やも男と女形

やも男と女形

妻と子を亡くしてから、独りで純喫茶を営んでいる幸一。彼がある日出会ったのは、家出中だという謎の美少年。その正体は、大衆演劇の女形スターであり、世間から行方をくらましている喜多川艶之助だった。艶之助は、幸一の店でしばらく住み込みで働きたいと幸一に提案する…。父親になり損ねた幸一と、世間から身を隠す女形スター・艶之助の同居生活が始まって…?
読切 お茶挽いて 文書いて

読切 お茶挽いて 文書いて

大正時代、吉原。かつて看板娘だった朝顔花魁と夕顔花魁は共に30歳に近づき“売れ残り”となってしまっていた。ただ一つ違ったことは、夕顔花魁には毎日手紙を書くほど熱心な人がいるものの、朝顔花魁には浮いた話ひとつ無いことだけ。そんなある日、朝顔花魁に舞い込んだ身請け話。年齢的にはラストチャンス。この縁談に賭けていた朝顔花魁だが、あえなく撃沈してしまい…。
梅鴬撩乱―長州幕末狂騒曲―

梅鴬撩乱―長州幕末狂騒曲―

色町「堺屋」に身を寄せるおうのは、ドジで間抜けだが琴三絃には並々ならぬ才能があり、芸妓たちの間でも一目置かれている。そんなおうのの才能と魂にひかれゆく高杉晋作(たかすぎ・しんさく)と、彼を取り巻く山県狂介(やまがた・きょうすけ)、赤根武人(あかね・たけと)、久坂玄瑞(くさか・げんずい)たち――。やんちゃな猛者どもの軽快で可笑しみに満ちた幕末ロックな日々とは……!?
螺旋の素描

螺旋の素描

時は大正末期、場所は花街。「夢二」と名付けられ男娼として働く秋斉の母親への想いと絵師・奥村への慕情を描く表題作を筆頭に、秋斉の初恋、そして成長後が語られるシリーズ番外編も収録。他、人形浄瑠璃の世界に身を置く少年同士の密かな恋物語、呉服屋奉行人の、坊ちゃんへの淡い恋心を描いた短編も加えた珠玉の作品集。しっとり儚いジャパネスクの恋心。舞い落ちる花弁のように柔らかに、会田薫の世界が今、アナタの心に開かれる――。
恋する仏像

恋する仏像

寡黙で人付き合いが苦手な無我は、人気者で自分とは正反対の幼なじみ・零雄とともに、幼い頃から仏像彫刻に打ち込んでいた。無意識に零雄に合わせ、力をセーブしていると指摘された無我は、徐々に実力を開花、彫刻の楽しさに目覚めていく。一方、零雄は、無我の変化に焦りを感じ始め……!?
太陽を堕とした男

太陽を堕とした男

【eBookJapan限定特製描き下ろしペーパー巻末封入!※収録画像は紙の書店向け付録と同内容です。】高杉晋作に憧れ、憎み、求め続けた男の物語。もと奇兵隊総督・赤根武人は、長州の裏切り者として牢獄に囚われていた。だが、敵の密偵となることを条件に、新選組の監視のもと自由を手に入れる。すでに故郷には帰る場所もなく、残ったものはその身と命だけ。そんな武人の胸を焦がす、ある男の存在とは……? 時代に翻弄され、袂を分かった二人の男。その行き着く果てを描いた、邂逅の物語。
疼く春

疼く春

【eBookJapan限定特製描き下ろしペーパー巻末封入!※収録画像は紙の書店向け付録と同内容です。】時は幕末。命を狙われた革命家・高杉晋作は、長州を離れ、馴染みの芸妓・おうのを偽りの妻として身を隠していた。革命の渦から距離をとり、ただの男として日々を過ごす中、晋作の胸を疼かせる、ある問い──。自分は、なぜこの女を連れてきたのか。この女は、なぜ自分についてきたのか。追われ、逃げ延び、焦がれ、傷つき、その果てを探す男と女の物語がいま、幕を開ける──。
しゃらくしんじゅうしょうじょのしゅんがはえどにさく
写楽心中 少女の春画は江戸に咲く 1巻
写楽心中 少女の春画は江戸に咲く 2巻
写楽心中 少女の春画は江戸に咲く 3巻
写楽心中 少女の春画は江戸に咲く 4巻
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