忍者マンガの感想・レビュー94件<<1234>>その名は「嵐」変身忍者嵐 【石ノ森章太郎デジタル大全】 石ノ森章太郎マウナケア特撮ヒーローものの原作と思い読んで見事にスカされました。「テレビと雑誌の落差が大きすぎた。テレビの視聴者は低年層、この頃雑誌は高年層化していたからである」と作者が言っているように、こちらは子供だまし要素の少ないしっかりとしたドラマ。大人の鑑賞に十分耐える内容になっています。父を殺され、化身の術の巻物を奪われたハヤテは、自らも変身忍者となり仇を討つべく復讐の旅に出る、という体裁。血車党を殲滅するため、たとえ化身忍者に子供がいても涙を流しながら斬り倒し、掟に縛られたかつての兄弟分とも闘う。孤高のヒーロー像の構築過程は心憎いもの。エピソードのモデルも凝っていて、鍋島の化け猫や葛の葉、ミノタロウスなど、怪異譚をきちんとこの世界に取り込んでいるのですから、おもしろくないわけがない。大作家に対して失礼ですが、本当に掘り出し物だと思いますよ。少しラストで拍子抜けするかもしれませんが、これもある意味、大人のラストではないでしょうか。原作・雁屋哲、作画・島本和彦風の戦士ダン 雁屋哲 島本和彦マウナケアさすが原作・雁屋哲。これでもか、といわんばかりに魅力的なエピソードを詰め込んでいいて、その引き出しの多さに脱帽します。終末兵器をめぐる超忍組織・恐車と神魔の壮絶な闘い。そこには敵味方にわかれてしまった者の悲哀があり、鉄の掟に従わなければならない不条理が。ほか、政府の陰謀という政治的な匂いも漂わせつつ、必殺技のグレードアップというエンタメ性も強調し、四天王や巡回処刑人といった言葉のセンスの良さも持ち合わせる。作画が島本和彦じゃなかったら、相当ハードな作品に仕上がっていたかもしれません。ですが、逆にいえば普遍的なテーマなので、シリアス系の作画だとベタな忍者アクションになっていたかも。だからこそ熱血ギャグ仕立てのこの作品は、異彩を放っているんでしょう。当時の島本は新人。片や雁屋は「男組」で名を挙げた一流原作者。その原作をここまで自分流に解釈してしまうとはなんたる度胸か。しかも一時『炎の転校生』と連載時期が重なっていたなんて。その心と体の強さを知ってしまうと、やはり島本和彦にもスゴイと言わざるおえません。連載版もいい先輩が忍者だった件 クサダ名無し一巻読みました。読切の時から掛け合いもいいし、キャラもいいなと思っていたけど、連載版はさらにストーリーラインがしっかりと作られていると思った。 忍びの里の面々もキャラが立っていて、ちゃんと続きが読みたくなった。次巻も楽しみ短編のラインナップがエロすぎ山風短 せがわまさき 山田風太郎マウナケア『バジリスク~甲賀忍法帖~』『Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~』に続く、せがわまさき作画の山田風太郎の忍法帖シリーズで、短編作品の漫画化。単行本一冊に1話収録となっています。しかし…この短編のラインナップ、原作は前2作と比べ、いささか趣が異なるというか、ずばりエロすぎ。漫画化にあたりエンタメ忍術路線から本来の山田風太郎路線によくぞ舵を切ったものだとは思いますが、評価は分かれるかもしれませんね。私は好きですけど。1巻に収められているのは大島山十郎という小姓と上杉家の物語。直江兼続や前田咄然斎(慶次郎)も出てきて賑やかな中、山十郎にまつわる謎が関ヶ原前夜の情勢に関わってくる。発想の飛躍も独創的、忍術も淫靡。幻想的な読後感を与えてくれます。2巻は「剣鬼喇嘛仏」というお話で、宮本武蔵を追う剣豪・長岡与五郎が主人公。秘術にはまりナニがアレを離さなくなってしまい孕むまでその姿で闘うという、コメディ一歩寸前なのですが、ラストにオリジナルエピローグがあり、これが何とも切ない。本編では「小便はどうするのじゃ」なんて言ってたのに…。ちなみに3巻のみ普通の現代劇、と色々な面で不思議な選択です。厳選!読んでほしいこのマンガ俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件著者:裂田秋乃かかし他1名14巻まで刊行作品情報はこちらぼのぼのよりこっち派忍ペンまん丸 しんそー版 いがらしみきお大トロ目が真っ黒な主人公が好きです。癒されます。 アニメは微妙ですがオープニングはとても良いです。ディスカバー・ジャパン!ディスカバー・ニンジャ!ニンジャスレイヤー 田畑由秋 わらいなく 余湖裕輝 ブラッドレー・ボンド+フィリップ・N・モーゼズ ブラッドレー・ボンド フィリップ・N・モーゼズ 本兌有 杉ライカ 本兌有+杉ライカ名無しディスカバー・ジャパン!