忍者マンガの感想・レビュー94件<<1234>>大航海時代の遣欧使節団を描いた大冒険ロマン!サムライ・ラガッツィ 戦国少年西方見聞録 金田達也ANAGUMA主人公・晴信は最強の忍・桃十郎とともに遣欧使節団に相乗りして世界のすべてを記録した「萬國大百科」の完成を目指します。目的地はローマ!!大航海時代のワクワク感と主人公ふたりの絆が魅力の大冒険マンガです。 晴信一行は旅のなかで度々訪れるピンチを萬國大百科に出てくる知識を活用して切り抜けるのですが、科学の活かし方も程よくファンタジーでバトルには忍術が絡んできたりと見応え抜群です。『Dr.STONE』とか好きな人は読んでみてほしいかも。 「すべてを見て、すべてを書き記す」と謳う晴信と、その姿勢に心動かされる冷徹なプロフェッショナル桃十郎のコンビもグッと来る。正反対に見えるふたりが力を合わせて戦うの、最高!旅の過程で仲間がどんどん増えていくのも楽しいです。 世界中にあふれる未知の脅威をふたりと一緒に追いかけていくのは素敵な体験でした。終盤が駆け足なのが残念でなりませんが、10巻分の冒険はスペクタクル十分です。ワクワクしたい時に是非!!ポエミー忍のメタギャグ漫画!伊賀ずきん たなかのかあうしぃ@カワイイマンガ私はこの作品を、同じたなかのか先生の『タビと道づれ』『すみっこの空さん』の後に読んだので、最初ずいぶん単純化された画面に驚きました。しかし本作がギャグ作品であると分かり、読み進めていくと、このタッチがまあ笑わせてくれること。 本作は戦国時代の忍びのお話ですが、服部半蔵と名のつく人を、こんなにもテキトーに描いていいのか……と愕然。割と時代設定はきちんとしているのに、すぐに現代ネタを繰り出してみたり、マンガである事をネタにしたり(画像参照、3巻より)、枠組みをずらすメタな笑いが次々と。 物語は忍びでありながら冷徹になれず、心を捨てられないくノ一・伊賀ずきんの葛藤を軸に、美しさ・愛らしさ・友達・自己規定といった事柄について詩的に哲学的に考察しており、デビュー作にして既に「たな節」炸裂!ギャグ漫画にも関わらず読み応えがあります。 くノ一として適性がなさそうな主人公のドタバタコメディとポエミーな台詞のコンビネーションに、思わず吹き出したら負けです。いや勝ちか。昔のジャンプと今のジャンプどっちが面白いかNARUTO―ナルト― カラー版 岸本斉史名無しと思って読み直したわけじゃないんですが、ふとnarutoを読み直しはじめました。 それで鬼滅がこんだけ人気になってもはや社会現象となっている状況で昔はどうだったかな〜と思ったんですね。 別の作品で面白さなんて比べられないし、比べてもいけないのかもしれないですが自分が小学生かそこらだった頃のジャンプも面白かったんですよ! …と、ちびっこたちに言いたい。 鬼滅くらい面白くて皆、我妻善逸のポーズの代わりにネジの八卦六四章のポーズをして結べもしない印を真似していたんだよ!と。 目的やストーリーなんて比べられませんが要素として抜粋すれば比較できるでしょう。 ・毎週面白く思わせるヒキがあるか どっちもありますね。 鬼滅なんて毎週「あ、もうこれだめだこのキャラ死ぬし全滅だ…」 ってなるのに次週で盛り返すんです。 思えばナルトも一緒だったな。だいたい絶体絶命。 平和かと思ったら事件が起きる。 もうこれ全員死ぬじゃんと読者を視野狭窄にさせておいて明後日の方向から救世主を登場させる。もしくは主人公の覚醒! 要素的に「驚き」ですね。 でも最近のジャンプの方が「驚き」多い気がしますが。 なぜなら読者はどんどん飽きっぽくなっているので。 ・かっこいい必殺技あるか どっちもあります。 鬼滅はもう「水の呼吸…」とか読み手10人中8人に呟かせた時点で1万部売ってると思います。 かっこいい必殺技をかっこいいと思わせて、なおかつ真似させることができた時点で勝利!