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本宮ひろ志
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本宮ひろ志の作品の感想・レビュー
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本宮ひろ志の作品の感想・レビュー
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全てはこの作品から始まった
男一匹ガキ大将 本宮ひろ志
名無し
週刊誌として後発のジャンプを一気に知名度の上がる作品に押し上げた作者といえば、やはり本宮先生の描く本作品に他ならない。 その影響は大きく「藍の時代」の中で、本宮先生との邂逅を描かれた車田正美氏はその衝撃について描いている。 ちなみに本宮先生は”戸川万吉”そのままの姿で登場し男を見せています。 その他にも、北斗の拳の武論尊、原哲夫両氏や、男塾の宮下あきら氏など多くの作者と作品に影響を与えた作品です。 ジャンプの熱気のある漫画を好む方には間違いなくオススメできる作品と言っていいでしょう。 ジャスト世代の50代はもとより、40代の方は独立UHF局の増設時期に従いアニメは見たが原作は未見という方も多いと思われます。 また若年層にはサラリーマン金太郎のファンの方など本宮エッセンスの詰まったバイブルとして本作品はオススメです。
前半と後半が違いすぎない?
大ぼら一代 本宮ひろ志
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マンガトリツカレ男
設定として、主人公の山岡太郎字は資産20兆円の丹波家の子息だが、側室の子なので認知されていない。丹波家には野望があり一家から総理大臣を出すのが悲願の一族であり、山岡太郎字の他にも兄弟はたくさんいる。 前半は男一匹ガキ大将の感じで山岡太郎字の人間性で仲間を増やしていき、他の学校を制圧していく感じだが途中からちょっと方向性が変わる。 丹波家の野望がメインになり進んでいくうちに、だんだん山岡太郎字がメインではなく、元伝説の番長であり独裁者へ進む島村万次郎と丹波家の戦いになっていく。 ラスト2巻は番長漫画とは言えない感じ内容で、タイトルの「大ぼら一代」とも離れている感じもするがあの伝説の最終回を見てしまうと何も言う必要はないかなと思う
本宮ひろ志マンガへの入門には最高なんじゃないかな
ビッグガン 本宮ひろ志
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マンガトリツカレ男
俺の考える本宮ひろ志マンガの好きなところが詰まってる名短編集。勢いのある短編ばかりであっというまに読めてしまった。たしかジャンプの愛読者賞で書かれていた短編だと思う。 「ビッグガン」や「追跡25.000マイル」の本宮ひろ志的かっこいい男が詰まってる短編/「ひと突き半次郎」みたいな人情物溢れる短編も良いが俺は「白い夏の日」が一番好きかな
空白の一日
実録たかされ 本宮ひろ志
マウナケア
江川卓と小林繁の「空白の一日」をリアルタイムで体験した身にとって、何とも言えない感傷的な気分になるものですね。小林はこの時までは将来の巨人をしょってたつ男であり、対して江川卓は大エースとなる資質を持った男。巨人ファンだった私は、結局どちらも嫌いになることはできませんでした。そんな騒動の内幕を本宮ひろ志が取材し、実録と銘打って発表したのがこの作品。「空白の一日」は単行本一冊を費やして描かれています。やはり球史に残る大事件だけのことはあり、表に出ない部分で蠢いている思惑の、なんと複雑なことか。いつもの本宮節を控えめにして、事実を客観的に積み上げていくことにより、緊迫した雰囲気と大人の事情に翻弄される青年の姿が際立ってきます。作中にある、小林さんが話をきいたあとにニヤッと笑ったというのも静かな凄みを感じさせる場面。やはりふたりとも被害者だったのでしょう。だから私はふたりとも応援したんだな、と今更ながら思います。
厳選!読んでほしいこのマンガ
俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件
著者:
裂田
秋乃かかし
他1名
14巻まで刊行
作品情報はこちら
本宮版・岩崎弥太郎伝
猛き黄金の国 本宮ひろ志
マウナケア
