1
あの子が私にくれたもの

あの子が私にくれたもの

女子高生の谷村は、入学早々念願の初彼氏ができる。気分は最高潮。浮かれていたところ、すぐにフラれてしまう。わけがわからず、混乱する谷村。だけどラブパワーがあれば大丈夫!彼と復縁するためと奔走する谷村の前に現れたのは、おでんの屋台を営むたぬきだった…!?
読みたい
2
いつか、いつかな

いつか、いつかな

「まゆおくんは私にプロポーズしようとしてるんだ!」そう気づいてから、3年が経った――。お付き合いをはじめてからしばらくが経ち、仲良く暮らしているりかことまゆお。旅行先でまゆおの荷物の中からうっかり婚約指輪を発見してしまったりかこは、彼が自分にプロポーズしようとしていることを知る。ドキドキしながら待つも、まゆおは一向にプロポーズしてこない…。しびれを切らしたりかこは、まゆおにプロポーズを“させる”作戦に出て――?
読みたい
3
ねこのいぬ間に

ねこのいぬ間に

高校一年生の二学期。夏休み明け。周囲になじめず、結果同級生からナメられてしまった岡部は押し付けられた掃除当番で同級生の佐藤と出会う。佐藤はちょっと変わっているけれど、他のクラスメイトたちとは違った。そして何より、夏休み中に失踪した飼い猫・マルにすこし似ていた。徐々に打ち解けていくふたり。そんなある日、学校の近くで「猫が死んでいた」という目撃情報が入る。
読みたい
4
海はとおくに満ちて往く

海はとおくに満ちて往く

海沿いの街で商店を営み暮らす橘。高校生のときに亡くなった幼馴染・岬希の姪である灯に懐かれ、店では度々2人の時間を過ごしていた。橘の心に強く根を張り、時折身体中をかけめぐるあの日の悲しみ、そして後悔――。幸せになんか、なりたくない。灯の高校卒業をきっかけに、橘の止まったままの時間が動き出そうとしていた。
読みたい
5
それでも、愛は

それでも、愛は

染井と吉野はお笑い芸人「ソメイヨシノ」として活動していたが、吉野の一方的な理由でコンビを解散することに。活動最後の夜、二人は配信用の動画を撮るためにいつもの公園に集まった。桜の季節なのに空気は冷え込んでいて、今夜は雪が降るかもしれないらしい。染井はこの最後の夜に、どうしても吉野に伝えたいことがあった――。
読みたい
6
夕子の思い出

夕子の思い出

17歳で亡くなった同級生・佐山夕子の幽霊に偶然出会ってしまった糸田房子、27歳。房子は思ったことをそのまま口に出すせいか、いつも人を遠ざけてしまう。夕子は対照的によく笑い、常に人の輪の中にいた。用事もないのに夕子の霊につきまとわれている最中、高校時代の同窓会の招待状が届いた。行く気のなかった房子だが、夕子の勧めで出席することに。そこでは旧友たちが、夕子の思い出を話していて…。
読みたい
7
岡田くんは今日も言えない【単話】

岡田くんは今日も言えない【単話】

デキるサラリーマンの岡田くんは、いつも飄々としている高校時代の同級生・魚住くんにずっと恋をしている。二年前の同窓会で気持ちを伝えることを諦めてから疎遠になっていたけど、とある出来事をきっかけに再び連絡を取り合うように。会うたびに「この気持ちを伝えてしまおう」と決意する岡田だが、今日も……言えない。ニヤニヤとドキドキが止まらない、ハートフルコメディ!
読みたい
9
ヒロインにあこがれて

ヒロインにあこがれて

少女マンガが大好きな女子高生・あんじゅは恋をしたことがない。マンガのヒロインたちの姿や、作品のコメント欄を見ながら「恋してみて~な~」とは思うもののあまりピンとこない日々を送っていた。そんなある日、クラスメイトの佐野くんから言い寄られるようになったあんじゅは自分の心と向き合うことになって…?恋してたって、してなくたって、私たちはみんなヒロイン。たったひとつのハッピーエンドを描く、読切46P。
読みたい
10
プラネタリプル

プラネタリプル

理由なく不登校がちな自分に劣等感を抱くあおは、眠ると「いつもの場所」へと行くことができる。声を出さずとも気持ちが伝わる不思議な空間が、心落ち着く唯一の居場所だった。そんな中、ある出会いをきっかけに日常が少しずつ変わりだして――。イラストレーター・須澤彩夏による、渾身の漫画家デビュー作。
読みたい
海はとおくに満ちて往く

