ツレない釣り女子に釣られる乙女にコメントする
つれづれダイアリー

つれづれなる青春

つれづれダイアリー 草野ほうき
名無し
勉学に励んだりスポーツに打ち込んだり、 若いときにしか出来ない人生経験を積もうとしたり。 そういう青春を尊重し正しく美しいと評価する。 それは世間的には当たり前であり正論だと思う。 では、友達を作りたいと思い、そのために釣りを始める、 そういう青春を世間はどう評価するだろうか。 概ねで微笑ましくは見守ってくれるとは思うが、 「もう少しなにか」とか「もっと大事なものも」とか、 「遊んでばっかりだね」とか言われそうな気がする。 「釣りもスポーツですけれどねえ・・」とか。 しかしながら、むしろそっちのほうが普通の青春であり 普通の青春時代の過ごし方ではないかとも思うのだ。 童話のアリとキリギリスとかウサギとカメとかが説くところの 「真面目が正義」はある意味でまさに童話だ。 実際には人は日常生活の中で楽しそうなものや 興味を持ったものを優先する。 多感な時期ならなおさらに。 それが普通であり本能だと思う。 そう考えれば「つれづれダイアリー」の登場人物は 現実的で正直に素直に青春を謳歌している。 興味を持ったクラスメイトと仲良くなるために釣りをはじめ、 釣りの魅力にもハマっていく森野アリス、 普段は人と接しようとしないが、釣りを介すれば 饒舌にも親切にもなる橘音々子。 釣りに興味が無かった子と釣りしか興味がなかった子が 出会ってすこしづつ距離を近づけていくという ごく日常的な女子高校生生活漫画。 二人はこの出会いで学力やスポーツ能力を とくに高めるわけでもない。 だがこの漫画は、さして変わらぬ日常が 釣りと友達?というものにちょっと関わるだけで とても楽しくなるということ、 青春時代って、ちょっとしたことをとても楽しく 嬉しく感じることが出来る時代だということ、 そういうことをこの漫画は思いださせてくれた。 また、釣り知識とアルアル体験談、それと魚料理に関しては 楽しみながら勉強になる漫画でした(笑)。
ショーハショーテン!

笑って泣ける、お笑い版バクマン!

ショーハショーテン!
ナカタニエイト
ナカタニエイト
<ログライン> 高校生がお笑いで頂点を目指す話。 <ここがオススメ!> 高校生の漫才コンビの成長譚。 言うなれば、お笑い版バクマン。 彼/彼女らの漫才を生で観たくなるくらい全キャラが生き生きしていて良い。 しかも、ただお笑いをするだけではなく、各キャラに過去がありドラマがある。 そのドラマに心揺さぶられる一方で、漫才のネタは笑える。 漫才も面白くて、生で見ているかのようなライブ感がある。 その漫才が物語とリンクする形で笑えるネタになっており、これがまたただ笑えるだけではなく、どうしてそのネタになったのかがしっかり練られており、めちゃくちゃ良過ぎて、泣いてしまうことをもあるレベル。 この物凄いネタを考えるのって凄いことだなぁ、と思いながら読んでいる。巧み。 文字数もそれなりに多いはずなのに、サクサク読めるのはさすがのネーム力と展開力の成せる技。 兎にも角にも、笑えて泣ける、アニメ化してほしい大傑作!! <この作品が好きなら……> ・バクマン。 https://manba.co.jp/boards/72236 ・かくしごと https://manba.co.jp/boards/65288 ・ダンス・ダンス・ダンスール https://manba.co.jp/boards/63868
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