あらすじ

目的の男を見つけだすため、レンは古道を出る決心をする。しかし「魂なきものは古道の外では存在を保てない」とレンの母が言葉を遺していた。危険すぎると蘇芳も止めるが、レンは聞く耳を持たずに外界への入口を探し…!?
まつろはぬもの 1巻
5年前に亡くした兄・数久の代わりに医者を志す女子高生・百合は、この頃、数久の夢を頻繁に見るようになっていた。そんなある朝、百合は祖母に「数久に会ってもついていってはいけない」と謎めいた忠告をされる。その話をあまり気に留めていなかった百合だったが、通学途中で本当に数久が現れて…!?恨魂幻想異界奇譚!!
まつろはぬもの 2巻
雪恵を追って古道を彷徨ううち、かまきり女の宿に迷い込んでしまった聡と菜摘。女は、自分の子供を産む力をつけるため聡を喰おうとする。蘇芳が助けに駆けつけるが、宿には結界が張られ手が出せないでいた。そんな絶体絶命の中で…!?
まつろはぬもの(3)
13年の時を経て霊喰みとなった清子の叔母・淳子は、復讐を遂げるべく黒沼御前の前へ現れる。追い詰められた御前は、自分を殺せば干上げた土地は水没し、御坂の繁栄も終わると淳子をなだめるが…。一方、レンもまた淳子を追って、泥鯉の聖域である鳥居の中に入っていき…!?
まつろはぬもの(4)
目的の男を見つけだすため、レンは古道を出る決心をする。しかし「魂なきものは古道の外では存在を保てない」とレンの母が言葉を遺していた。危険すぎると蘇芳も止めるが、レンは聞く耳を持たずに外界への入口を探し…!?
まつろはぬもの(5)
怪我を負った梨華の前に現れたサザキは彼女を喰おうとするが、そこへ梨華の恋人の顔を持つ霊喰みが追って来て…!?一方、レンらと共に古道をさまよう理央は、レンといると不思議なことが次々起こることに気づくが…!?
まつろはぬもの(6)
何日も雨が降り止まず、蘇芳は妖怪女の宿でやる気なく過ごしていた。暇を持て余した女は、蘇芳が首から掛けている印のついた小袋に興味を持ち、それは何かと尋ねる。蘇芳は「これは俺の本当の主の遺品」と答え、秘められた自分の過去の話を始める…!?様々な背景、エピソードが解き明かされる最終巻!!
カレカミ 運命の恋は神様と【電子限定描き下ろし漫画付き】

カレカミ 運命の恋は神様と【電子限定描き下ろし漫画付き】

■迎えに行くよ――今日交わした約束を果たすために■幼い頃遭難し、その後も「生きてることが幸運」と言われるほど災難に見舞われてきた由奈。なぜか毎回ケガも後遺症もなく、「黒い霧」が見える以外はいたって普通に暮らしていたが、ある日謎の少年にピンチを救われることで運命の歯車が再び動き出す。「俺を信じてくれたら、ずっと護り続けてあげられる」初めて会うはずなのに、どこか懐かしい彼の正体は――。【本作品は単話版『カレカミ 運命の恋は神様と』1~7話に描き下ろし16Pを加えた電子単行本です】
ソードガイ ヱヴォルヴ

ソードガイ ヱヴォルヴ

男の右腕に在ったのは、人の骨肉を断つのではなく、武器の「魂」を“斃す”ための刀だった――――。武器が宿す殺意――“武氣”が肥大したさまである“武装魔”掃討を主とした組織“処史代”に属する緒方凱は、女子高生・石咲蒔香に、武装魔殲滅の一部始終を目撃されてしまう……。異色のダーク・ファンタジー&アクション、進化・進撃の第二章、開幕。
ソードガイ 装刀凱

ソードガイ 装刀凱

森で不審な死を遂げた女。その傍らに生れた悲運の子、凱は、刀匠・亜門にひろわれる。十数年後、亜門の弟子となった凱は、作刀中の事故で右腕を失ってしまう。亜門は、魔刀“死龍”をつぶし、凱の義手として作り替えるが……? おびただしい戦いが渦巻く残酷な運命を引き受けた少年の、ゆく先に在るのは、“闇”か、それとも―――――世界を鮮やかに斬り裂く、新次元コミックノワール、第1巻。
黒×羊

黒×羊

▼第0話/黒い羊、もしくは狼▼第1話/過去よりの男▼番外編/黒×羊×獅子●主な登場人物/角坂翔(若手ながら数々の賞をとった人気俳優。その素顔とは…?)●あらすじ/とある新作映画の撮影現場。今や押しも押されもせぬ人気俳優ながら、人なつっこい笑顔を見せてやってきた青年の名は、角坂翔。貴公子から軍人、強盗までどんな役でも演じ分けられる角坂は、ここの監督をして「あいつは演技ができすぎる」「素でいる時ですら、あいつ自身が角坂翔という俳優役を演じているかのようだ」と言わしめる男である。そしてその日の帰り道、彼に“依頼”を持ちかけるひとりの少女が…(第0話)。●本巻の特徴/角坂翔。職業・俳優。そして、殺し屋。“羊の群れの中には、黒い羊もいる”――彼の目的とは、そして存在理由とは?「月刊スピリッツ」大人気連載作品、待望の第1集!
夜市

夜市

大学生のいずみは、高校時代に野球部のヒーローだった同級生・裕司に誘われ、ある不思議な場所に迷い込む。そこは、妖怪たちが様々な品物を売り、望むものが何でも手に入るという不思議な市場「夜市」だった。小学生の時に弟と「夜市」に迷い込んだ裕司は、「野球の才能」と引き換えに、弟を売ってしまったという。ふたたび「夜市」に戻ってきた裕司の望みとは…? 魂ゆさぶる日本ホラー小説大賞受賞作、“入魂”のマンガ化!