ディスカバー・ニンジャ! ページの隅々からあふれだす「スリケン」「カチグミ・サラリマン」「スモトリ」といった謎の日本語に心を鷲づかみにされる『ニンジャスレイヤー』。ケバいアメリカ産のお菓子のような装丁で、本屋で異彩を放っていたこの『ニンジャスレイヤー』、コミック版も予想以上にぶっ飛んでいて、私もう夢中でございます。 『ニューロマンサー』がチバなら『ニンジャスレイヤー』の舞台は近未来のネオサイタマ(ちなみにネオサイタマは東京湾に浮かぶ“人工島”です)。犯罪組織「ソウカイ・シンジケート」が跋扈する「マッポー」の世にあって、超人的な身体能力を持ち「カラテ」と「ジツ」を操る超人的な「ニンジャ」は大企業の手先として数々の荒事をこなします。主人公は・ニンジャスレイヤーことフジキド・ケンジ。妻子をニンジャに殺され自身も重傷を負った彼は、今際の際にニンジャ・ソウルに憑依され、ニンジャを憎むニンジャとして生まれ変わります。 この、サイバーパンク好きにはたまらない設定と、確かなアクションシーンが否応なく気持ちを盛り上げるうえに、いわゆる、外国人の間違った日本観によってつくられたステキ世界&日本語が、これまでのエンターテイメント作品ではなかった、謎の娯楽性を発揮します。 物語冒頭、ソウカイヤニンジャのアーソンと、彼を襲撃したニンジャスレイヤーが対峙する緊迫したシーン、ニンジャスレイヤーはいきなり「ドーモ はじめまして ニンジャスレイヤーです」とオジギします。アーソンも「ドーモ ニンジャスレイヤー=サン アーソンです」とオジギを返します。このあいさつは、ニンジャの礼儀として古事記にも書かれていることで、決しておろそかにはできないのです!! 全くの別世界ではなく、日本と関係しているけれど実態とはまったく違うエキゾチック・ジャパンは、一度嵌り込むと止まらなくなります。女性主人公の一人称が「アタイ」。何かというと「ユウジョウ」を繰りかえすサラリーマンや女子高生。謎の「オリガミ部」……。 まるで、キリシタンに伝わるキリスト教が、永年の鎖国によって独自の信仰・カクレキリシタンとなったのと同様といってしまうのは、やっぱり言いすぎなようなのでやめますが、ガラパゴス進化のような楽しみを味わえる一冊といえましょう。なかなか謎の多い短編集ニンジャ警察 悪人喰い かわぐちかいじstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男表題の「ニンジャ警察 悪人喰い」と1話完結の短編が入った短編集 1話完結の短編はなんかスッキリしない感じであったが面白い。 個人的には「ニンジャ警察 悪人喰い」を強く推したい。山奥に籠る女忍者が都会に行き警察官と事件を解決していく内容で俺の好きなハード感じと非現実的なところがいい感じのバランスになってる。 新キャラが出たところで終わってるのが残念。続きが読みたい当代随一のデコ貧乳マエストロくノ一ツバキの胸の内 山本崇一朗mampuku 男を見たことがないくノ一だけの里で悶々と暮らすラブ未満コメディ。「からかい上手の高木さん」作者だけあってチャームポイントのおでこ、ぺったんこの胸、少女性の中に仄かに香るバブみ、素晴らしいです。「美少女」という概念に頼らずに可愛い女の子を描く天才。 ムッツリスケベな主人公ツバキが妄想逞しくしているだけの話かと思いきや、個性豊かな同僚のくノ一たちとの切磋琢磨も微笑ましく描かれています。 巻末のオマケ漫画に高木さんがゲスト出演していますが、さすがナイスからかいでした。かっこいい忍者バトルってこういうことだよヤオチノ乱 泉仁優一youdie渋い NARUTOや忍空みたいに分かりやすい能力バトルではない でも戦略と咄嗟の判断と肉体でもって、池袋のごちゃごちゃした街中で、回りに気づかれないように命のやり取りが繰り広げられている スパイアクションのスリルとかっこよさにしびれる まあそれはそれとしてキリネさんが可愛いよね筋肉痛注意こいつら100%伝説 岡田あ~みん華子りぼんという少女漫画雑誌にあって、さくらももこと、岡田あーみんは、やはりちょっと異色だった気がします。 さくらももこは今や、日本を代表する漫画家の一人になりましたが、岡田あーみんはもう漫画家自体を辞めて引退してしまいました。 残念でなりません。 小学生当時、あまりちゃんと読んでなかったわけですが、大人になって読み返してみると、これを少女漫画として、小学生が読んでいたのか、、、凄い時代だな、、、と思うほど、際どい作品です。 むしろ大人になってから、読み返して頂きたい。 