史実ってまるで信用してません。大体が誰かのねつ造と思ってます。また、小説やドラマが人気になるとそれが真実ぽくなってしまうのも気にくわない。大河ドラマ「竜馬伝」などがそうでしょう。なので、この番組で岩崎弥太郎にヘンなイメージがつくのがイヤなのですよ。この人、天下の財閥・三菱の創始者。ですから、へそ曲がりな私なぞは逆にこの本宮漫画くらいのスケールの大きさがあっていいのではないかと思うわけで。”男”の語り部・本宮ひろ志が目をつけるだけの人物だということにしてほしいです。若いころは野望を抱き果敢に挑戦を繰り返すも失敗だらけ。成長するにつれ思慮深くなりながらも大胆に行動するようになり、自身が陣頭指揮をとって動く。そりゃあ人望も厚くなるし、人材も集まってくるでしょう。海運権を抑えるための値下げ合戦などは、やりすぎな気もしますが、資金はなくても夢はちゃんと社員に見せる。経営者の見本みたいなものです。というわけで、大河ドラマの扱いに不満がある方、そして三菱関係者の方にはこの漫画をぜひ読んでもらいたい。スッキリしますよ。
本宮ひろ志、政治家を目指す
やぶれかぶれ 本宮ひろ志
マウナケア
今ならウケると思うんだけどなあ。時はロッキード事件で日本が揺れていた1980年代初頭。漫画家・本宮ひろ志本人がなんと参議院選挙に打って出て、その過程をルポ漫画として描くという意欲作。ですが、一般人にはわかりにくい政治の実態を漫画に、という面ではこの発表形態では失敗だった、と思います。なにせ掲載が少年ジャンプ。子供向けではないし、文字も多く詰め込み過ぎてこのページ数では読みづらい。ただ、大人になってから読むと違和感はそれほどでもない。政治家に真正面から斬り込む姿勢に好感を持てるし、むしろ漫画として深い内容になっていると感じます。一般誌で時間を割いて、というのが一番でしょうが、それができる時代ではなかったのでしょうね。30年早かったか。田中角栄との会談や、編集部とのやりとりなど内幕暴露話として面白い部分もあって、見るべきところは多いだけにもったいない(あと若き日の菅直人も)。当時の少年は一度読んでみるといいですよ。また後の『大いなる完』『実録たかされ』にこの経験は生かされているので、そんな面から見るのも一興です。
5年に一回くらい読み直してる
まだ、生きてる… 本宮ひろ志
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マンガトリツカレ男
リストラされたおっさんが山にこもって自分の人生を取り戻す話と言えばいいのか 一巻の方が好きかな。
俺の好きな本宮ひろ志の要素が詰まってる
ゼロの白鷹 本宮ひろ志
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マンガトリツカレ男
5機の特攻機が飛び立つシーンで始まり、若いパイロットの生い立ちなどを回想していくオムニバス形式で進む。 史実や思想的なものは別としてこういう感じの「本宮ひろ志」マンガはたまに読むとやはりいいな
死んだ気になれば生きることぐらいはなんとかなる
まだ、生きてる… 本宮ひろ志
マウナケア
リストラされたサラリーマンの末路を描く、本宮ひろ志作品にしては珍しい内容の作品。職を失くし、家族には捨てられ、生きる希望をもてなくなった岡田憲三。失意のまま首を吊ろうと山に入るが失敗、そこでなにかふっきれてしまいサバイバル生活へ、というやけくそになった男の人生が描かれます。人の世話にならず、ただ食って生きていく、そう決めた男は強いです。明らかに眼つきも変わり、イノシシと格闘し怪我をしても医者の世話にならず、小屋も立て畑まで開墾してしまうってんですから。そんな生活をしながらも、決して文明や人間性否定という方向にいかない、というのも”ただ生きる”という意味で妙にリアル。火をつけるのにはライターを使うし、捕まえたイノシシを殺さなかったり、と単なる破天荒なサバイバルおやじになっていないのがいいです。で、私は思いましたね。人間、開き直ることって大切なんだな、と。死んだ気になれば生きることぐらいはなんとかなると。後ろ向きなタイトルだと思いましたが、年の瀬のアントニオ猪木の言葉と同じぐらい、その内容に勇気づけられました。
何十年たっても江川と言えば「江川卓」or「江川問題」
実録たかされ 本宮ひろ志
名無し
※ネタバレを含むクチコミです。
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