あらすじ

鍋島(なべしま)の紹介でコマーシャルの撮影現場で働くことにした下山安夫(しもやま・やすお)。他のバイトはすべてやめた下山は、撮影の初仕事でいきいきと働き、気持ちいい汗を流す。そして、仕上がったフィルムを現像所に届けることになった鍋島は、酒を飲んでトラブルに巻き込まれて、そのフィルムを台無しにしてしまい……!?
ぼくたちの疾走 1巻
ストーリーマンガ家・山本おさむが描く、80年代青春バイブル。友情、恋愛、進学、死など、十代後半の抱える様々な悩みにぶつかり、成長していく主人公と、その周りの人々のストーリー。
ぼくたちの疾走 2巻
ストーリーマンガ家・山本おさむが描く、80年代青春バイブル。友情、恋愛、進学、死など、十代後半の抱える様々な悩みにぶつかり、成長していく主人公と、その周りの人々のストーリー。
ぼくたちの疾走 3巻
期末試験を控えて、憂さ晴らしに仲間と酒を飲んだ下山安夫(しもやま・やすお)。その後、酔いが回って道路に寝転んだ下山は、警察に補導されてしまい、学校から三日間の自宅謹慎とその間に反省ノートを1日10枚書くことを命じられる。それに激怒した下山は、テッテーテキに堕落してやると、エロ本片手にズボンをおろして……!?
ぼくたちの疾走 4巻
3年越しの初恋を実らせて、中原(なかはら)とデートをすることになったテルキ。そして初めてのデートでキスまでしたテルキだったが、夢と現実のギャップに困惑して……!?一方、風間(かざま)とキスをして、彼女を押し倒した下山安夫(しもやま・やすお)。電気を消した部屋でいよいよ初エッチ……と思ったら、電話がかかってきて……!?
ぼくたちの疾走 5巻
ついに風間(かざま)と初体験をした下山安夫(しもやま・やすお)。ある日、様子がおかしい風間から、姉が結婚したら名古屋に行くかもしれないと告白されて落ち込む下山は、誰にも言わないと約束した圭介(けいすけ)に、風間とエッチをした事を話してしまう。それを聞いて焦った圭介は、みどりをラブホテルへ連れて行こうとして……!?
ぼくたちの疾走 6巻
空き巣事件で不安になっている風間(かざま)を支えようとする下山安夫(しもやま・やすお)。そんな下山の愛を感じた風間は、姉から名古屋行きを示唆されるが、名古屋には行かないと宣言する。そして中間試験が終わってパチンコに行った下山達に、圭介(けいすけ)の父親が事故に遭った知らせが入る。その後、圭介は店の手伝いと学校を両立することになるが……!?
ぼくたちの疾走 7巻
風間(かざま)と二人で年を越した下山安夫(しもやま・やすお)。そして迎えた三学期、学校に無断で調理室で新年会をしようとした下山達だったが、圭介(けいすけ)が先生からこのままの成績では留年になると告げられてしまう。そして、仕事に復帰した父親がまた倒れてしまった圭介は、学校へ退学届けの用紙を取りに行き……!?
ぼくたちの疾走 8巻
アルバイトでもらった給料で大学生・井賀(いが)や小島(こじま)と一緒に、風間(かざま)がいる名古屋へ遊びに行った下山安夫(しもやま・やすお)。そこで、迷子になったり、トラブルに巻き込まれる下山だったが、風間の父親と少し仲良くなっていく。そして、3年生となった下山と風間は、喫茶店のポーカーゲームに金をつぎ込む石井(いしい)が同じクラスだと知って……!?
ぼくたちの疾走 9巻
抱き合う石井(いしい)と梓(あずさ)を見て、逃げ出した後輩・陽子(ようこ)の後を追いかけて足を怪我した下山安夫(しもやま・やすお)。その後、陽子に冷たくする石井に注意した下山は、石井と梓の複雑な恋愛トラブルに巻き込まれてしまう。そして、以前に中絶をしていた梓は、それが原因となって婦人科に入院することになり……!?
ぼくたちの疾走 10巻
風間(かざま)との約束をすっぽかして、圭介(けいすけ)達とプールへ行った下山安夫(しもやま・やすお)。そこで、ファッションモデルをしているリカとデートして浮かれる下山だったけど、リカには彼氏がいたり、風間はご機嫌斜めになったりで散々な目に。そんな時、田舎に帰っていく井賀(いが)から、小島(こじま)の様子がおかしいと知らされた下山は……!?
ぼくたちの疾走 11巻
何も言わずに引っ越して、姿を消した小島(こじま)を捜す下山安夫(しもやま・やすお)と小島の父親。それからしばらくして、風間(かざま)の元に小島から電話がかかってくる。そして、喫茶店へ会いに行った風間は、そこで倒れてしまった小島を病院へ連れて行く。小島は急性膵炎で入院することになるが、複雑な気持ちを抱える彼女に母親の死の知らせが入って……!?
ぼくたちの疾走 12巻
小島(こじま)の死にショックを受けた下山安夫(しもやま・やすお)は、高校を中退して家も飛び出し、バイトをかけもちして自活する。風間(かざま)はデザイナースクール、圭介(けいすけ)は豆腐屋の二代目、テルキは大学受験と、それぞれが望む進路へと向かう中、下山はバイト先で知り合った鍋島(なべしま)にのぞき部屋へ連れて行かれて……!?
ぼくたちの疾走 13巻
鍋島(なべしま)の紹介でコマーシャルの撮影現場で働くことにした下山安夫(しもやま・やすお)。他のバイトはすべてやめた下山は、撮影の初仕事でいきいきと働き、気持ちいい汗を流す。そして、仕上がったフィルムを現像所に届けることになった鍋島は、酒を飲んでトラブルに巻き込まれて、そのフィルムを台無しにしてしまい……!?
ぼくたちの疾走 14巻
鍋島(なべしま)とともに自主映画を作ろうとする下山安夫(しもやま・やすお)。その資金を稼ぐためにバイトに精を出す下山だったが、鍋島は正子(まさこ)の協力で大金を用意する。そしてグループMにも声をかけて、下山達はいよいよ映画製作に乗り出していくが、風間(かざま)までも女優として参加することになり……!?
ぼくたちの疾走 15巻
正子(まさこ)が風俗の仕事で稼いだお金で、映画の製作をしていた鍋島(なべしま)と下山安夫(しもやま・やすお)は、突然現れた正子の兄に何も言えずにいる自分たちに裏切りを感じる。一方、妊娠したかもしれない風間(かざま)に対して、責任を持つと言いながら中絶という選択肢しか浮かばない下山は……!?ドタバタしながら駆け抜けた下山達の青春の日々、感動の完結!
わが指のオーケストラ