少女漫画にありがちな、一人の女の子を数人の男子がとりあうという、逆ハーレムな王道設定にもかかわらず、全く羨ましくもなく、全く憧れもしないのです。 ときめくことすら皆無ですが、ただ、笑いすぎて、腹筋が鍛えられる事は間違いありません。壮大な復讐劇赤目 白土三平霧兵衛良かった点 ・向いていない奴は早めに諦めてもらい違う道に行くが良いというのがよくわかる ・作中にある作者の文が面白い ・忍者の修行のスピード感が最高 総評 第1部の最後でどうなるかと思ったら第2部でちゃんと回収して終わるし全1巻なので短い時間で読めるので良い。 タイトルの赤目とは忍犬ではなく兎のことだった 【感想】『落第忍者乱太郎』の私服に傾向はあるのか落第忍者乱太郎 尼子騒兵衛マンバせとゲノムさんの連載が更新されました! 今回はNHKのアニメでもお馴染み『落第忍者乱太郎』に注目。乱太郎、きり丸、しんべヱ、3人が着る私服の柄には傾向があるのか? さらにその柄の持つ意味合いや、なぜそれを着るに至ったのかまで……今回も深〜〜く掘り下げておりますヨ! https://magazine.manba.co.jp/2018/03/16/genomu-nintama/ こちらのコメント欄で感想をお待ちしております!サンデー史上最高齢の主人公 幕末最後の忍者を描く新連載!シノビノ 大柿ロクロウ名無し黒船が襲来し、混乱のさなかにある江戸幕府。事態を収拾すべく白羽の矢が立ったのは、伊賀の忍者!しかも58歳の!っていう少年誌なのにおじいちゃんが主人公っていうなかなかインパクトがあった。 主人公のおじいちゃん忍者は沢村甚三郎という実在した人物のようで、史実も織り交ぜつつ忍者マンガとして面白くなりそう。33年ぶりの完全新作さすがの猿飛 細野不二彦名無しまじかw http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1705/01/news053.html裏武闘殺陣編烈火の炎 安西信行名無し主人公が異能力を使った過酷な戦いの世界に巻き込まれていく。 チームを組んで武術大会に挑戦する中盤展開(裏武闘殺陣編)は特に好きだった。 姫、風子のツインヒロインの魅力も光ってたし、バトル描写も迫力あったと思う。 怨!怨!怨!衛府の七忍 山口貴由井上篤史自由、平等、人権、平和、幸福。 それらを否定する人はいないだろう。この衛府の七忍を除いては。 彼らは無残に殺されたが、極楽行きという菩薩の誘いを拒否し、 怨身忍者として蘇り怒りの刃を振り下ろすのだ。 とにかく熱い。 太陽のごとく熱い。 山口貴由は、時代の十歩先を行く作家である。 また、時代の百歩手前にとどまる作家でもある。 「自分らしく生きる」事に、1000分の1秒でも 疑問や不安を抱いた事がある人に、ぜひ読んでほしい。好きな技を淡々と並べるスレNARUTO―ナルト― カラー版 岸本斉史やー鳳仙花少年漫画の原点みたいな面白さ闇の土鬼 横山光輝名無し三国志も面白いけど、闇の土鬼も面白いよね。 月鬼が好きだったしあわせになるまんが杉浦茂マンガ大全集 杉浦茂井上篤史わくわくしたり、 どきどきしたり、 ないたり、 わらったりするまんがは たくさんありますが、 よんでいて、 こころがほんわかする、 そんなまんがは そんなにないとおもいます。 すぎうらしげるせんせいのまんがは、 よむと、こころがほんわかします。『BORUTO』、週刊少年ジャンプで来春より連載決定! ナルト息子世代の活躍描くNARUTO―ナルト― カラー版 岸本斉史マンガトリツカレ男> 人気漫画『NARUTO-ナルト-』の主人公・ナルトの息子、うずまきボルトらの世代の活躍を描く物語『BORUTO-ボルト-』が、2016年春より毎月1回「週刊少年ジャンプ」にて連載されることが、19日、幕張メッセで開催中の『ジャンプフェスタ2016』にて発表された。 原作・監修を『NARUTO-ナルト-』の作者・岸本斉史、脚本を小説家の小太刀右京、漫画を池本幹雄が担当する。 この頃こういう感じの多いな 犬の可能性を感じる―甲冑の戦士―雅武 高橋よしひろstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男犬版石仮面川栄李奈の「あずみ」らしいけどあずみ 小山ゆう手動マンガ検索http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151212-00000088-spnannex-ent なんかあずみってちょこちょこ映画化されているな<<1234>>