あらすじ

ついに山田花と来生花の「つながり」が見つかった! そして混ざり合う2人の花の「記憶」。晴親は2人が戻りかけていると色めきだつ。けれど、姿が違っても本当の自分を見つめて好きだと言ってくれた晴親に対して、相変わらず自分の本体はすでに死んでいると言えないでいる花。ところが、晴親は偶然、来生花の死を知ってしまい…。
花はどっちだ? : 1
来生花は仕事運も男運もないやさぐれ気味の28歳OL。ある日、階段で足を踏み外し――― 目が覚めたら17歳の女子高生・山田花の姿になっていた! なすすべなく山田花の下宿する<生田荘>で社会人の陽希や、高校生の晴親に囲まれ女子高生・花として生活することになった28歳・花。男子に危うくときめいて人のカラダで恋しちゃいけないと思い悩んだり逆に「好き」なんて言われちゃったり。花は再び自分の姿に戻れるの!?
花はどっちだ? : 2
好きになるのも、好きになられるのもNG.だってこれは「人様のカラダ」だから―――。28歳のOL・来生花は転落事故をきっかけに、17歳の女子高生・山田花の姿になってしまう。そんな中、下宿の同居人・高校生の晴親から突然のキス! 困惑する花に今度は同じく同居人で社貴人の陽希が「花ちゃんのことが好きなんだ」と告白…! 2人の恋のベクトルは花のほうをむいていながらも、その意味合いはかなり違うもののようで…!?
花はどっちだ? : 3
とある事故で17歳のJK・山田花の姿になってしまった28歳のOL・来生(きすぎ)花。JK花の「中身」は行方不明、OL花の「身体」はどうやら死んでしまった…らしい。山田花の姿で陽希を好きだと自覚する来生花。来生花の「中身」が好きだという晴親。山田花のことが好きな陽希。複雑すぎる四角関係は、どこに向かっていくの…!?
花はどっちだ? : 4
恋のベクトルは晴親→来生花(中身はOL、外見はJK山田花)→陽希→山田花。来生花の実体は行方不明。複雑怪奇な四角関係。そんな中、晴親と花の高校生コンビは修学旅行で沖縄へ。山田花を身体にもどすべく、クラスメイトに入れ替わり前の彼女の様子を探ろうとする花だけど、それどころじゃないイザコザが発生!? そして昏倒した花が見たのは、山田花のものらしき悲しい記憶だった…
花はどっちだ? : 5
小さな事故をきっかけに女子高生・山田花の身体の中に入り込んでしまった28歳OLの来生花。そんな来生花に恋した男子高校生の晴親と山田花を好きな社会人の陽希。山田花の中身を戻すために動き出した3人だけど、花は「来生花の実体はもう死んでいる」ことを晴親に言えずにいて…!?
花はどっちだ? : 6
ついに山田花と来生花の「つながり」が見つかった! そして混ざり合う2人の花の「記憶」。晴親は2人が戻りかけていると色めきだつ。けれど、姿が違っても本当の自分を見つめて好きだと言ってくれた晴親に対して、相変わらず自分の本体はすでに死んでいると言えないでいる花。ところが、晴親は偶然、来生花の死を知ってしまい…。
花はどっちだ? : 7
生きづらさを抱えて、消えてしまいたいと思っていた二人の花。魂の入れ替わりを経て、二人は気づく。失敗しても生きたい、間違ったって生きたい、消えたくないと。山田花は本体に中身が戻り、晴親たちと来生花の行方を探し始めるが、来生花の魂は意識不明の「本体」に戻れずにいた。花の魂は晴親と再会するが、触れ合えない。生きたい、生き直したいと気づいた花と晴親は最後の大勝負に出る。山田花と陽希、来生花と晴親。4人の恋の行方と、不思議な入れ替わり現象の行きつく先は――!?
【分冊版】Queen

【分冊版】Queen

身分を隠して生きる元王女クィンの願いは、地味に目立たず天命を全うすること。「誰も信じず、誰も愛さない」と心に決めているけど、王侯貴族専門の公安捜査官オズノルドに出会ったことから運命が動きだして――!? 逆賊王女と宮廷捜査官の真の愛を貫く運命の大河ロマンス!
大正ロマンチカ

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時は大正。父の形見を取り戻すために公爵邸を訪れた明。そんな明を出迎えたのは、金髪碧眼で超美形な異国の公爵様! 明は、形見を譲ってもらうかわりに、公爵がアンティーク貿易の取引で日本にいる間、お嫁さん役をすることになって――!?
Queen

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身分を隠して生きる元王女クィンの願いは、地味に目立たず天命を全うすること。「誰も信じず、誰も愛さない」と心に決めているけど、王侯貴族専門の公安捜査官オズノルドに出会ったことから運命が動きだして――!? ※ネクストFから過去に発行されていた同名作品と同様の内容です。重複購入にご注意ください。
Queen

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ギャップ男子

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こう見えて実は××…な男子に、キュン! そのギャップ、反則です!! オモテの顔とウラの顔、彼のギャップに翻弄されながらもトキメキが止まらない。異なるタイプのギャップ男子との6つのラブストーリー。
試し読み
僕のルリユール

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ルリユールはフランスで開花した装丁文化。一冊一冊、時間をかけてじっくり丁寧に書物を製本していく。寡黙な装丁職人(ルリユール)の平井本と、彼女に淡い想いを寄せ、店の切り盛りを手伝う年下の少年・三葉薪。実は遠縁の関係にある彼らの元には、今日も訳アリの書物が持ち込まれる……。『大正ロマンチカ』『初恋ダブルエッジ』の注目作家・小田原みづえが描く、美しい職人世界と、淡く切ない恋物語!!