綴られる繊麗な感情 #1巻応援

海はとおくに満ちて往く
兎来栄寿
兎来栄寿
遥か彼方まで続く海やそこから寄せては返す波は、それ自体に意味はありません。しかし、人はそこに何かを感じ取ります。ある人にとっては何でもない風景・何でもない言葉が、誰かにとっては特別で掛け替えのないものであることもあります。 『世界にさよならのキスをして』の日々の杏さんがこの短編「海はとおくに満ちて往く」は、波打ち際で粒立つひとつひとつの泡が砂に染み込んでいくように、誰かの心の深いところに繊細に浸透していくであろうシーンやセリフが満ちています。 知らず知らずの内に、誰かが誰かを救って回っているこの世界の営み。その構造の断片だけにでも触れられたとき、愛しみを覚えずにはいられません。 鍵となるアイテムが、メッセージボトルというのも象徴的です。手紙というのは本来誰か特定の相手に想いを届けるものですが、ボトルメールはそれが届くかどうかもわからないし、誰に届くかもわからないし、いつ届くかもわからない。それでも、そのときそこに込められた確かな想いは存在する。そのときにしか込められなかったものが。 「自分が幸せになることを許せない」という想いを抱いたことのある人には、特に響くであろう作品です。
ヒロインにあこがれて

ヒロインにあこがれて

少女マンガが大好きな女子高生・あんじゅは恋をしたことがない。マンガのヒロインたちの姿や、作品のコメント欄を見ながら「恋してみて~な~」とは思うもののあまりピンとこない日々を送っていた。そんなある日、クラスメイトの佐野くんから言い寄られるようになったあんじゅは自分の心と向き合うことになって…?恋してたって、してなくたって、私たちはみんなヒロイン。たったひとつのハッピーエンドを描く、読切46P。
読みたい
海はとおくに満ちて往く

海はとおくに満ちて往く

海沿いの街で商店を営み暮らす橘。高校生のときに亡くなった幼馴染・岬希の姪である灯に懐かれ、店では度々2人の時間を過ごしていた。橘の心に強く根を張り、時折身体中をかけめぐるあの日の悲しみ、そして後悔――。幸せになんか、なりたくない。灯の高校卒業をきっかけに、橘の止まったままの時間が動き出そうとしていた。
読みたい
あの子が私にくれたもの

あの子が私にくれたもの

女子高生の谷村は、入学早々念願の初彼氏ができる。気分は最高潮。浮かれていたところ、すぐにフラれてしまう。わけがわからず、混乱する谷村。だけどラブパワーがあれば大丈夫!彼と復縁するためと奔走する谷村の前に現れたのは、おでんの屋台を営むたぬきだった…!?
読みたい
いつか、いつかな

いつか、いつかな

「まゆおくんは私にプロポーズしようとしてるんだ!」そう気づいてから、3年が経った――。お付き合いをはじめてからしばらくが経ち、仲良く暮らしているりかことまゆお。旅行先でまゆおの荷物の中からうっかり婚約指輪を発見してしまったりかこは、彼が自分にプロポーズしようとしていることを知る。ドキドキしながら待つも、まゆおは一向にプロポーズしてこない…。しびれを切らしたりかこは、まゆおにプロポーズを“させる”作戦に出て――?
読みたい
ねこのいぬ間に

ねこのいぬ間に

高校一年生の二学期。夏休み明け。周囲になじめず、結果同級生からナメられてしまった岡部は押し付けられた掃除当番で同級生の佐藤と出会う。佐藤はちょっと変わっているけれど、他のクラスメイトたちとは違った。そして何より、夏休み中に失踪した飼い猫・マルにすこし似ていた。徐々に打ち解けていくふたり。そんなある日、学校の近くで「猫が死んでいた」という目撃情報が入る。
読みたい
それでも、愛は

それでも、愛は

染井と吉野はお笑い芸人「ソメイヨシノ」として活動していたが、吉野の一方的な理由でコンビを解散することに。活動最後の夜、二人は配信用の動画を撮るためにいつもの公園に集まった。桜の季節なのに空気は冷え込んでいて、今夜は雪が降るかもしれないらしい。染井はこの最後の夜に、どうしても吉野に伝えたいことがあった――。
読みたい
夕子の思い出

夕子の思い出

17歳で亡くなった同級生・佐山夕子の幽霊に偶然出会ってしまった糸田房子、27歳。房子は思ったことをそのまま口に出すせいか、いつも人を遠ざけてしまう。夕子は対照的によく笑い、常に人の輪の中にいた。用事もないのに夕子の霊につきまとわれている最中、高校時代の同窓会の招待状が届いた。行く気のなかった房子だが、夕子の勧めで出席することに。そこでは旧友たちが、夕子の思い出を話していて…。
読みたい
岡田くんは今日も言えない【単話】

岡田くんは今日も言えない【単話】

デキるサラリーマンの岡田くんは、いつも飄々としている高校時代の同級生・魚住くんにずっと恋をしている。二年前の同窓会で気持ちを伝えることを諦めてから疎遠になっていたけど、とある出来事をきっかけに再び連絡を取り合うように。会うたびに「この気持ちを伝えてしまおう」と決意する岡田だが、今日も……言えない。ニヤニヤとドキドキが止まらない、ハートフルコメディ!
読みたい
プラネタリプル

プラネタリプル

理由なく不登校がちな自分に劣等感を抱くあおは、眠ると「いつもの場所」へと行くことができる。声を出さずとも気持ちが伝わる不思議な空間が、心落ち着く唯一の居場所だった。そんな中、ある出会いをきっかけに日常が少しずつ変わりだして――。イラストレーター・須澤彩夏による、渾身の漫画家デビュー作。
読みたい