ノース・スターズ・ピクチャーズマンガの感想・レビュー52件<<123>>流石に短すぎる。主人公の顔設定は失敗。文豪アクト 真崎福太郎名無し学生服コスしたご年配でしかない主人公の顔立ちは・・・。粗さはありますが、内容はマトモな演劇漫画だっただけに初っ端での俺たちの戦いはこれからエンドは残念でした。自分も他人も見つめなおして愛してあげよう私の彼は仕事ができない 山田可南野愛男女問わずなんともイヤな気持ちになるタイトル。好きな人ならダメなところも知りたいとは思うものの、社会におけるウィークポイントって見たくないし見ちゃいけないような気がします。 とある書店のフロア長を務める主人公・はる奈。彼女が働く書店に彼氏・名古木が就職するところから物語がはじまります。 本が大好きでやる気十分の名古木ですが要領悪いしミス多め、もしや私の彼氏は仕事ができない人なのでは…?というお話。 仕事ができないとは言え、真面目で優しい名古木の人となりが絶妙なんです。 周囲の人をよく見ているし、お客さん思いで仕事熱心。はる奈のことを心から尊敬し愛しているのが伝わります。 だからこそ見てられないししんどくなるはる奈の気持ちが痛いほどわかります。 恋人同士じゃなくて純粋な仕事のパートナーなら、仕事関係なく恋人とか夫婦というだけならそこまで辛くないんだろうな…。人間同士って難しい。 単純な仕事や恋愛の話ではなく、性別や環境や能力など人間の深層心理にあるバイアスを描いている作品です。心抉られる題材なのに、軽快で前向きなので自分のことも他人のこともちゃんと見つめて受け入れようという気持ちにさせてくれます。明日こそ幸せになりたいねひとり暮らしのOLを描きました 黒川依野愛かわいそうでかわいい、ひとり暮らしのOLさん。 お家でぼーっとしてる姿を見るだけで 仕事つらいんだろうなあ、周りに頼れるひといないんだろうなあと心配になってしまう。心配になると同時に、わかるなあと思う自分もいる。 やった帰れるとかやった休みだと思っても、とくに楽しいこともなかったりあっというまに終わっちゃったり、あるよなあ。終わりゆく休日に抗おうとしたり、気づいたら夕方になってたり、あるよなあ。 このOLさんとお友達になってご飯食べながらぼそぼそと日常の苦しみとか生と死の話とかしてみたいな。 みんなちょっとでいいから昨日より幸せな今日を過ごせるといいね。記憶と違った...猛き龍星 原哲夫starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男久しぶりに読んだけど平成初期の「男一匹ガキ大将」をやるとこんな感じになるのかなとか思ってしまった。番長マンガと思ってたらちょっと「花の慶次」を感じさせる描写があったり"華僑"ではなく"和僑"という概念が出たりと色々楽しめた。記憶だと主人公は海外に行ったシーンで終わっていたんだけど、それから色々あったのをしったよ。なんか変な終わり方だなと思ったら3巻の単行本のコメントが全てを物語ってた...厳選!読んでほしいこのマンガ壬生義士伝著者:ながやす巧浅田次郎完結全13巻作品情報はこちらファッツに人間味がありすぎでいいCYBERブルー ゼノンコミックDX版 原哲夫マンガトリツカレ男今読むと色々気になる点が多いけど連載当時はすごい好きだった。今思うとトータル・リコールとかがはやっていた時代だったのでこういうマンガがあったんだと思う。あらすじに非業の死を遂げた少年がロボットと融合して地球征服を企む組織と戦う。最初の方がは一応サイバーな感じで銃などを駆使して進んでいくが途中から北斗の拳ばりに殴り合いで勝負がつく。地味にサイバーなギャグも好きだった40年越しに果たされる、亡くなった親友との約束私と猫と二十歳の君と あさひよひ名無し読んでいてなんとなく「もしや…?」と思って調べたらやはりBLも描かれている作家さんでした。この設定でBL描いたらめちゃくちゃ良さそうだなと思いながら読みました。堅物とネアカの組み合わせ好きなので…今まで描かれた作品も読んでみたいですね。 40年に一度しか咲かない花、ニューサイランのことか、それをモデルにしているようです。その花が咲くかどうかの勝負をしていた矢先に亡くなってしまった親友が、その勝負の決着をつけるために亡くなった当時の20歳の姿で主人公の元へ戻ってくるのですが、戻ってきたのは勝負のためだけじゃないということが最後にわかります。