あらすじ

小5男子マインドを持つ自由奔放な黄檗さんや、美しいものをなんでもMEMOしちゃう桃子さんなどとの交流により、パーフェクトお嬢さまである翠里の世界は少しずつ広がっていく。しかし、コンビニ好きを伝えるのはまだ少し先になってしまいそう…。次なる新キャラはちょっと訳あり(?)な黒髪美少女・墨染さん!!  続々重版出来! 読めば、お腹も心も満たされる、コンビニ・グルメ・コメディ!!
コンビニお嬢さま 1巻
良家のご令嬢はコンビニが大好き…? 読めば、行きたくなる&食べたくなるコンビニ・グルメ・コメディ!!
コンビニお嬢さま(2)
いわゆる良家のお嬢さまである兎月翠里は、コンビニグルメにアレンジを加えて食べるのが大好き! だけど、パーフェクトなお嬢さまであるがゆえに親や友人にコンビニ通いがバレるとイメージが…。でも、好きなことはやめられない。だから彼女は今日も密やかにコンビニに向かう! 見当違いの変装で!! 読めば、やみつきになるコンビニ・グルメ・コメディ!!
コンビニお嬢さま(3)
小5男子マインドを持つ自由奔放な黄檗さんや、美しいものをなんでもMEMOしちゃう桃子さんなどとの交流により、パーフェクトお嬢さまである翠里の世界は少しずつ広がっていく。しかし、コンビニ好きを伝えるのはまだ少し先になってしまいそう…。次なる新キャラはちょっと訳あり(?)な黒髪美少女・墨染さん!!  続々重版出来! 読めば、お腹も心も満たされる、コンビニ・グルメ・コメディ!!
コンビニお嬢さま(4)
コンビニグルメ―――お嬢さまである兎月翠里にとってそれは心躍らせるもの。今回も人目を忍んでコンビニへ向かう翠里だが、可愛い先客との出会いが!? さらに、黒髪お嬢さま・墨染さんとも打ち解け、ますます賑やかになった翠里の周囲。友達みんなでお出かけしたり、パーティーをしたり、楽しい思い出を作ります!! ゴールデンのTV番組や、深夜のTV番組や、雑誌でも話題沸騰の[コンビニ×料理×コメディ]!!
コンビニお嬢さま(5)
今日も個性あふれる友達と楽しく過ごす翠里。意外な人物のちょっぴりビターな過去話や楽しいファミレス女子会など、みんなと共有するものが増えていく。まだコンビニが好きなことは明かせないけど、一緒にお菓子作りや料理をして翠里のお腹と心はいっぱいに! 読めば友達と食べたくなるコンビニ・グルメ・コメディ!!
コンビニお嬢さま(6)
なぜ翠里はコンビニに通うようになったのか? そのきっかけは、中学生の頃のあの日の思い出に繋がっていく。お嬢さまの過去がついに明らかに――!! そして、翠里が隠していた「コンビニ通い」の日々が、とうとう“一番バレてはいけない人”に見つかってしまい‥‥!? 笑いあり、涙ありの[コンビニ・グルメ・コメディ]、ついに完結!!
立ち飲みご令嬢

立ち飲みご令嬢

「ごきげん酔う」「乾杯あそばせ!」気品あるご令嬢・神乃美子さんだけど、見た目がちょっと怖くて周りから恐れられてしまうのが玉に瑕。そんな美子さんが最近ハマっているのは“立ち飲み屋”! ポテトサラダ、ナマコ、焼き鳥、唐揚げ・・。これは立ち飲み屋が似合わないご令嬢が、最高の立ち飲みグルメと仲間を見つけるストーリー!
百鬼夜京

