あらすじ
現代美術作家のパルコキノシタが、かつて教師をしていた経験をふりかえり「職員室のタブー」を暴く禁断の教育書。
著者自身の経験を元に描かれているのですべてがノンフィクションではないものの、教員という仕事の実態をかなり赤裸々に語られている1冊かと。叶うならば、教育に携わる立場になって読んでみたかった。
この漫画では主人公の木下先生が教師として思うこと、問題だと考えることを頭と体を最大限につかって自らが思う正解へと導こうと努力しますが、そんな単純ではないのが教員の仕事。生徒の数だけ答えがあると言ってもいいくらいに、教員という仕事のやり方に正解はないようです。そしてそれを常に読者にも問いかけてきます。
この漫画の舞台は2000年くらいなので今から20年前。多分ですが、20年前と今を比べても教育界って殆ど変わってないんじゃないかと思いました。毎日のように発生する問題の数々を、すべて現場にいる先生たちに委ねられているという現実、仕方がないにしても重荷がすごすぎる。問題に向き合わずに適当に誤魔化して続けるか、一生懸命向き合って病むかの二択といっても過言ではなさそう。
著者の本業は現代美術家ですが、臨時教員以降もなにかしら教育に携わっているようです。そんな彼の目線で描かれる職員室のタブーとは…。ちょっと中途半端なところで終わっているのだけ惜しい。
あらすじ
紫月サクラと緑川あかね、桃園ゆり子の3人は今日から新人教師!高校時代から腐れ縁で一緒に過ごし、一緒に同じ職を志望し、一緒に暮らし始めてしまった3人はまだまだ学生気分!それでも先生は今日から先生なのです!「悪魔事典」の巣山真也が送るガールズコメディ登場!!
あらすじ
誰よりもおせっかいな性格で、六本木No.1の人気キャバクラ嬢だった天王寺美咲。そんな彼女の転職先は、なんとマンモス男子高の教師!挨拶に行ったその日に、さっそく同僚教師が起こしたヤクザがらみのトラブルを解決。前途は洋々かにみえたが、彼女の担任学級は生徒全員が不登校の超問題クラスで…!?
あらすじ
ひとり息子・太一を連れ、甲斐修平が故郷へ帰ってきた。ワルガキだった頃を覚えている商店街のおばちゃんたちに囲まれ、さっそくからかわれる修平。その新居は実家の隣…前途多難である。入学式を迎え、1年1組の担任となった修平は、教室に集まった生徒たちに名前を覚えてもらうため、黒板に「貝」の絵を描くが…。
あらすじ
熱血教師物語『光路郎』から20数年――村枝賢一が現代の教室に挑む新たな「サムライ」教師が誕生!時を超えた“破天荒”の血脈が再び教壇に!!