あらすじ
「好きでもない女と結婚する。それが公達として生きるということならば、まるで死と同義だ…!!」花と見紛うばかりの美しき皇子・光源氏。幼き頃、母・桐壺の更衣に先立たれ、臣下に落とされたその胸の内に宿る孤独を知る者はいない。母の面影を追い、初めて恋い慕った藤壺の女御は、父の妻であった。当然ながら藤壺と添い遂げられることはなく、光は左大臣の姫君・葵の上と… ―――光源氏は、果たして本当に清く美しいだけの貴公子だったのか? 千年語り継がれる歴史ロマンスを、奇才・桜田雛が新たに紐解く。美しくも黒き「桜田源氏」の愛と陰謀を描いた、超訳・源氏物語。
あらすじ
身分を越えて深く愛し合った桐壷(きりつぼ)と帝(みかど)。許されざる恋と知りつつもひかれあった光源氏(ひかるげんじ)と義理の母・藤壷(ふじつぼ)の禁断の恋。政略結婚から始まった葵(あおい)の上(うえ)の初恋。生霊になるまで源氏を愛した御息所(みやすどころ)。あの源氏物語がまんがになった! すっごくエロくて、そしてセツナイ…! はるか昔の恋物語♪ ●収録作品/桐壷・最初の恋/藤壷・内緒の恋/葵・青い恋心/御息所・陰の恋
あらすじ
藤原道長に頼まれ、彰子の世話役として御所に迎え入れられた紫式部は、彰子中宮のために、雅で官能的な絶世の美男子の物語「源氏物語」を紡ぎ始める。――輝くばかりの美貌と才能を持つ光源氏。藤壺への深い愛を抱きながら、六条御息所、夕顔、葵の上との交わりの中で光源氏は女たちが放つ「嫉妬」という名の魔物に翻弄されていく。やがてその魔物は形をなし、紫式部自身の心と繋がり、紫式部を取り巻く藤原道長や安倍晴明にまで影響を及ぼすことに――。
あらすじ
井出智香恵先生が贈る、極上の平安絵巻! あの源氏物語が、美麗な絵で蘇る。始まりは、「桐壺」の章。帝の寵愛を受けた桐壺は、しかし、周囲の嫉妬と様々な嫌がらせの中、病に倒れる。その忘れ形見が絶世の美少年――光源氏!
まず、絵がとても綺麗です。細かく描かれた草花やあでやかな着物の柄に、絵巻物のような風情を感じられます。また原作に忠実にストーリーが描かれており、それでいて分かりやすい内容になっています。
漫画版を読んで、「源氏物語」がいまから千年以上も前に書かれたということに、改めて衝撃を受けました。光源氏が愛した女性は父親の恋人…現代の脚本家も真っ青の恋物語です。日本人として、ぜひ読んで紫式部の才能を味わってみてほしいです。
名無し