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武田晴信(たけだ・はるのぶ:のちの武田信玄)との幾度かの戦を経た長尾景虎(ながお・かげとら:のちの上杉謙信)は、房州の里見氏(さとみし)が北条氏康(ほうじょう・うじやす)の侵略を訴えたことを契機に、関東出陣を決意し挙兵する。その頃、武田晴信は川中島に本陣をすえ、越後侵入を果たそうとしていた。怒りに燃える景虎の元にやってきた宇佐見定行(うさみ・さだゆき)は、景虎の想い人・乃美(なみ)が重篤であることを伝える。乃美の元を見舞った景虎は「今度の戦いで武田軍を討ち破り、必ずそなたを迎えに来る!!」と固く約束を交わすが……!?謙信と信玄、雌雄を決する一大決戦、川中島の戦いが今、始まる!!海音寺潮五郎の傑作歴史小説を原作に、躍動感溢れる筆致でコミカライズした石川賢の『天と地と』、ここに完結。
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きりんが丘にある不思議な雑貨屋さん「ココロ屋」で、緑店長の特製ハーブティを飲みませんか?きっとあなたの心が晴れやかになることでしょう。ある日、泣きながら「ココロ屋」に入ってきた加島奈保(かしま・なほ)。彼女は恋人・岩田敬司(いわた・けいじ)から、きりんが丘に建つ家の前でプロポーズされていた。しかし、イラストレーターになる夢を置いて、平凡な主婦としての将来を想像することに堪えられないと、このプロポーズを断ろうと考えていた。奈保が「ココロ屋」を去った後、敬司が「ココロ屋」を訪ねるが……。夢と現実の間で揺れるカップルの恋の行方を描いた「赤いリボン」の他、「ifの呪文」「木漏れ日のカーテン」「わたしの調べ」の4編を収録。人生に立ち止まったとき、「ココロ屋」を覗いてみませんか?