不朽の名作CAT’S EYE 完全版 北条司名無し『CAT’S EYE』は北条司先生の出世作として漫画、アニメは勿論のこと杏里の歌う主題歌「CAT'S EYE」は大ヒットし、現在でもテレビなどで聞く機会は多いでしょう。 また怪盗美女三姉妹という設定は後年の創作物に多大なインスピレーションを与えている点も見逃せないところでしょう。 ストーリーはもとより1980年代バブル期の東京の町並み、そして登場人物のファッションと見処の多い作品です。よく分からない生物との日常系漫画大福生活 筆禍名無しキモ可愛い不思議生物・大福ちゃんと、飼い主なおちゃんの同居生活を描いた漫画です。何も考えずに読め、頭がいい意味でゆるーくなります。大福ちゃんがいつも微妙になおちゃんにいじめられている(いじられている)様子がいじらしい。特に何か大きな事件が起こるわけでもない、日常系漫画です。ケモケモしくてピュアなゆるふわ怪獣、一太朗がとにかく可愛い赤点のかいじゅう 祖川初樹名無しど田舎の村の隣に高くそびえ立つ科学研究所。そこに住むのは、科学者の零丸。零丸は危険で非実用的な実験しかできないため、村八分にされてしまう。その恨みから村を征服する兵器として、怪獣の一太朗を生み出した。 とにかく力だけは強くて壁でもなんでもすぐ破壊しちゃう一太朗。 ただの怪力の怪獣にしたくなくて、零丸は日々一太朗に知能テストを受けさせるだけど、破壊か爆発オチでうまくいかない。 毎日テストで0点ばかりでご飯抜きと怒られるけれど、零丸のことをパパと慕い、2人で一緒に遊んで暮らせれば、一太朗は幸せ。 兵器として賢くなってほしい一方、ピュアな一太朗にいまいち甘くなってしまう零丸も微笑ましい。巨悪を公憤で撃たずに、小悪党を私憤で弄ぶ痛快さ野宮警部補は許さない 宵田佳名無し警察官っていうのは、なにかあったら 「警察官ともあろうものが」と糾弾される。 一般的な職業に比べ、ストレスの溜まり方が強い 大変な職業らしい。 なのでこのマンガは、警察内部ではホントに こんな低レベルな揉め事が、ストレス解消策として 実際に頻発しているのかもしれないと 思ってしまうリアリティはある。 だからといってストレス解消をパワハラ的、モラハラ的な 理不尽な手段で行使し発散しても良い、とはならないわけで、 そこに悲哀が生じてしまう。 このマンガは、そこからさらに一捻りして、 そういった警察内部の揉め事や問題点を 野宮警部補が論理的でいて、ときに詐欺的だったりする手法で、 小悪党を成敗するという痛快ギャグ漫画に仕立てている。 しかし野宮警部補は、けして正義感や道徳観から 巨悪を正そうとは思っていない。 倫理観で行動をしていない。 子供じみた感情や気分、過去の恨みからの私憤で行動している。 「野宮警部補は許さない!」の、許さない、は けして正義感や公的な憤慨からの「許さない」ではなく、 個人的な好き嫌いや恨みが原動力になっている 「許さない」だと思う。 そこには実は「正義」はない。 だが、だからこそ、薄っぺらい正義感や 実は現実的でない勧善懲悪話よりも 独特な価値感やリアリティによる 爆笑ギャグを感じてしまって面白かった。 時代の開拓者ってかっこいい東京シェアストーリー ただりえこ 高橋幹子aico高橋幹子さんはちびまるこちゃんやおじやるまるの脚本家って1巻の最後で知りました!等身大のアラフォー独身女子の姿が描かれててリアルでとても読みがいがあります。時代の先を行く開拓者だから不安って主人公のお母さんの考え方かっこいいなと思いました!アラフォー女性のリアルな生活物語。東京シェアストーリー ただりえこ 高橋幹子Pom 2巻の中にアラフォー女性のリアル、日本の現実問題が詰まりに詰まってた物語。 4人のアラフォー女性がシェアハウスをして生活するんだけど、仕事のキャリア、結婚など決断することが多くなってくる年齢で、何となく目を背けがちなところを4人の女性を通してリアルに描かれていた。 そんな色々ある中でも女性同士、支え合う人がいることの暖かさとか人間同士の関わりの良さを教えてくれる、そして背中を押して励ましてくれるような内容だったように感じました。ゲスをもってゲスを制す痛快ストーリー野宮警部補は許さない 宵田佳六文銭警視庁内にある「特別対応室」 ここは、警察内におこるトラブル(ハラスメントとか、怠慢とか)を表沙汰になる前に対応していく部署。 別に「監察」という部署もあって、ここはより大きな事件・不祥事を扱うので、特別対応室は、そのサポートというのが役目。 警視庁内も、一般企業以上にガバナンスが効いてて驚きます。 それだけ暴走しやすいということなのでしょう。 本作は、そんな「特別対応室」のお話。 警察官といえど全員が善人ではありません。 小悪党じみた輩がゴロゴロいます。 この作品が面白いのは、「悪は絶対許さない!」みたいな正義感をもった主人公が情熱的に対応する・・・という展開ではなく、外面だけが良い微妙に性格の悪い主人公野宮警部補が裁いていくところ。 逃げ場のない状態まで証拠を集め、時に嫌らしく、時にネチっこいやり方で、小悪党たちをこらしめていく様は、痛快の一言です。 悪口をノートに書いたりする大人気ない様も、どこかチャーミングに映るから不思議。 2巻以降は、監察とのセクショナリズムや権力抗争など、警察組織の闇が垣間見えてきて、物語にグッと奥行きが出て今後の展開が楽しみです。 ともあれば、基本はゲスをもってゲスを制す!的な展開は、読めば爽快感間違いなしな作品です。秋田弁女子の春夏秋冬めんけぇなぁ えみちゃん 沼ちよ子あうしぃ@カワイイマンガおばあちゃんと二人暮らしで秋田弁強めの中二女子・えみちゃん。田舎暮らしの毎日はとっても楽しい! 読んでいくと、秋田独自のイベントや風物や食、細かな風習の多さに驚かされる。意外と楽しさいっぱいの秋田を素直に享受し、楽しむえみちゃんは、最初から最後まで純粋で愛らしい。 さらに共に楽しむ方言少なめ幼馴染のかなこ、カルチャーショックを楽しむ東京出身のみよしさんの三人娘が揃うと、途端に賑やかになって楽しい。 食べること大好き、演歌大好き、ゆるキャラ大好きな、まだまだ垢抜けないえみちゃんには、「素直」という言葉がよく似合う。その感性を通して見る世界のきらめきは、例えば『明日ちゃんのセーラー服』と同じような眩しい感動を与えてくれる。 春の芽吹きにときめき、眩しい夏に弾け、秋の実りに喜び、長い冬にも楽しみを見つける、とことん前向きなえみちゃんと、無数に散りばめられた「秋田あるある」を楽しむ、どこまでも明るい秋田漫画。方言を使いたくなる! (ちょっと調べた限りでは、ここまでしっかり秋田を舞台にした漫画って、見当たらない。そういう意味でもレアな漫画かもしれない、多分)王道の青春スポ根モノハナカク 松井勝法あくあ「青春スポ根モノが読みたい!」と友人に言ったらこちらをオススメされました。うん、確かに面白い。絵も可愛いしキャラも立ってるし、ライバルもちょームカツクし。弱虫だった主人公が強くなってヤツをボコボコにするシーンは王道。しかし、かわいこちゃんがヨダレ垂らすってあたり、ちはやふる思い出したwわかるのよ、冷蔵庫を見ればね冷蔵庫探偵 佐藤いづみ 遠藤彩見名無しまさかの冷蔵庫から問題となった事柄を見破り解決する! 探偵っぽくないのに足跡を辿るように分析する様はちゃんと探偵です。 人間は食べ物で出来ているので理屈としては頷けます。それでもほのぼのとした気持ちになってしまう不思議な漫画。 一味違った事件解決漫画を探されてる方にオススメです 物語の七変化にワクワクが止まらない異邦のオズワルド おかざきさと乃sogor25表紙を見た瞬間はファンタジー作品なのかなという印象。物語の主人公は変人だが天才の美人天文学者アイラ、それと彼女の助手となることを志願する青年、間宮。凸凹バディものっぽい導入を見せたかと思いきや、話が進むに連れてどんどん深まるSF感、そして突如として現れるミステリー要素。ページを捲るごとにジャンルが変わる様子はまさに七変化。画力の高さもそれを表現するのに充分すぎるほど。更に様々な要素をただばら撒くだけじゃなく、1巻の中で物語の流れと盛り上がるポイントも作っている。何だこれメチャクチャ面白いぞ。 1巻まで読了。共感性を思いっきり刺激する漫画ひとり暮らしのOLを描きました 黒川依名無し一人で暮らすOLさんの日常を描いた漫画。あるあるとなるような不幸や不憫なネタが多く、共感性を思いっきり刺激してくる。強い人間には分からないような弱者の気持ちをこのOLさんは代弁してくれている。そんな気分になれるのだ。OLさんが可愛らしいのも重要なポイント2018年新連載の中でも目を引いた1ページ目!