夜嵐にわらう

夜嵐にわらう

2年C組担任教師・荻野は、生徒達から迫害を受けていた。彼女には不登校の生徒に手紙を書くという日課があった。自身のクラスが希望に満ちた理想のクラスだと。そんな“嘘”を手紙にぶつけることで自己を保っていた。そんなある日、手紙を受け取っていた不登校生・夜嵐が学校に現れる。嘘がばれると焦る荻野に、夜嵐は言う。『私、先生を助けに来たの』 こうして彼女達の“教育”が始まった。
この愛を終わらせてくれないか

この愛を終わらせてくれないか

目立たない高校生活を送る八河柚には秘密がある。それは女優として活躍する同級生・速水瞬の熱狂的なファンであること。瞬を自身の神様と崇める柚は、同じクラスにいられるだけで幸せだった。それだけでよかったはずなのに‥‥。「あの子のそばにいたい」それだけの気持ちが、どうしてだろう、満たされるほどに渇いていく。少女が抱えるこの気持ちは恋? それとも‥‥。歪で純粋なラブストーリーの幕が今、上がる。
少女支配

少女支配

「今夜、深冬の父親を殺す。」家庭内暴力を受けていた親友を救うため、南波ナオたち同級生3人は、彼女を支配する父親の殺害を計画し実行する。完璧な殺害計画で、ついに親友の地獄の日々を終わらせたと思っていた。あのときまでは‥‥。この世で一番甘美で醜い、少女たちの『ヒメゴト』がうごめくとき、美しき友情が静かに腐っていく。愛憎渦巻く青春ゴシック・ロマンス第1巻。
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