あらすじ

長距離バスの運転手としてバディを組む陣と鳴瀬。クールな鳴瀬は最近陣に優しくて!?そんな彼らの元に訪れるのは、陣の元同僚ホストや鳴瀬の妹…。陣の過去の秘密も少しずつ明らかになりエピソード盛りだくさんの第2巻。《描き下ろし巻末マンガ収録!》(このコミックスには「おかえり、南星バス[ばら売り]第7・8話」を収録しております。)
おかえり、南星バス 1巻
長距離バスである「南星バス」の運転手は一人二組でタッグを組む。元ホストの運転手・陣は、クールでマイペースな年下運転手・鳴瀬とどうもそりが合わない…。しかし今日もバスには様々な事情を抱えた客が乗り込み、真逆の性格の二人は奮闘しながらも次々と解決していくが…!?何気ない日常の中にある心ざわめく瞬間を美しく切り取る、まどさわ窓子初コミックス!(このコミックスには「おかえり、南星バス[ばら売り]第1~6話」を収録しております。)
おかえり、南星バス 2巻
長距離バスの運転手としてバディを組む陣と鳴瀬。クールな鳴瀬は最近陣に優しくて!?そんな彼らの元に訪れるのは、陣の元同僚ホストや鳴瀬の妹…。陣の過去の秘密も少しずつ明らかになりエピソード盛りだくさんの第2巻。《描き下ろし巻末マンガ収録!》(このコミックスには「おかえり、南星バス[ばら売り]第7・8話」を収録しております。)
花のなまえ[1話売り]

花のなまえ[1話売り]

戴冠式前日。王女ルルアは美しい騎士ミドと幼い頃の思い出の場所へ。私と貴女、貴女と私。主従が織りなす、切なく優しいファンタジー。(この作品はウェブ・マガジン:メロディ+ Vol.01 ロマンシスに収録されています。重複購入にご注意ください。)
おかえり、南星バス
長距離バス運転手の日常
おかえり、南星バス まどさわ窓子
兎来栄寿
兎来栄寿
私も以前は年間30回くらい夜行バスに揺られていたので、長距離バスをテーマにした作品というだけで興味津々でした。バスタ新宿がメインの舞台として出てくるだけで「おおっ」と嬉しくなってしまいます。 長距離バスは長い距離を一人だけで運転するのは安全面での心配があるため、基本的に男性二人組の交代制が多いです。なので、そのバディ関係を物語にした作品はあって然るべきですね。得心しながら読み進めました。 主軸となるのは、性格のタイプがまったく異なる二人のイケメン。元ホストで情に厚い陣と、クールで普段は口数が少ないけれど言う時ははっきり言う鳴瀬。彼らの仕事の大変さもその上にある喜びも描かれます。 バスの運転手も接客業であり、厄介なお客様からワケアリなお客様までさまざまなお客様を乗せる中で上手くいかないこともあれば心が穏やかになる時間もあり、上質なヒューマンドラマが胸に降りてきます。 また、各サービスエリアのグルメは私も行く度にチェックして色々と買い食いしますが、長距離移動の楽しみですよね。「浜名湖サービスエリアの三ヶ日みかんが美味しい」というセリフにうんうんと首肯。富山の白エビかき揚げ蕎麦はぜひ現地で食べたいです。 彼らがもっと色々なところへ走っていき、色々人と出会って別れ、色々な景色や色々な美味しいものに出会う時間を見続けたいです。