あらすじ

階段から落ち、わざと流産をしようとする患者尚子に、彩は怒っていた。交通事故で車椅子の生活になった尚子は、妊娠はしたけれど、お腹の子を産んで育てる自信なんて持てない。自分のもとに生まれたら、この子ははたして幸せだろうか――。夫に離婚を切り出すほど悩み苦しむ尚子のとなりのベッドに、出産を控え、しあわせそうな妊婦が入院してきて…。心やさしい名医・椿万作が奔走するハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 1
産んだばかりのわが子の顔も見ず、ただしあわせを願い誰かに託し、警察に自首した女性。5年の月日を経て彼女が出所したとき万作は…? いのちを宿した女性がそれぞれの事情を抱えて訪れる、椿産婦人科。すべての患者と家族のしあわせを願い、心やさしい名医・椿万作が奔走するハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 2
万作・彩夫妻に待望の子宝が宿る。母になるのは同じでも、ツワリに理解のない夫をもって肩身のせまい想いをするひと、赤ん坊に授乳してバストラインを崩したくないひと、いろんな人間がいて…。すべての患者と家族のしあわせを願い、心やさしい名医・椿万作が奔走するハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 3
万作・彩夫妻に宿ったいのち。間もなく出産を控えた彩に母の心配もピークに。母の助言もあり、予定より早く産休に入ることになった彩のかわりに、椿産婦人科に新しい事務員がやってきた。万能だけど、人当りが厳しく、つんけんした彼女は前の病院をわけありでやめてきたようで…。すべての人間のしあわせを願い、心やさしい名医・椿万作が奔走する、ハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 4
階段から落ち、わざと流産をしようとする患者尚子に、彩は怒っていた。交通事故で車椅子の生活になった尚子は、妊娠はしたけれど、お腹の子を産んで育てる自信なんて持てない。自分のもとに生まれたら、この子ははたして幸せだろうか――。夫に離婚を切り出すほど悩み苦しむ尚子のとなりのベッドに、出産を控え、しあわせそうな妊婦が入院してきて…。心やさしい名医・椿万作が奔走するハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 5
「私…病気なのね」夫婦仲良く営みにのぞんだ彩と万作。うすうす自分自身の身体の不調に気づいていた彩であったが、医師である夫の万作に問診のような質問を矢継ぎ早に投げかけられ、病気を確信し、ショックを隠せないでいた。自分がいなくなったら…彩の思いつめる気持ちが、甘える豊作を遠ざけていく。見かねた万作は彩をしかりつけ、そして抱きしめる…。心やさしい名医・椿万作が奔走するハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 6
幼稚園で健診を行った万作は、ひとりの園児に虐待の痕らしきものを見つけてしまう。その子供は口をつぐみ、真実を明かそうとはしない。やるせない思いで椿産院にもどった万作のもとを、妊娠していても産みたくないという女性が訪れる。すぐに堕胎という答えは出さないようにと、万作は3日後にもう一度来院するよう伝えるが…。十人十色の想いが交差する椿産婦人科で心やさしい名医・万作が奔走するハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 7
ひとの死にまったなし! 2歳になった愛する息子・豊作のため、年末年始を休診しようとしたけれど、もちをのどに詰まらせたおばあちゃん、痴話げんかの夫婦、さまざまな人々が訪れ、万作の椿産婦人科はバッタバタ! 人の愛といのちをみつめるハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 8
万作の親友、恋多き男・平藤光一郎を「お父さん」と呼ぶ娘が椿産婦人科を訪れた。学生時代の平藤のガールフレンドが産んだこどもで、母はがんで半年ももたないようないのちの状態だという。そして、娘は自分自身の結婚式を控えた身だというが…。心やさしい名医・椿万作が奔走するハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 9
お腹の中で育てたかわいいわが子が仮死状態? 愛し合っているけれど籍を入れぬまま親になろうと決意する者、愛し合っているのに別れを口にする者etc…それぞれの予期せぬ出産事情で今日も椿産婦人科は波瀾万丈! 熱血医師・万作が人の愛といのちをみつめるハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 10
産婦人科医の万作のもとに不妊に悩む女性たちが訪れてきた。3年も通院しているのに、夫は自分に異常はないと検査すらうけてくれない女性。過去のせいで卵管に障害が残ってしまった女性。万作の妻である彩も、そろそろふたり目がほしいと考えてはいるものの…。切にこどもを願う女性たちのため、心やさしい名医・万作が奔走するハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 11
さまざまな事情を抱えた患者があつまる、椿産婦人科医院。万作の元を訪れたのは、4か月のお腹をもつ女性。38歳、未婚――。高齢での出産を躊躇する彼女に、万作はチャンスだと後押しをして――。切にこどもを願う女性たちのため、心やさしい名医・万作が奔走するハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 12
念願の助産師となった彩。すくすくと成長した万作とのこども、豊作は幼稚園に通うようになっていた。幼稚園での母の日の参観日、何があってもいくと約束した彩だったが、出産のためどうしても行かれなくなり…。出産というドラマを通じて愛や人間の成長を描く、ハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 13
