あらすじ

「魔法で人を幸せにできる魔女になりたい」と願い田舎から出てきた少女・アリー=エイベルが出会ったのは、「人は魔法に頼らなくても幸せになれる」と普通の花を売る変わった魔女のヨシノ=ヨーク。魔女見習いとしてヨシノの花屋で働くことになったアリーは、魔法で叶えるはずだった誰かの“幸せ”をその手で叶えていくことになり――!? 浜弓場双が描く花と魔法のヒロインファンタジー、開幕!
魔女の花屋さん 1巻
「魔法で人を幸せにできる魔女になりたい」と願い田舎から出てきた少女・アリー=エイベルが出会ったのは、「人は魔法に頼らなくても幸せになれる」と普通の花を売る変わった魔女のヨシノ=ヨーク。魔女見習いとしてヨシノの花屋で働くことになったアリーは、魔法で叶えるはずだった誰かの“幸せ”をその手で叶えていくことになり――!? 浜弓場双が描く花と魔法のヒロインファンタジー、開幕!
エルフの女の子とエッチなことをしちゃう アンソロジーコミック

エルフの女の子とエッチなことをしちゃう アンソロジーコミック

「奴隷のエルフがご主人の俺のこと好きすぎて一線を越えちゃう?」「異世界転生して巨乳エルフに子種をねだられる!」といったエルフの女の子たちとのいちゃいちゃが満載! エッチなシチュエーション満載のアンソロジーコミック登場!【参加作家一覧】エリス120%・くろむら基人・鶴山ミト・橙山しゃげ・長頼・長谷川三時・閃凡人カバーイラスト:浜弓場双
小さいノゾミと大きなユメ

小さいノゾミと大きなユメ

目を覚ますと身長12センチの体になっていた女子高生・小岩望実(コイワノゾミ)が命からがらたどり着いたのは、ひきこもニートの大久保由芽(オオクボユメ)が住むアパートの一室。空き缶やゴミの散らばるユメの部屋だが、記憶も行くアテもないノゾミは当面その部屋でこっそりと暮らすことに決め……!? てのひらサイズの女子高生がワンルームで繰り広げる日常系アドベンチャー!
ハナヤマタ

ハナヤマタ

容姿も普通、頭も普通、美術や体育……何だって普通。そんなフツウだらけのぱっとしない14歳、関谷なる。“ヒロイン”に憧れながらも普通の毎日を送るなるは、月夜の晩に出会った妖精のような異国の少女に導かれ『よさこい』という非日常の世界へと踏み出していく――。
your diary

your diary

主人公・智希は、ある日憧れの先輩・紗雪に一冊の本を勧められ、街の古本屋に立ち寄る。彼の目に留まったのは『yourdiary』と書かれた一冊の本。本を開くと、一人の女の子が飛び出してきて!?人気PCゲームを完全コミカライズ!
おちこぼれフルーツタルト

おちこぼれフルーツタルト

アイドルを志して上京してきた桜衣乃は、売れない(元)子役のロコや ミュージシャンのはゆ、モデルのニナとともに 新人アイドルユニット「フルーツタルト」を結成することに!? 『ハナヤマタ』の浜弓場 双が贈るぽんこつアイドル4コマ、第1巻!!
魔女の花屋さん

心華やぐフラワーファンタジー #1巻応援

魔女の花屋さん 浜弓場双
兎来栄寿
兎来栄寿
『ハナヤマタ』や『おちこぼれフルーツタルト』の浜弓場双さん最新作ということで、まず間違いないでしょうと思いながら読み始めて、期待通りに面白かった作品です。 15歳になった少女アリー=エイベルが、魔女になる夢を叶えるため大都市であるキャリッジ街の魔法学校グランモールにやってきたものの魔法は時代遅れでただの花嫁学校になってしまっており、街外れの丘の上に住む「花の魔女」ヨシノ=ヨークに弟子入り志願するところから物語が花開いていきます。 第1話「サクラ」 第2話「ミモザ 」 第3話「カルミア」 第4,5話「バラ」 と、世界設定はファンタジーですが登場する花や花言葉は現実を踏襲しています。ヨシノという名前もサクラから。吉野山が故郷の身としては嬉しくなってしまいます。 元々の高い画力が映えるキャラクターはもちろん、ファンタジー世界の彩りという点では非常に大事である背景も精緻に描写されており読んでいる間はこの世界に浸れます。私は、こういう描き込みが細かいファンタジーが大好物です。 特に、サブタイトルにもなっている花が描かれる各話のクライマックス部分の作画は気合いが入っていて思わず嘆息してしまいます。気が早いですが、たくさんの実在の花を扱っているのでアニメでフルカラーになって動きもついたら非常に映えそうです。 見習いシスターのオリビア=オークスやジョルダン家当主でホテルオーナーのジャネット=ジョルダンなど、魅力的なサブキャラクターも続々と登場しながら展開するストーリーの良さも美点です。 『ハナヤマタ』などのころから秀でていた、心の琴線に触れながら読むと元気をもらえるハートフルな内容は本作でも健在です。そこに、花や花言葉という要素が重なって非常に良い読み味となっています。 各要素のレベルの高さは流石という他ありません。長く続いていくことを祈りたい、素敵な作品です。