純一」と出会う。様子のおかしい彼は、今の時代を平成と呼んでおり―――? 2人にしか見えない特別な車両で紡がれる、大正と平成の青春ストーリー。(LaLaDX 2014年5月号掲載)【ハトの恋した太陽】 方向音痴の落ちこぼれ郵便配達人「マーロ」が指示された次の配達先は、巨大な干潟の中の一軒家!? 潮の満ち引きに振り回されながらも、マーロは毎日懸命に配達に向かう。全ては、手紙を心待ちにしている少女「コニア」の太陽のような笑顔を見るために―――。一途な郵便配達人のピュアラブストーリー。(LaLaDX 2014年7月号掲載)【そらふねの窓から】 大きな飛行船に乗って世界を旅をする「明日美」と、仲の良い幼馴染の「浩輔」。順調な旅を続けていた2人だが、ある日、船に異常が見つかったことがきっかけで、激しい仲違いをしてしまい―――? いつまでも、私がここに居たらいけないことはわかってる…。飛行船で紡がれる、住む世界が異なる2人の心を描いたSF恋愛ストーリー。(LaLaDX 2015年1月号掲載)
人を外見で判断しないほうがいいとはよく言われますが、漫画もまた同じ。この作品はおそらく表紙で相当損をしているのではないかと思われます。オタク風の人物がはしゃいでいる絵に、いまいち内容が想像できないタイトル、と書店では手に取りにくい印象。でも読んでビックリ、中身は冒険心をくすぐってくれる、テンポの良い鉄道紀行漫画なのです。旅をするのは女性漫画家・キクチと編集者、そして表紙で幅を利かせているトラベルライターの横見氏。この横見氏の立案する日本全国鉄道の旅に、2人が連れ回される、というコンセプトになっています。路線全駅制覇や初乗り運賃大回りは序の口、秘境駅巡りや、25時間大回り、トンネル駅に廃線跡に…と、観光やグルメなしでここまでできるかとあきれるほど。まあこれは横見氏のキャラがそのまま漫画にでているんですね。だからこその、この表紙。読めば納得すると思いますよ。