あらすじ

2学期が始まる。夏休みの素敵な思い出を胸に登校した龍太郎だが、級友が語る豪華な夏の思い出を聞いている内に、急に自分の夏休みがみすぼらく思えてしまう。そんな中、清之助にもある変化が――。
キミにともだちができるまで(1)
人見知りで筆談でしか話せない小学1年生の龍太郎。そんな従兄弟のともだちづくりを手伝う事になったエリート高校生・清之介。時間の無駄と思っていた龍太郎との交流の中で、清之介は、初めての感情を覚えてゆく――。心温まる、キミと僕と、『ともだち』の物語。待望の第1巻。
キミにともだちができるまで(2)
自分の為だけに生きる清之助の胸に級友・高橋の言葉がひっかかる。「嘘を信じる事」「誰かを忘れないこと」。慣れない龍太郎との生活の中で、清之助の心に“何か”が芽生えてゆく――
キミにともだちができるまで(3)
2学期が始まる。夏休みの素敵な思い出を胸に登校した龍太郎だが、級友が語る豪華な夏の思い出を聞いている内に、急に自分の夏休みがみすぼらく思えてしまう。そんな中、清之助にもある変化が――。
キミにともだちができるまで(4)
文化祭に龍太郎がやってくる。清之助の友達に会うのを楽しみにしている龍太郎だが、本当は友達などいない清之介は初めて他人と向き合い考える。龍太郎の夢を壊すべきか、龍太郎を騙し続けるべきか――。
キミにともだちができるまで(5)
「胸に残るものよね、人の優しさは」 仙台の街に冬がやってきた。清之助は招かれた友人宅で不思議な居心地のよさを味わい、龍太郎の変化、自分の変化に気づく。そして、別れと出会いの春がやってくる―――。心温まる、キミと僕と『ともだち』の物語。“優しさ”の最終巻。
明日の君が好き

明日の君が好き

主人公・遠野順平は高校時代から付き合っている彼女・松浦夏帆にプロポーズしようと決心する。だが、むかえたプロポーズ当日、待ち合わせの場所に夏帆が来ない。不思議に思い電話をしてみると、電話の向こうの夏帆は1日先、つまり「明日」にいるという。順平は面白がって、その日から「明日」の夏帆との電話を続ける。だが、ある日電話口で「明日」の自分が死んでしまったことを夏帆から告げられ…。(週刊ヤングジャンプ2021年24号)
まくむすび

まくむすび

「高校演劇」との出会いが、すべてを変えた―― 仙台星見高校に入学した土暮咲良には、誰にも言えない創作活動への秘めた熱意があった。ある“きっかけ”で創作を諦めかけていた彼女だったが、「高校演劇」や仲間との出会いによって、彼女の日常は“劇的”に変化していくことに―― いま、誰もが輝く青春群像劇の幕が上がる!