あらすじ

浪人で受験勉強に必死の日菜太は、焦り追い込まれていた。目を逸らし続けたゆかりとの恋愛の行方はどうなるのか――。一方で遠距離をしている啓も思い悩んでいた。そんな中、恩師である光輝と再会。啓は、久しぶりに光輝と遭遇する。光輝の言葉は、啓にどう届いたのか…。
めぐるめく季節の中で1巻
【電子版限定特典付き】移ろいゆく季節の中で、私たちは出逢いと別れを繰り返す。意外なところで、知り合いに出会う。誰かの友達と実は友達。そんな経験ありませんか? いろんな人はめぐりめぐって繋がっていくもの。そして、一人一人は自分というストーリーの中の主人公であり、それぞれの想いの中で喜びや悲しみを経験する。ゆったりと食事を愉しんで、コーヒーを飲み、ふぅっと物思いにふける。そんな時、あなたの隣にいる人は誰ですか?
めぐるめく季節の中で2巻
自分の恋もままならない明里だが親友・由美の恋愛も気になって仕方がない。心の読めない猫のような恋人・創太との恋愛に悩まされる日々を送る由美…。彼の気持ちは今どこに?一方で本当に大切な人の存在に明里も気づき始めたもののお互い失恋をしたばかりで…。それぞれの恋模様はどう紡がれていくのかーー…
めぐるめく季節の中で3巻
雪が散らつく季節は受験生の頑張る季節 大学受験を目の前にした4人の最後の青春を先生として見守り励ます光輝 そんな彼らを見て自らの高校時代を思い出すー…そんな中、自分の気持ちに気がつき始めた明里だが幼馴染というハードルの超え方がわからない 二人は距離を縮める事ができるのか…
めぐるめく季節の中で4巻
春の雨は降り続き、桜の花を散らし緑を彩っていく。そんなある雨の日、病院のベッドの上で孤独と戦う茜に祖父が遠い初恋を語り始める。一方、高校を卒業しそれぞれの道を歩きだした日菜太、ゆかり、啓、美加だったが、大切に想う人に会えない寂しさや、不安を抱えながらままならない時間を過ごしていく。過去から現在、そして未来へと恋の物語は繋がっていく…
めぐるめく季節の中で5巻
蝉の声が梅雨の終わりを告げる。季節は夏。創太を知ることで、傷つくことを恐れている由美だったが、弱い自分と決別するため、創太とともに故郷、広島へ 一方、茜のお見舞いへ向かう祖父の兼次郎は、彼女との会話の中で過去の自分の想いに触れる…
めぐるめく季節の中で6巻
広島で過ごす由美と創太。創太の生い立ちや、想いを知っていく中で由美の創太への気持ちは大きくなる…一方、東京にいる茜は、祖父の初恋の人・花枝と出会う。彼女から聞く過去の話の数々…時代と戦争が引き離した、二人の悲しい恋の物語が紡がれる。
めぐるめく季節の中で7巻
浪人で受験勉強に必死の日菜太は、焦り追い込まれていた。目を逸らし続けたゆかりとの恋愛の行方はどうなるのか――。一方で遠距離をしている啓も思い悩んでいた。そんな中、恩師である光輝と再会。啓は、久しぶりに光輝と遭遇する。光輝の言葉は、啓にどう届いたのか…。
めぐるめく季節の中で8巻
――だから私は決めたの。あの日から連絡がつかなくなった啓。彼からの返事を待ち続けていた美加は、ある決意を胸に、遠い東京へと向かう…。一方、明里と光輝は、それぞれ気持ちを揺さぶられる相手に出会い、戸惑っていた。しかし心のどこかで想うのは、幼馴染である互いのことで…
めぐるめく季節の中で9巻
光輝との距離感に思い悩む明里は、同級生の麻衣に相談を持ちかける。「大事なのは今の明里の気持ち――…」その言葉を胸に、ゆっくりと“今の気持ち”をたしかめていく…互いの“今”に向き合い始めた明里と光輝、二人の答えは――…
大切な日はいつも雨

大切な日はいつも雨

「いけない恋って本当にあるのでしょうか?」24歳を目前に、5年付き合った彼氏にフラれた主人公の水島恭子は、意を決して東京へ向かう。そこで、夢だった化粧品会社に就職した彼女は、既婚で17歳上の前野洋一と出会う。仕事を共にする中で彼のフランクな人柄や、包み込むような優しさに触れ、次第に彼のことを考える時間が増えていく…そんな中、会社内で高校時代の先輩である笠埼貴弘と再会。新しく始まっていく恋に戸惑いながらも、彼女は大人の女性として成長していく…