あらすじ

高円寺家で雇ってもらうことができたあかねは、はりきって働き始める。高円寺家の長男・充はあかねに想いを寄せていたが、あかねの心の中には虹が島の大宮先生がいた。やがて、先生への気持ちが憧れだったことに気付き、自分が恋をしているのは充だと気付いたあかね。荒れ放題の生活を送る充は両親に勘当されてしまうが、あかねは一人見捨てずに面倒を見る。
あかね雲 1巻
東京から遠く離れた虹が島で祖母と一緒に暮らすあかね。七年前にあかねの父が他界した後、母は仕事を求めて東京へ行ったが、それ以来島へ戻って来なかった。いつか母が戻って来ると信じて待っているあかねは、ある日、母がもう戻って来ないことを知り、東京へ行く決意をする。島の出身で東京で成功した高円寺氏が、人を雇うため島に戻って来ていたが…!?
あかね雲 2巻
虹が島から東京に出て来たあかね。期待に胸をはずませていたが、六年ぶりに会った母はすでに結婚してまり子という娘の母親になっていた。勤め先の食堂の雰囲気も冷たかった。しかし、明るく頑張るあかねの姿に、いつしか周囲の人々にも変化が現れる。あかねに好意を持ちはじめていた食堂の一家だったが、立ち退きを迫られ、あかねは仕事を失ってしまう。
あかね雲 3巻
高円寺家で雇ってもらうことができたあかねは、はりきって働き始める。高円寺家の長男・充はあかねに想いを寄せていたが、あかねの心の中には虹が島の大宮先生がいた。やがて、先生への気持ちが憧れだったことに気付き、自分が恋をしているのは充だと気付いたあかね。荒れ放題の生活を送る充は両親に勘当されてしまうが、あかねは一人見捨てずに面倒を見る。
Boys

Boys

17歳、それは輝く青春の季節。そして同時にためらいと迷いの時期でもある。武士はずっと続けてきた野球をやめた。退部届けを出して帰る道筋出るのはため息、全く未練がないわけではないのだ。かっこ悪くて言えないが、恥をかくよりやめた方がマシという、せこいプライドが原因だった。“白球”だなんて言葉は綺麗だけど、実際そのボールは結構汚れているもの。そんな青春を回り道しながら、少年たちは大人になっていく――。
ボンバルダイ

ボンバルダイ

第8回国際漫画賞に輝いた「ボンバルダイ」の電子書籍化! 遠い昔のモンゴル。部屋を暖める燃料の乾いた牛糞がなくなり、風邪をひいた母親に代わって、幼い少年・ボンバルダイは、厳寒の中、牛糞拾いに出かけた。寒い家の中で寝ている母親を心配し、家の方を何度も何度も振り返りながら進むボンバルダイ。途中、どこからか現われた一匹の犬と仲良くなり、バンハルと名付けたボンバルダイは、共に広い草原を進むが…。
海のオーロラ

海のオーロラ

時は紀元前1644年エジプト新王国第18王朝―――貧しいながらも一生懸命生きている少女ルツ。何度も見る不思議な夢、占い師に言われた運命・永遠の人の意味とは?レイという青年との出会いによって、ルツの中の忘れていたなにかが動き出す……時空を越えた愛の物語がここに!!
あすなろ坂

あすなろ坂

会津藩武家の娘、芙美は有馬家へ嫁ぐことになった。それまで馬に剣にと天衣無縫に育ってきた芙美だったが、式の直前に、兄弟のように育った新吾への恋心に気付く…このまま、会ったこともない有馬武史のもとへ嫁ぐべきなのか、しかし、武家の娘として、一度決まったことを白紙に戻すためには死を覚悟で決断しなければならない…世は幕末、激しく揺れ動く時代から始まる壮大な大河ロマン!
ギリシア神話

ギリシア神話

多くの物語の雛形とも言われる豊潤で莫大な『ギリシア神話』を『アリエスの乙女たち』の里中満智子が漫画化。第一巻で描かれるのは、混沌から生まれた神々が、世界を象っていく様が描かれる。父神であるクロノスを追い落とした大神・ゼウスは、自分自身も子によって倒されることを恐れていた。知恵の神・メティスが自分の子を宿していると知ったゼウスは……。人間くさい感情に満ちた神たちの悲喜劇。
アリエスの乙女たち

アリエスの乙女たち

同じおひつじ座…アリエスの星の元に生まれた二人、久保笑美子と水穂路実。笑美子はおだやかな両親のもとで、素直に清純に育った少女。一方、デザイナーの母に女手ひとつで自由に育てられ、激しい気性を持つ路実。笑美子は馬術部の高志に憧れを抱いていたが、強く、美しい路実に出会い、次第に惹かれていく。このときめきは…恋?