なんだと思います。 ナルトの螺旋丸とか千鳥とか手から何か出すやつも強い…。 やっぱりジャンプにおける「刀」と「手から何か出す」は必勝の方程式なのでしょう。 ・敵キャラを好きになれるか 個人的に難しく、でも重要な要素だと思っているんですが敵キャラを好きになる漫画はいい漫画だと思っています。 味方ももちろん好きだけど、上弦の鬼…好きになりませんか? 敵は敵なんだけど嫌な奴、悪い奴、としてキャラを作るとうまくいかないと思っていて。 違う正義、思想を持った別の主人公みたいに作るといいんじゃないかなと思うんですね。 あと特徴があって印象に残る敵。 潜影蛇手!…モノマネされる時点でいいキャラだったのではないかと。 ・結論 昔のジャンプも今のジャンプも面白い! ベースは変わらないんだな、と勝手に納得してしまいました。 どちらも面白いように、飽きないように作られてはいますが作者の「これが描きたい!」という欲はどの時代も一緒で熱いです。ギャグだが非常に勉強になる信長の忍び 重野なおきクロキ日本の戦国時代を舞台に、少女の忍者千鳥とその主君織田信長の天下取りを描く。史実に即しており歴史知識が豊富である。ストーリーは、ギャグが多く盛り込まれ笑える。だが作者は、歴史的資料を多く読み込んでおり非常に歴史の勉強になる!厳選!読んでほしいこのマンガバード-砂漠の勝負師-著者:青山広美完結全2巻作品情報はこちら麗を「うるは」って読める忍あつまれ〜麗の世界で有栖川 安西信行ANAGUMA『烈火の炎』も『MAR』も大好きな私がワクワクしながら手に取ったのは男嫌いの女子高生が戦国時代(っぽい世界)に転移した挙げ句手違いで体に「モノ」が付いてしまったという情報量が多すぎるマンガでした。キレてるな〜!! 「おちん」が付いてしまったスガワが暮らすことになったのは「麗」と呼ばれる忍組織。キャラが濃すぎる男連中との強制共同生活を送るなかでキレたり絆を育んだりキレたり元の世界に戻る方法を探したり…というのんびりコメディラインが基本です。 が!要所でキメキメのキャラがシリアスバトルで引き締めてくるのがサウナと水風呂交互に入るみたいな感じで癖になります。やっぱり戦闘の緊張感がすごいんだよな…。 そして『烈火』ファンはどこかで見た名前や見た目のキャラが居るじゃん…?ってそわそわしながら楽しめばいいと思いますよ!ゴッドサイダーのスピンオフではなかった鬼哭忍伝霊牙 巻来功士マンガトリツカレ男タイトルに鬼哭と付いていたので、「銀牙 -流れ星 銀」のスピンオフである「銀牙伝説 赤目」のような鬼哭一族の祖先の話かなと思って読み始めたが関係はなかった。 時代背景的には、織田信長の天正伊賀の乱あたりから秀吉が生きているあたりなのかな。長期連載とか前提だったのか全2巻のうち1巻はタイトルである「鬼哭忍伝霊牙」の鬼哭霊牙は登場せず、両親の鬼哭霊馬と胡蝶がメインで話が進み鬼哭霊牙の活躍は2巻以降になる。鬼哭霊牙が両親の復讐のため戦い続けて復讐先である秀吉の前まで行って最後に敵に囲まれてどうなるかというところで終わった。 万人受けしないと思うけど、万人に読んでほしい。こいつら100%伝説 岡田あ~みんnyae岡田あ〜みんは紛れもなくりぼんの黄金期を支えた作家さんのひとりだと思いますが、他の方々とはやっぱり何かが違う気がします。何が違うんだろう……次元? 私はとくに意図せずにあ〜みん先生の代表三作を新しい順に読んでいるのですが(なので現時点でお父さんは心配症は未読)、ルナティックと本作との作風の違いにびっくりしました。ルナティックは曲がりなりにも学園ラブコメディとして成立していたように思うんですが、これは……これは、何なんですか? 何なんですかね??? やっぱホンモノの天才を前にすると何も言えなくなるんだな!