わが指のオーケストラ

生涯をろう教育に捧げた高橋潔氏の人生を描いた感動のヒューマンドラマ。貧しい生活で音楽を断念した潔は大阪市立聾唖学校の教師となる。ここで出会った耳の不自由な子ども達と手話に出会った潔は彼らの心に音楽を鳴らす道を歩み始める。
れむ a stray cat

れむ a stray cat

国が作った制度が人の繋がりを裂いていく。 名匠が高齢化社会に潜む闇を斬る本格クライムサスペンス。 あの震災で生き残った母と娘。ただ一緒にいられるだけでいい、二人の切なる願いを国が作った後見人制度が壊していく。認知症の始まった母の後見人をある弁護士が務めることになったのだ。弁護士の真の狙いとは!?また娘から転居の相談を受けたれむの進んで行く道とは!?
ねこだのみ

ねこだのみ

東村アキコ、西炯子、波津彬子、そにしけんじといった超人気作家4人の描きおろしに21人の猫愛あふれる作家さんの珠玉の過去作品を掲載しました。泣けてくるものから、笑えるもの、じ~んと考えさせられるもの…いろんな猫が集まってきました。時代も、性別も越えた『猫愛』だけで成り立っている1冊です。猫に少しでも興味がある方はお手に取ってください。 ※デジタル版には含まれないコンテンツがあります。予めご了承ください。
もものこと 愛犬と老人の最期の日々

もものこと 愛犬と老人の最期の日々

愛犬と老人深い絆を描く感動の終活譚 刈田有三81歳。かつかつの年金で生きている。心の支えは一緒に住む愛犬のもも。刈田はももといられさえすれば幸せなのだ。ある日検診で余命一年と宣告された刈田。里親を探し出すために必死で動き出す刈田の行く手を待つ運命は…? 読んだ人みなが心を震わせた老人と愛犬の深い絆を描く感動の終活譚です。
父を焼く

