酒チャビン
酒チャビン
大賞受賞!純粋に嬉しい! 最終選考まで残ったけど、 他のノミネート作品と比べると、絵柄も題材も地味だし(超失礼)、大賞はダメだろうなぁとか勝手に思っていただけに、大賞受賞の情報に興奮して、思わず ヘグッ! ってなりました!! 作家さんも好きな人だっただけに、めっちゃ嬉しい。 内容は、ざっくり言うと漫画家マンガ。 主人公は娯楽の少ない離島に住んでいる女子高生。 そんな彼女の楽しみは、とある作家の漫画。 その漫画のおかげで文字通り人生が代わり、彼女にとっていつしか憧れの存在になる。 しかも何度も読んでいるから、しまいにはイマジナリーフレンドとして、漫画のキャラと妄想的に会話をする始末。 そしてある日、長い間作品を発表してこなかった憧れの作家が、コミティアに参加することを知り、矢も盾もたまらず会いに行く。 すると会場にいたのは、まさかの・・・?という展開。 ここまで読んで、漫画に人生変えられた人は共感必至なのではないでしょうか? 私事ですけど、自分は主人公とすごく重なりました。 自分も田舎出身で漫画しか娯楽がなく、漫画のキャラをイマジナリーフレンドとして都度勇気をもらい、崇拝する作家にどうしても会いたくてサイン会に東京まで行く、そんな時代を思い出してしまい共感しかなかったです。 絵柄にクセがあるのですが、題材とマッチしているし、個々のキャラが感情表現豊かで読んでいてい温かみを感じます。 言葉選びの表現も秀逸で(添付のコマ)、思わず唸ってしまいました。 「漫画に人を感じたい」 ホントにその通りだし、それを体現している漫画だと思います。 漫画、創作、表現することの素晴らしさを随所に感じさせてくれる作品です。 本作が、マンガ大賞とる時代で良かったなーとつくづく思いました。
六文銭
六文銭
裏表紙見て「コミティアってがっつり書いてある!?」と思って読んでみたけど、良いですね…。コミティアが協力されてるのね…。 島暮らしの女子高生相ちゃん。漫画好きといっても私とは年齢も環境も違うし、共感することはないかなぁなんて最初は思ってたんですが、大好きな作家さんの10年ぶりの新刊、しかも先生の手売り、行くしかない!!そして会場に入って「こんなにたくさんの人が自分の作った本やグッズを売っているのか…!!」と圧倒される。わかりみしかない…!! 憧れの対象だった漫画が自分でも描けるんだと分かる瞬間、たまらないです。こうやって人は創作を始めるんだなあ…。自分と重ね合わせて、懐かしい気持ちになりました。推し作家さんが神にしか見えなくて言うこと聞いちゃうのもめちゃくちゃ分かる。本当に神だもんね…! 相ちゃんの初めて描いた漫画。粗削りだしツッコミどころも多いし、いいところなんて…。けど読ませる力がある。一週間でノート一冊分描き切る力がある。純粋に好きだという気持ちで描きあげている。そういうのが私にも伝わってきて、先生と一緒に泣きそうになりました。 2話まで読んだだけだけど、良さしかなかった。とりあえず現在出てる単行本まで追いつこうと思います。創作っていいな~~。
Nano
Nano
ストアに行く
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
以下のボタンから感想を入力することができます(別ウィンドウが開きます)
感想を投稿
完了する
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい