あらすじ

よく晴れた土曜日、ベルネは古本屋でアテネ美術館の大図版集を買った。ベルネは一週間の休日を前に、ご機嫌だ。けれどガーディーはベルリンにレコーディングに行ってしまい、いつ戻るのかも分からないという。しばし漫然と過ごしたあと、ベルネは友人に猫たちの世話を頼みどこかへ出掛けた。そして帰宅したガーディーは目を見張ることに!「G、今度はいっしょに行こう…」ベルネとガーディーの優しい日常第3弾。
ロンドンの佳き日(1)
早冬のロンドン、1年半ぶりにベルネがツアーから帰ってきた……友人のギグのために。長髪・長身のベルネと金髪・痩身のガーディーはふたりともミュージシャンを生業にしている。ステージからガーディーがベルネを呼んだ。それからふたりは1ダースの酔っぱらいをつれてアパートに還った。ベルネは早くも新規雇用猫を採用……「蒼の男」シリーズのサイドストーリー、ふたりと彼らを取り巻く仲間と同居猫との日常――。
ロンドンの佳き日(2)
ロックスターのガーディーとベルネは、ストライプとポイントという2匹の猫と同居している。ポイントはまだ小さな仔猫だというのに気が強く、よその猫にケンカを売られケガをしてしまった。相手の猫を少し驚かそうとベルネがかけた水はなんとポイントにかかってしまい、驚いたポイントは失踪してしまった。心配したベルネは仕事もリハも手がつかずにいた……ベルネとガーディーの優しき日々、第2弾!
ロンドンの佳き日(3)
よく晴れた土曜日、ベルネは古本屋でアテネ美術館の大図版集を買った。ベルネは一週間の休日を前に、ご機嫌だ。けれどガーディーはベルリンにレコーディングに行ってしまい、いつ戻るのかも分からないという。しばし漫然と過ごしたあと、ベルネは友人に猫たちの世話を頼みどこかへ出掛けた。そして帰宅したガーディーは目を見張ることに!「G、今度はいっしょに行こう…」ベルネとガーディーの優しい日常第3弾。
禁断

禁断

1940年、ロンドン。家の事業が失敗し破産したトミイは、休学をし働かざるを得なくなった。新聞の求人を見て、目的の館へ行ってみると見分けがつかないくらい似ている双子に雇われる。召使いとなったその館で禁断の遊びが繰り広げられるー。
はないろ語り拾遺帖

はないろ語り拾遺帖

昭和半ばの東京。家業の「はないろ紙店」を継いだ若き店主・一朗さん。そのまっすぐな性格と人の好さもあって、店はそこそこに繁盛している。だが訪れる客の中には奇妙な因縁を背負った者も。一郎さんと相棒の猫・毬緒さんは、そんな人々の因縁を解きほぐし平安な明日へと優しく導く……。郷愁を誘う昭和時代を舞台に、人々の迷いや悲しみ、苦しみを癒す不思議な紙屋の日々を描く。8ページの連作読み切り作品を1、2巻、計36話収録。
rover

rover

ロンドン、ソーホーのストリートに、ふらりと現れた日本人少年、世紀。路面に書きなぐる詩に魅かれた、詩人トニー・バーモアは、なぜか無一文の世紀の面倒をみるが…。男同志の魂がぶつかりあう!
銀色のアルフレッド

銀色のアルフレッド

楽しくお散歩をしていたアルフレッドとガーディは、急に雨に振られ、大急ぎで近くの立派な館を訪ねた。館のキレイな主人にもてなされたお茶を飲み、ふたりは眠ってしまった。ガーディはいつの間にか大迷宮に閉じ込められていて…、アルフレッドは館の主人に迫られていた!? 電子限定あとがきも収録。
ディーン

ディーン

1986年ロンドン。この界隈では知らぬ者はいないほど有名なハリィは、突然見知らぬ男にシャンパンをかけられ、不快な気分で外に出るも、その男に待ち伏せされ、事件に巻き込まれる。この悪魔にかかわるなと、言われた男の名前はディーン。蒼い目をした男だった。