あらすじ

磯山香織(いそやまかおり)と西荻早苗(にしおぎさなえ)、ふたりの剣道少女が出会ったのは、中学最後の試合。性格がまるで違うふたりが、反発し、刺激を受け合いながら切磋琢磨!爽やかで熱血、青春剣道エンターテインメント登場!!最後の全国中学校剣道大会決勝で惜しくも破れた磯山香織。そんな実力者がなぜか出場した市民大会でこれといって何の実績もない西荻早苗に一本負けを喫する。それから香織が取った行動とは……!?
武士道シックスティーン(1)
磯山香織(いそやまかおり)と西荻早苗(にしおぎさなえ)、ふたりの剣道少女が出会ったのは、中学最後の試合。性格がまるで違うふたりが、反発し、刺激を受け合いながら切磋琢磨!爽やかで熱血、青春剣道エンターテインメント登場!!最後の全国中学校剣道大会決勝で惜しくも破れた磯山香織。そんな実力者がなぜか出場した市民大会でこれといって何の実績もない西荻早苗に一本負けを喫する。それから香織が取った行動とは……!?
武士道シックスティーン(2)
剣道エリートの磯山香織(いそやまかおり)と、お気楽求道心の西荻早苗(にしおぎさなえ)。勝負に執着する香織と、勝負を避ける早苗の変則的ライバル関係は、理想とする剣道を違えながらも続く。そして迎える、入部して初めての公式戦。しかし香織の負傷により早苗が先鋒に!いきなりの強者との対戦、果たして結果は……!?
武士道シックスティーン(3)
剣道エリートの磯山香織(いそやまかおり)と、お気楽求道心の西荻早苗(にしおぎさなえ)。何もかもが正反対の二人は反発しながら剣道に打ち込むが、16歳という時期に訪れる、剣の迷い、環境の変化。切磋琢磨という言葉がふさわしい二人の関係にも変化が訪れる。――二人だからこそ、ここまで来れた。爽やかに熱血、青春剣道エンターテインメント、完結!
白い巨塔

白い巨塔

医学界の権力と策謀が渦巻く中心・浪速大学医学部で、天才外科医・財前五郎は何を得、何に敗れたのか……!? 最先端の術式、権力闘争、師弟関係、友情、教授選、そして医療裁判――数々の名場面に彩られた医療ドラマの原点にして頂点、舞台を現代の医学界に置き換え、初の完全漫画化!!
しおんの王

しおんの王

惨殺された両親のかたわらで、少女は溢れる涙で顔を歪めていた。ただし、声は失ったまま……。言葉を奪われた少女は、やがて12歳の女流棋士として世に出ることになる。未だその姿さえ見えぬ犯人と対決するために……。――安岡紫音、将棋の世界で生きる運命を背負った少女と、彼女と同じく将棋の神様に愛された少女たちが、盤上で熱く激しい戦いを繰り広げる!!
ストレイジ ―警視庁眼球分析班―

ストレイジ ―警視庁眼球分析班―

時は2019年、東京オリンピック開幕前夜。首都東京に猟奇的連続殺人事件が発生。死体はすべて焼死体で眼球無し。警視庁捜査一課に所属する主人公の青葉想大は、捜査中にある女性捜査官と出会う。彼女は警視庁に秘密裡に新設された組織「E-BIT」の班長。「E-BIT」とは人間の眼球をスキャンすることにより、目で見た記憶を再現できる技術をもって隠密なる捜査をする組織。青葉と彼女のコンビが謎の犯罪者との戦いに挑む。本格警察サスペンス始動!!
ヘルハウンド-保険調査員怪譚-

ヘルハウンド-保険調査員怪譚-

『保険金詐欺天国』そう揶揄されるほど、保険金の不正請求がはびこる日本―。金に目が眩んだ魔物たちが企てた保険犯罪<モラルリスク>。その調査を請け負い、闇に隠された真相を暴くのが保険調査員である!! 「さあ、猟りの時間よ―」AAA級だけの難事件を扱うヘルハウンド・エージェンシーの調査員・紅林あかね。一見、何の変哲もない事故…。しかし彼女の信念の牙は、真実に食らいつく―ッ!! そして、事件の裏に潜む、魔物たちを操り犯罪を楽しむ傍観者の存在とは…? 衝撃の保険サスペンス、開幕!!
ストロベリーナイト

ストロベリーナイト

連続殺人事件に挑む、美しき刑事・姫川玲子!いま注目の作家・誉田哲也の「女性刑事・姫川玲子シリーズ」第1作をコミック化!全身に無数の切創、ズタズタに切り裂かれた腹部、そしてカッターナイフでノドをスッパリ切られた異常な惨殺体が発見された。警視庁捜査一課殺人犯捜査係主任警部補・姫川玲子率いる姫川班は捜査を続けるうち、同じ手口で惨殺された遺体を発見する。連続殺人事件のカギを握るのは、インターネット上の謎のサイト『ストロベリーナイト』だった!
妖の華

妖の華

池袋で殺人事件が発生。遺体は首に獣から噛まれたような謎の傷を残し、全身の血を失った奇妙な状態だった……! 動き出す刑事達。一方別の場所でヤクザに暴行されるヨシキを救ったのは妖艶な美女。彼女の秘密とは……!?
武士道シックスティーン
メディアミックスと同時多発コミカライズ
武士道シックスティーン 安藤慈朗 誉田哲也
ひさぴよ
ひさぴよ
「薬屋のひとりごと」が話題になってますね。なろう原作の大ヒットからのコミカライズですが、2019年現在、別々の雑誌(「月刊ビッグガンガン」「月刊サンデーGX」)で同時期にコミカライズを連載するという事態になってます。これはまぁ、色々とメディアミックスに関わる事情があってこういう事が起きてるんでしょうか。 で、過去にも同時コミカライズパターンあったな〜と思い出したのが、この「武士道シックスティーン」です。2009年に、「アフタヌーン」と「マーガレット」が同じようにコミカライズを展開していたのですね。結局どっちの方が売れたのか?今更ながら気になるところですが、とりあえずここではアフタヌーン版の感想を書こうと思います。 作画は安藤慈郎。「しおんの王」のコミカライズを経験し、次の作品で今度は武士道シックティーンの作画を手掛けています。他作品と比較してみて、特に違いを感じるのはキャラの性格付け。個人的にはアフタ版の方が地味…いや、落ち着いた雰囲気があって好きです。逆に、「地味なのは嫌!」という人はマーガレット版を読むのがいいかと。 キャラの性格の違いについて。剣道エリート・磯山香織に関して言うと、表情の変化こそ少ないものの、武士のような真剣味や生真面目さ、気迫のこもった表情が良いんですよね。これは、青年誌だからこそ磯山の「男っぽい」部分をより上手く引き出せたのかなと。 対する西荻早苗についても、ウザくなりすぎない天真爛漫さ(←ここ大事)と、舞踊の経験から来るしなやかさ、芯の強さを感じます。磯山と西荻、どちらも過不足なく、対比の描き分けが秀逸です。 メディアミックス化作品の場合、小説、映画、漫画のどこから触れるかで、作品の印象は変わるものだと思います。そういう意味では、最初にこの漫画から読めたのは自分にとって幸せなことでした。