百鬼夜京

霊蟲(れいちゅう)、それは人間の無念に引き寄せられ宿主を蝕む存在。京都の風葬地 ―現世とあの世の境― を舞台に人間×霊の本格アクション!平穏な京都生活を夢見た主人公・葵が転校初日に出会ったのは霊と戦うヤンキー同級生!?霊が「視えて」しまった葵は、人間と霊の戦いに巻き込まれていく。立ちはだかるはおぞましい霊蟲だけでなく、敵のはずの霊をこよなく愛する美少女も…京都在住「コンビニお嬢様」の作者が贈る新境地!
コンビニお嬢さま
題名は「コンビニ大和撫子」のほうが良かったのでは?
コンビニお嬢さま 松本明澄
名無し
主人公・兎月翠緑は自他共に認める良家のお嬢様。 しかし彼女はコンビニ・フードに心を奪われている。 しかし周りにも家族にも、それを知られるわけにはいかない。 なぜなら自分は伝統ある良家のお嬢様だから。 なので彼女は人知れぬ・知られてはならぬ苦労をしながら コンビニに通い、さらに手に入れたものを 自分流にアレンジして口福を味わうのであった・・ お嬢様なのにコンビニを愛してやまない女子高生の コンビニ商品のアレンジ・グルメ漫画・・ ・・・・・第一巻しか読んでいないが、 とりあえず読んで感じた印象は、そんな感じだった。 面白いし、凄く美味しそうな料理も出てくる。 あんかけ肉マンとか。 だけれども・・・ 色々とスベッテイルなあ、ともアチコチに感じた。 「コンビニお嬢さま」と言われても、 イマドキお嬢様って、そんなのいるの、という思いとか、 いたとしてもコンビニにお嬢様がいたからどうなのよ、 という疑問とか、 高貴な方?のカン違いコントなら、お笑いコンビの 「髭男爵」さんのほうが判り易いし面白い、などとも感じて、 いまいち素直に楽しめなかった、というか。 むしろ、こういう設定にするならば、いっそ、 「私のような高貴な人間が、コンビニのような  下賎の民の使う店に行っているとか  世間にバレるわけには行きませんのことですのよ!」 みたいに突き抜けてくれればもっと素直に笑えるのだが、 お嬢様を高貴だとする程度も、 コンビニを下賎だと決め付ける程度も、 ともになんか中途半端な感じで笑いきれないなあ、とか。 最初に読んだときはそう感じたりもした。 で、改めて読み直して気がついた。 あれ、そういう漫画ではなかったのかも、と。 主人公はお嬢様という設定なんだけれど、それは 金持ちブルジョア贅沢三昧に育てられたなお嬢様、 という設定じゃないみたい。 どうやら 質素倹約こそ日本の美、 コンビニなんて軽佻浮薄な存在に心惹かれるとは何事! という家で粗食で育ったお嬢様が、 という設定だったみたい。 そうだというなら、全然、話の見方・感じ方は変わる。 お嬢様、コンビニ、それぞれをリスペクトした、 そういうスタンスっていいな、と感じて 素直に楽しめる漫画だったのかも、と。 けして正統派和風お嬢様を皮肉るわけでもなく、 けしてコンビニを無理に下賎な存在とするわけでもなく、 質素を美徳とする正統派お嬢様が、 たかがチェーン店と思われがちなコンビニの中に 正しく価値を見出し、魅力を更に増幅する、 という両方向にハッピーな漫画、と感じられるなあ、と。 だから思う、 お嬢様って題名ではなく、大和撫子(なでしこ)とかに しておいたら、読者にはわかりやすくて 受け入れられたんじゃないかな、と。 ああだからこそ、いざ料理となれば わざわざ和服に着替えてタスキ掛けをするんだ、 まさに正統派大和撫子じゃないか、と合点がいく。 それなのにこの漫画、主人公が質素倹約系のお嬢様だということが アピール不足で読者には伝わりきれていないのでは、 と思った。自分は最初にそう感じたから。 まあ万札はたいて交通費をかけてコンビニを周るとか、 質素倹約とは反する部分もあったりしましたが(笑)。 自分がカン違いしているとか過大評価しているとか、 ちゃんと読者の大半には伝わっているよ、とか、 そうなのかもしれないが、 そうでないなら凄くモッタイナイな、と思った。