現代は忍者だらけだった!?アンダーニンジャ 花沢健吾名無しもし現代に忍者組織があったら、、という世界設定。日本の忍者の存在は、GHQにも恐れられ、戦後直後には姿を消したことになったそうなのですが、実は忍者は現代に20万人もいて様々な仕事をしながら活動しているというもの。おそらく他の漫画でも似たようなものはあったと思うが、花沢健吾氏の描く世界は見たことのない新しいものに感じました。 忍者たちは、軍の特殊部隊も顔負けの武力を持っています。体術の動きがめちゃカッコいいですが「システマ」なる格闘技の動きを元にしているそうです。 意味があるのかないのかわからない日常パートと、忍の与えられた任務にあたるアクション部分がありますが、ボーッとしてると見た目で騙されます。 これからどんな展開になるのか全く不明ですが、ワクワクしてます。スペリオールの大ヒット時代劇アクションあずみ 小山ゆうくまぞうスペリオールの大ヒット時代劇アクションです。小山ゆうの作品はどれも面白いのですが、一つ選べと言われたら、月並みながら「あずみ」を選びますね。 なんと言っても主人公・あずみのキャラクター性が抜群に素晴らしいです。純粋さと鬼神のような強さが同居した精神性が好きですね。過酷な運命を乗り越え、成長する度に菩薩のような神々しさをあずみから感じました。作品内で、自分からあずみに殺されたがる者達がいたのもの頷けます。 ここまで生死観の突き抜けたヒロインはなかなかいないでしょう。まだ読んでいない方は、絵のクセや、巻数の長さに躊躇せずに是非読んでほしいですね。巨大な悪を討て、ニンジャスレイヤーニンジャスレイヤー 田畑由秋 わらいなく 余湖裕輝 ブラッドレー・ボンド+フィリップ・N・モーゼズ ブラッドレー・ボンド フィリップ・N・モーゼズ 本兌有 杉ライカ 本兌有+杉ライカstarstarstarstarstar_borderさいろくドーモ!レビューです。 主人公ニンジャスレイヤーの仇であるラオモト・カンほど悪に徹しているやつもなかなかいない。 そのキャラクター設定は勿論、ネオサイバーニンジャパンクとでも言うのか、この世界設定こそがニンジャスレイヤーの大きな魅力の一つである。 戦う前にはニンジャなのに必ずアイサツする(アイサツしないのは本当に汚い、汚い)みたいな細かいルールを覚えるだけでも深くハマることが出来る。 1巻の初っ端から抜群の画力と怒涛の展開、そして個性豊かで魅力たっぷりなモブ達にも拍手を贈りたい。 ニンジャとそのジツはスゴイ(語彙力の崩壊)ので読んだほうがいい。ダークニンジャ=サン…!ニンジャスレイヤー・キョート・ヘル・オン・アース 田畑由秋 余湖裕輝 ブラッドレー・ボンド フィリップ・N・モーゼズさいろくネオサイタマでラオモト・カンを斃したニンジャスレイヤーがガイオンシティで大暴れ! と言いたいところだが北斗の拳のケンシ○ウ宜しく今回も満身創痍であった。 5巻まで来てダークニンジャ=サンと妖刀ベッピンの忌まわしき過去が記され、これまで以上に敵側であるダークニンジャ=サンにスポットが当たる。 イイゾモットヤレと言わんばかりにやる。 「三度呪われろ!!!」次世代ナルトBORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 岸本斉史 池本幹雄 小太刀右京名無しナルトの息子ボルトをはじめとした次世代の忍び達の新たなる戦い。それぞれが親の能力や性格を受け継ぎ、先代に負けず劣らず、魅力のある世代になってます。「ナルト」をアニメ、漫画で親しんでいたファンは多いと思いますが、これを二番煎じだと思って読まないでいるのはもったいないです。お色気シーンが多いのでオススメやわらか忍法SOS 帯ひろ志名無しゲーム「がんばれゴエモン」のコミック版をはじめ、90年代からコミックボンボンを支えた作家、帯ひろ志先生。 