素直に愛せない

素直に愛せない

美大に通う志木貴弘は、後輩・左京和行の罠にはまり関係してしまう。貴弘は和行を愛してはいないが、ただ身体だけが和行を求めてしまうのだった。それは和行の歪んだ愛情の結果にすぎなかった。やがて二人の関係は周囲に知られ、大学もアパートも追われた貴弘は和行と同棲することになる。しかし、二人の生活は互いに傷つけ合うだけだった。憎みながら和行から離れられない貴弘は、やがて地獄の底まで和行を引きずり堕としてやると決意した――。「愛でなく」続編完結!
愛でなく

愛でなく

俺、志木貴弘は美大に通うごく普通の男だった。しかし、ある日後輩の左京和行に誘われて、和行の家の画廊に行った時から、俺の人生の歯車は狂っていった――。「サバト」と名付けられた作者不詳の怪しげな一枚の絵画に目を留める俺に、「快楽と残虐のかぎりをつくした貴族がモデルになっている」と話す和行。その晩から、俺の悪夢のような快楽が始まったのだ――。
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