異邦のオズワルド おかざきさと乃兎来栄寿新潮社の新しいWEBコミックサイトであるコミックタタンが始まった時、他の豪華な連載陣の顔触れの中でも一際目を引いたのがこの作品でした。 カラーで描かれた1ページ目を見ただけで、「あ、これは素晴らしいマンガだ!!」ということを確信させてくれるオーラを放っていました。 まず、一目で引き込まれる画力の高さが光ります。 おかざきさと乃さんは前作の『金平糖の花嫁』も個人的に大好きだったのですが、SFの空気に合わせて更にスタイリッシュになり背景も緻密に描かれて絵で魅せられる作品となっています。 ストーリー的にもどうなって行くのかワクワクさせてくれる内容で、毎回の更新がとても楽しみです。 とりあえず、まずは試し読みで1ページ目の美しさを体感してみて下さい。不可思議な世界観を尻目にどんどん進んでいくストーリー殺人プルガトリウム 小手川ゆあsogor25死後の世界、殺し屋が裏切りの末に殺したかつての仲間を探して本当の仲間・家族になろうとする。あらすじだけでなんかヤバそうな物語だというのが見て取れるけど、世界設定もかなり謎を残してて全く先が読めない。 死後の世界だけども普通に人が日常生活を送っているという不思議な世界観。それどころか現れる死者に応じて勝手に世界が改変される様子。一応かつての仲間を見つけるというのがメインに置かれてるけど、この死後の世界全体にもっと大きな謎が隠されてるような気がしてならない。 1巻まで読了。核分裂の発見者 リーゼ・マイトナーの物語リーゼと原子の森 こうの史代starstarstarstarstarひさぴよ「この世界の片隅に」のヒットがまだ記憶に新しい中、核分裂を発見した物理学者リーゼ・マイトナー(1878〜1968年)の人生を描きだした意欲作。 第二次世界大戦が迫る1938年、ユダヤ人であるマイトナーが、ドイツからスウェーデンに亡命するところから物語は始まり、自然豊かな森の中で、マイトナーはいつしか核分裂の原理を発見する…。 史実ベースかと思いきや、序盤から森の中で北欧の妖精「トロル」が唐突に登場したりして、こうの先生ワールド全開です。メルヘンチックな雰囲気のおかげで、暗い時代の雰囲気がやわらぐ。 作中では、核分裂の研究について詳細に描かれており、難解な物理数式がコマの中に並ぶ。ほとんど理解できなかったものの、マイトナーさんがブルーベリーなどの木の実を原子に見立て、トロルにやさしく講義してしてくれるので、私のような門外漢な読者でも、核分裂についてなんとなくわかった(気になれた) 原爆について深く語ることはないけど、一つ一つの言葉の背後に、とてつもない重みを感じる。単なる伝記物とは一線を画した作品だと思う。 そしてトロルは、物語の最後まで「いい。」働きをしていた気がする。 トロルには「馬鹿」というイメージがある一方で、気に入った人間には富と幸運をもたらし、気に入らない相手には不運と破壊をもたらす妖精でもある。 科学と人の関係を象徴しているのかもしれないし、いろいろな解釈を加えて考えだすとまた想像が広がる。 「男子高校生の日常」の美少女版?女子高生のつれづれ 三本コヨリmampuku まぁ読んでタイトルの如くではあるのだが、どういうマンガであるかは以下の記事を読んでいただければ把握できるかと。概ね的確で頷ける内容だった。 https://www.excite.co.jp/News/anime_hobby/20170505/Otapol_201705_post_6748.html 本人たちにとっては飾らない(あくまで下品になりすぎない程度の)日常会話であっても、それが可愛い美少女キャラたちによって展開されることで、「これが女子の現実……?むしろ全然可愛いやんけ!!」と思わせることができ、たちまちJK大好きオッサンたちの理想郷へと変貌を遂げるのだ。 まぁ一口に女子高生と言っても、共学か女子校かでだいぶ違うとも言うし…恥じらいを失った女子校のヤバすぎる実態みたいのも是非読んでみたいようなみたくないような… あと制服の着こなし方がキャラごとに全然違うもお得感があって良い。円香(金髪)みたいな着方は巷でも漫画でも最近よく見るかも。応援したくなる西荻窪ランスルー ゆき林檎大トロ主人公の女の子が向こう見ずだけどひたむきで応援したくなります。闇属性主人公瘴気のガスマスカレイド 田中克樹 水城水城mampuku※ネタバレを含むクチコミです。<<123>>