万作と友人の新聞社記者・平藤。ふたりの大事な先輩である友吉が入院した。発症した病名は、エイズ――。友吉からHIV感染の母たちというルポの執筆をひきついだ平藤は、とあるアパートを訪ねる。そこには妊婦が倒れていて…!? 熱血産婦人科医・椿万作が尊きいのちをみつめるハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 14
椿家に北海道から彩のいとこ・志帆が娘の美帆を連れて久しぶりに遊びにやってきた。赤ちゃんだった美帆はなんでも知りたがりに成長した豊作と同い年で5歳になっていた。元気に遊ぶ子供たちをよそに、志帆はワケありで家出してきたようで…。出産というドラマを通じて愛や人間の成長を描く、ハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 15
椿産婦人科を訪れるさまざまな妊婦たち。不倫の子を身ごもっている女性、乏精子症の夫ではない男性の子を妊娠している女性、すべてを産むには難しい、多胎児を妊娠している女性。それぞれの事情がある中、すべてをうけとめ親としての自覚のめばえを描く、ハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 16
3回の流産というつらい経験をしている妊婦が、4度目の流産をした。赤ん坊を切望する夫に離婚をきりだし、一度の過ちをせめたててもなお涙がとまらない妻は、夫を病室から追い出してしまう。新生児室を見つめる夫に万作の親友・平藤が自分も赤ん坊が欲しいが相手がいない、と声をかけ…。熱血産婦人科医・椿万作が尊きいのちをみつめるハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 17
万作の元を訪れたのは、なりゆきにまかせて結婚10年目にして妊娠した女性。夫のほうはまるで頼りなく、せっかく授かった命なのに「本気で産むの?」なんてきいてくる始末で…。熱血産婦人科医・椿万作が尊きいのちをみつめるハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 18
外国出身の助産婦、インガはとても働きもの。でも、ワケありの夫婦に子供を堕胎せず、産むように、産んだら自分がもらいうけるといってきかずに、ずけずけ生活に入り込んでいってしまう。インガが抱える事情とは…? 熱血産婦人科医・椿万作が尊きいのちをみつめるハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 19
万作の産院で働く香織が病で倒れた。病名は急性骨髄性白血病。治すのにはドナーが要る。血のつながっている人間が複雑な事情でいない香織だったが、香織の実の両親がきっとこの世のどこかにいるはずだと、香織を想う平藤はある作戦に出る。家族や出産というドラマを通じて人間の成長を描く、ハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 20
排卵日に平藤を貸してほしい――。新婚だというのに、夜の店で知り合った女性を連れて帰宅した平藤。平藤ですら予期せぬ申し出だったが、ワケをきいた香織はOKを出してしまう。たった一度の公然の浮気を、平藤は何もなかったように過ごすが、香織は思いつめている。彩はそんな香織の気持ちを慮るが…。切にこどもを願う女性たちのため、心やさしい名医・万作が奔走するハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 21
いつもたくさんの女性でにぎわう椿産婦人科。残念ながらひとりの妊婦が流産してしまった。悲しい雰囲気がただよう中、妊婦ふたりが中絶を万作に依頼する。3人は同じ町の出身だという。その町には大きな焼却炉があり、空気汚染からの健康被害が問題になっているのだった――。出産というドラマを通じて人間の愛を描く、ハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 22
椿産婦人科で働く秋山婦長にはひとり息子がいる。夫を早くに亡くした秋山婦長は、幸一くんのために一所懸命働いているが、なかなかふたりの時間をもてず、得意の手料理も作ってあげられない。あやまってケンカで母を倒してしまった幸一を椿家で預かることになったが…。心やさしい名医・万作が奔走するハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 23
幼稚園バスを待つママの間でもっぱらうわさの両腕のない園児、陽平くん。ママたちはわが子をみてもらう時間がとられてしまうと、手のかかる陽平くんの入園に断固反対だという。助産婦の彩はママたちの考え方に違和感を覚える。一方息子の豊作はさっそく陽平くんと仲良くなってきたようで…。熱血医師・万作が尊きいのちをみつめるハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 24
結婚式を控えたしあわせなカップル。万作と平藤が目撃した微笑ましいふたりが、レイプ事件に巻き込まれてしまった。犯人はとり逃してしまったものの、女性はすぐに万作の営む椿産婦人科で手当てをうけた。かけつけた婚約者は心配はしてくれるものの、結婚式はとりやめようと告げてきた。被害女性の気持ちがまったくわからない警部、わかろうとしてものぞむことはいってくれない婚約者、疲れていく彼女を彩、万作、平藤etc.みんなでささえ…。心やさしい名医・万作が奔走するハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 25
幼稚園の保護者の中でもみんなが羨むラブラブさの山田さん夫妻。奥さんの咲枝さんはお腹の中に赤ちゃんがいて、万作の産院に通っている。しあわせ絶頂にみえる夫妻にも乗り越えなくては事情があり……。心やさしい名医・万作が奔走するハートウォーミングヒューマンドラマ!
こちら椿産婦人科 26
子ども嫌いの旦那さまを持ち、その旦那さまを愛している深田さん。子どもがほしいなら離婚という厳しい言葉を突きつけられ、途方に暮れるも、堕胎を決意し、万作に伝える。万作も彩も説得を試みるが……。妊娠・出産というドラマを通じ熱血産婦人科医・椿万作が尊きいのちをみつめるハートウォーミングヒューマンドラマ!
【単話】秋のほうせんか