父を焼く

親と子の絆に迫る超重量人間臨終絵巻。三上義明、55歳。娘が巣立ち、老いを実感する中で、亡き父に思いを馳せる様になった。義明の父・義雄は今から23年前、突然孤独死した。契約社員としてつましく生きる義明に振って降りた最初の大きな試練。父を野辺送りする時、義明の胸に様々な思いが去来する。人間ドラマの名手・山本おさむが紡ぐ、親と子の絆に迫る究極の人間臨終絵巻。
Hey!!ブルースマン

Hey!!ブルースマン

実在のバンド「ブルース・ファイルNo.1」。彼らと山本おさむの出会いから、この漫画は生まれた。結成以来20数年、「ブルース・ファイブ」は日本中を旅してライブを続けるブルースバンド。彼らに栄光はない。だが、その実力、音楽にかける情熱は、他の誰にも負けないものだ。心臓に重病を抱えたリーダーでボーカルの西島を案じ、バンドはやむなく解散を決定。これまで応援してくれた全国のライブハウスを巡る「最後のツアー」が始まった!! 結成以来20数年、「ブルース・ファイブ」は日本中を旅してライブを続けるブルースバンド。彼らに栄光はない。だが、その実力、音楽にかける情熱は、他の誰にも負けないものだ。心臓に重病を抱えたリーダーでボーカルの西島を案じ、バンドはやむなく解散を決定。これまで応援してくれた全国のライブハウスを巡る「最後のツアー」が始まった!!
そばもん ニッポン蕎麦行脚

そばもん ニッポン蕎麦行脚

ひと仕事を終え、知り合いのそば店に入った稜。そこでは客が「手打ちでなければ、うまいそばは作れない」と主張し、製麺機を使うその店を批判していた。それならと、稜はその客がすすめる店について行く。近所で評判だという手打ち店のそばを一口食べて、稜が発した一言とは…!?車にそば道具を積んで西へ東へ気ままな放浪の日々…のはずが行く先々で難問に巻き込まれ…!?読めば、そばが食べたくなる!本格そば漫画、発進!!
どんぐりの家

どんぐりの家

田崎夫婦に圭子という女の子が誕生した。しかし発育が悪く、言葉らしい言葉を喋らない圭子に不安を抱いた母親は、2歳3か月になった圭子を医者に連れていくことにする。そこで圭子には知的障害と聴覚障害があると診断され……(第1話)。▼4歳になった圭子は、両親と共にろう学校の幼稚部に通い始める。同じクラスに清という少年がいたのだが、ある日ぱったりと登校しなくなってしまった。そして一週間後、再び幼稚部に現れた清と母親は……(第2話)。▼自分でスプーンを使って食事ができるようになった圭子。一方、清の家では、清を施設にいれようという話が持ち上がる。しかし夕焼けを見ようとしている清を見た母親は、もっと清と話をしてみたいという気持ちになる。その夜、家族で話し合い、清を施設には入れないと宣言する(第3話)。
今日もいい天気

今日もいい天気

心機一転、福島県のとある田舎に拠点をおくことにした山本先生。あこがれのスローライフを始めるが、さまざまな苦労が待ち受ける。不便ではあるけれど、美味しい空気、さわやかな風、人々のあたたかさ、濃密になっていく家族のつながり。それらがユーモアをまじえて淡々と描かれていく。新聞「赤旗」で大好評連載された同作品が待望の単行本化。「今日もいい天気 原発事故編」も続編として刊行。
オーロラの街

オーロラの街

小学4年生の幸子の同級生・久保は家が貧乏なため、クラスメートからいじめを受けていた。さらに潔癖症であるクラス担任の野島先生からも嫌われていた。ある日のこと、給食着をきちんと洗濯せず、手が汚いまま配膳した久保は、野島に激しく叱られ、そのままクラスを飛び出してしまった。そんなことがあって久保は学校を欠席するようになってしまう。以前いじめられていた経験のある幸子は久保を心配して、配られたプリントと給食のパンを届けるということで、久保の様子を見にいく。学校に出てくるようにすすめる幸子に対して久保は、誰も待っていない学校になんて行かない、と言い出す。しかし「わ…私が……待っとる…」という幸子の言葉に、久保のかたくなな態度はゆっくりと変化していくのだった(第1話)。●その他の登場人物/坂田喜市(工場で働く旋盤工)、ひふみ(理髪店で働く女の子)