この「やわらか忍法SOS」は、2004年頃の作品で、帯ひろ志作品の中でも特にお色気シーンが多いのでオススメなのです。 最後まで変わらない感性でおられた帯ひろ志先生に合掌‥。瞳がきれいな犬かん忍!!茜 樹原ちさとまるまる伊賀忍者の末裔、東茜を中心に怪しい学園の秘密に迫る忍者コメディ。 1巻と2巻以降で内容がガラッと変わるのがちょっと不思議。田巻くんはどうなったんや… やたらと有能で瞳のきれいな犬、藤丸がかわいい。これは紛れもなく"愛の物語"── #1巻応援忍者と極道 近藤信輔名無し恋愛より重い愛。 何かに長けて、何かが欠けた者どもの 生首ブッ飛び殺し「愛」。 愛を識るなら辞書引くよりこれ読んだ方が早い。 ルビ芸が好きな人 プリキュ◯が好きな人 描き手の全力の「これが描きたい」圧に殴られたい人 外連味に飢えた人 には特に超絶ブッ刺さる。賭けてもいい。 そうでなくても全人類におすすめしたい気持ちと こんなド深ェものを気安く他人に勧めて その後その人の人生に与える影響に責任が持てるのか…?という気持ちがせめぎ合うほど本当(マジ)におすすめです。 誇張でなく一生分の愛と生首を摂取できること請け合い、むしろ請け愛。 ①巻発売にあたり以前とは違い直感的にレビューを書いたのですが、特に伝えたいのは巻末おまけページの圧に本気でゾッとしたということ。 私はなんてものを愛してしまったんだろう?これもまた愛。表1表4も愛。悲しいくらいに愛しかない。生首ブッ飛び、殺し愛。 愛はここにある。最後の戦いが泣ける烈火の炎 安西信行名無し忍者を目指し主人公が成長する過程がめちゃくちゃ楽しい。 数々の「魔導具」のギミックも厨二心をくすぐる。基本的にはバトル系漫画なので、小学生から中高生くらいの男子が読めば熱中できるはず。 烈火と柳の「忍と姫」の関係も見どころ。 ストーリーが進むにつれ絆が深まり、最後の戦いでは涙腺がやばくなります。忍の王子様!?ピュアなヒロインのラブコメ忍恋 鈴木ジュリエッタ名無し忍の世界の中での恋模様が現実離れしていて、おもしろいです。男の子に負けたくない、女の子であることが嫌で、とても活発な女の子だけど、とってもピュアで、ものすごく女の子らしくてかわいいヒロイン。恋に落ちてからは一途。身近でいつも見守ってくれてる人より、やっぱり王子様的な存在を女の子は好きになっちゃいますよね。そして、こういうヒロインがモテる!イケメンに好かれていいなぁと思いつつ読んでいます。続きはよ〜忍ぶな! チヨちゃん 設楽清人nyaeあー!すごく面白い。一瞬で3巻まで読んじゃった。 チヨちゃん、はじめは想い人のワタルくんと会話どころか姿を見せることすらできないけど、話が進むと着実にチヨちゃんも周りに助けられながらみるみる成長してくので、いつまでもモダモダしてないのがいい。 展開も早くて絵も最高レベルに上手いし、忍者マンガとしてもバトルシーンが物凄くかっこいい。 6月に3巻でたばかりだから、4巻出るのまだまだだなぁ、つらい朧ちゃん可愛すぎ〜!!おちこぼれ忍法帖 弓月光たか※ネタバレを含むクチコミです。時事ネタ、野球などの話題が盛り沢山の忍者コメディおれは万太夫 川三番地starstarstarstarstarウマタロ川三番地のデビュー作「男ぞ!硬介」の次に描かれた1980年代の忍者ギャグ漫画。なぜ主人公を忍者にしたのかわからないほど無秩序でハチャメチャな学園ギャグとなっている。ダジャレの手数は非常に多いのだが、お世辞にもいずれのギャグも面白いとは言い難かった。(時代的な感覚の差もある…)決して「こいつら100%伝説」のような忍者コメディを期待しないように。 なので、ここではギャグ以外の部分で作品の魅力を伝えたいと思う。 (1巻)とにかく時事ネタが多い 80年代初頭に流行った商品や芸能人、スポーツ選手、CMネタなどが大量に使われてるので、時代の流行を感じることができた。(自分は半分ほどしか判らなかったが…) (2巻)アーチストリーグの思い出話、そして野球試合が描かれる アーチストリーグとは、水島新司先生を中心とした漫画家とその関係者の草野球大会の事。作者はもちろん、ちばてつや先生のチーム「ホワイターズ」 に所属していたと思われる。ギャグを交えながらではあるが、試合形式の野球マンガとして描かれている。後の「4P田中くん」「Dreams」など、名作のルーツがここにある。 (3巻)最終話の俯瞰図 最終話では大勢のキャラが登場するのだが、1ページの俯瞰で描くシーンはさすがの一言。大師匠・ちばてつや先生の息吹を感じた場面だった。音速丸あらわるニニンがシノブ伝 古賀亮一starstarstarstar_borderstar_borderさいろくシノブは主人公なのだろうけどこの漫画は音速丸様の漫画である。 アニメ化もされたらしい本作は「飼われてる鷹」として登場した音速丸という謎の生物を中心とした漫画であると言っても過言ではない。 アニメの方も気になるな https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=https://m.youtube.com/watch%3Fv%3D8VXtYazJYYM&ved=2ahUKEwjBrpDz28jnAhWGdXAKHcjnAXYQt9IBMAp6BAgOED0&usg=AOvVaw0kafe8zXWIsr5Z8hesd26M 音速丸さんは下ネタがすごいのですごいです、読むべし。老若男女が楽しめる落第忍者乱太郎 尼子騒兵衛名無し小学生のころ、新聞で連載されており、単行本も持っていました。あまり優秀でない主人公が、個性豊かな同級生と過ごす忍者世界の日常が描かれています。新聞に連載されているだけあって、毒のある内容は含まれていないし、「ご飯を残してはいけない」などの教育的内容も含まれていて、子供たちにも安心して読ませられると思います。たくさんキャラクターが出てくるので、お気に入りのキャラクターを探すのも面白いかもしれません!大河忍者漫画といえばいいのかムジナ 相原コージstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男週刊ヤングサンデーの連載時に読んでいたが、その時も面白かったが最近読み直して本当の面白さを理解できた気がする。白土三平作品を読んでから読むとより面白い。 ストーリー上での伏線はほとんど消化しているし、過去の忍者マンガのパロディや、相原コージのギャグ漫画家としての実験や面白さも発揮されている。 白土三平の「カムイ伝」ばりの忍者内での階級闘争という重い内容でありながらエロやギャグを混在させて感動させるのはすごい 忍者武芸帳や伊賀の影丸とも違う忍者マンガの傑作だと思う表題の火盗斬風録が最高火盗斬風録 横山光輝starstarstarstarstarマンガトリツカレ男確か昔日本文芸社が出していたカスタムコミックで掲載されていた覚えがある。 あらすじは幕府は乱れに乱れた治安を回復するため、中山勘解由に役目を申しつけた。この中山勘解由が徹底的に悪人を処刑していく。全く人間らしいエピソードはなく、乱れに乱れた治安を回復するための職務を遂行することに忠実な中山勘解由にすごい好感がもてる。まじで「マーズ」の地球監視者といい横山光輝の描く自分の職務に忠実なキャラクターはどれもこれもカッコいい 確か同じ作者の横山光輝の「時の行者」にも少しだけ登場していたはずだが、まだそっちの方は人間味があったな。 あと「火盗斬風録」は雑誌掲載版とはちょっと違い、罪人の首を並べて一気に首を切る道具の描写がない<<1234>>