ダンダダン

タイトルの意味を知りたい

ダンダダン 龍幸伸
ゆゆゆ
ゆゆゆ
ジャンプ+でタイトルを初めて見たとき、肉汁餃子とビールのイラストが思い浮かび、餃子屋の話かと思った。 餃子屋の話ではなく、オカルトの話だった。 「ダンダダン」は幽霊や宇宙人などが登場する、オカルトかつバトルもののマンガ。 主人公は、気が強くてカワイイ女の子と気弱な男の子の二人、もしくはどちらか。 それからカワイイ女の子は他にも登場する。 マガジンのようなキャラクター設定だけど、これは友情・努力・勝利が鉄板のジャンプマンガ。 ジャンプなので、男の子は変身するし、女の子も一緒に戦い始める。 「勝利」をめざして。 戦いのシーンもおもしろい。 オカルトパワーのせいか、敵の姿は「地獄先生ぬ〜べ〜」の怖かった場面を思い出させる不気味さ。 そうきたか!と読み進めてしまう展開。 ただ、だんだん男の子がかわいそうに思えてくる。 変身後の姿のせいだろうか。第一話の印象のせいだろうか。その後の展開のせいだろうか。いたたまれなくなってしまう。 まだ序盤を読書中なので、この後の展開は未知だけど、きっとおもしろいに違いない。 そして男の子にはなんとか、良いようになってもらいたい。
怪異と乙女と神隠し

全人類に履修してほしい良質オカルト漫画 #1巻応援

怪異と乙女と神隠し ぬじま
ふでだるま
ふでだるま
首都圏のとある町の本屋で働く作家志望の”緒川菫子”と童顔で口の減らない謎が多い少年”化野蓮”の書店員コンビが町に溢れる怪異に挑む現代怪異譚。 全人類に履修してほしい本当に良質なオカルト漫画です。 この漫画には現在怪異譚かくあるべしという内容に28歳短太眉むっちりヒロインという僕の大好きが詰まっています。 オカルト漫画は古くは"妖怪ハンター"や最近では”オカルトちゃんは語れない”等知的好奇心をくすぐり時に理不尽さを加えた、人間の想像力の豊かさを感じることができる素敵なジャンルです。そして、この漫画ではオカルトの楽しさを存分に楽しむことができます。 タイトルにあるようにこの漫画には”怪異”と”乙女”と”神隠し”が出てきます。 ”怪異”という言葉は広辞苑に『あやしいこと。ふしぎなこと』『ばけもの。へんげ。』と記載されています。つまり怪異とはあやしい現象やふしぎな事象、それに伴う化物のことを指します。僕の中で”怪異”というのは現象に近いと思っています。俗に言う妖怪や幽霊というのは恨みによる行動原理や意思があるイメージで怪異というのはそれらが起こす現象であったりを指す物だと思っています。 次に”乙女”とは本作の28歳短太眉地味むっちりヒロインの緒川菫子さんのことだと思われます。小説家の卵で1つめの怪異の被害者でもある絶対ヒロイン。 そして”神隠し”に関してはネタバレになりそうなので細かくは書けません。気になる方は2話で一端が出てくるので是非読んで確かめてください。 怪異の話をすると怪異に引かれるとよく言います。 この漫画を読んだ人は怪異の話をしたくなるので、皆たくさん怪異の話をして怪異に引かれて快適なオカルトライフを満喫してください。