【単話】秋のほうせんか

結婚する前に好きだった人が12年ぶりに現れた。互いの思いはまだ胸にくすぶっていた…。それを察して動揺する夫だったが、2度目の人生の選択は委ねられる…。果たして、男への思いと12年築いた家族への思い…重いのはどっち? ※この作品はブラックショコラスキャンダルno.52に収録されています。重複購入にご注意ください。
【単話】てのひらの雪も

【単話】てのひらの雪も

目の前の自分の赤ん坊を見て不安を感じるのは母のせい。自分も母のように人を子供を愛せない人間になるんじゃないかと…。でも自分には優しい義母と夫がいた。そのおかげで前を向くことができたのだが…。※この作品はブラックショコラスキャンダルno.49に収録されています。重複購入にご注意ください。
【単話】ママの戦い

【単話】ママの戦い

ママ友の手作りクッキーを受け取る、受け取らない…そこには深~い理由が――。でも、その親の交友関係は写し鏡のように 子供たちに影響を与えてイジメ問題にも広がっていく! ※この作品はブラックショコラスキャンダルno.45に収録されています。重複購入にご注意ください。
【単話】カナリア

【単話】カナリア

頼れる人がいなくて不安が募る初めての妊娠・出産。そして悪い予感は当たる。行き詰る子育て。泣き止まない赤ん坊に手を挙げる久美。そして、思う…これでは私を叩いていた母と同じだ… ※この作品はブラックショコラスキャンダルno.44に収録されています。重複購入にご注意ください。
【単話】夏が行く

【単話】夏が行く

毎年、お盆は夫の実家で義母や弟家族と一緒に過ごすのですが、何故か夫は一人で出かけてしまうんです。夜も帰って来ません。その理由が幼なじみの女性だと結婚10年目で初めて知りました…。※この作品はブラックショコラスキャンダルno.39に収録されています。重複購入にご注意ください。
【単話】オ・ハ・ヨ!

【単話】オ・ハ・ヨ!

中1の娘がイジメにあっている。娘のために思い切って担任に相談したら事態は改善されたかのように見えた… が、それは表面的なことにすぎなかった。そして最悪な出来事が――!! ※この作品はブラックショコラスキャンダルno.37に収録されています。重複購入にご注意ください。
【単話】宵待草

【単話】宵待草

夫との間にできた溝を埋めるように接近してきたのは隣に住む理想的なマイホームパパ。想いを抑えきれずに二人は一線を越える。そして、互いに離婚しようという話になるのだが…。※この作品はブラックショコラスキャンダルno.8に収録されています。重複購入にご注意ください。
【単話】月の裏側

【単話】月の裏側

献身的に姑の介護をしているのに夫は愛人のマンションに入りびたり。しかも、その愛人が妊娠したという。このままでは妻の立場は無いも同然。打ちひしがれる妻。が、そんな時、夫に不測の事態が…!? ※この作品はブラックショコラスキャンダルno.3に収録されています。重複購入にご注意ください。
【単話】仲良しな他人

【単話】仲良しな他人

誰かの何気ない言動が、人に殺意を抱かせる…。食品の共同購入グループ内での主婦同士の小さないざこざ。些細なことでも積み重なると大きくなり、小さな憎しみはやがて殺意へと変わっていた…。※ブラックショコラスキャンダルno.2に収録されている作品の単話配信です。
ふたりの花嫁さん 【単話売】

ふたりの花嫁さん 【単話売】

母一人子一人で生きてきた私たち。耳の聞こえない母を置いて結婚なんてできない! そう思っていたけど、私が母の幸せを一番に願うように、母も私の幸せを願ってくれているのだと分かって…。 ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。