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国から追放された姫の行きつく先は世界一やすらぎに満ちた……『魔王の城』!? ――「極悪非道」「冷酷無比」と恐れられる魔王。その魔王によって日々、脅かされる人間たち。人間軍と魔王軍が対立し続ける、この世界で人間軍側の希望はただ一つ――『聖剣』の存在だった。だが、この聖剣は封印によって誰にも抜けずにいた。そんなある日、一国の皇女であるジェマ・ダマスクスが聖剣を容易く抜いてしまう! これで魔王を……と思ったのも束の間、男尊女卑社会である王国は女性が聖剣を抜いたという事実を認めず、ジェマを国外追放! 数日間、彷徨い続けたジェマは衰弱し命の危機にさらされるが、とある一つの出会いが彼女を救い――…。捨てられた姫と迫害される魔王の『復讐』をめぐる異世界ファンタジックラブ!
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「今の彼氏とは会うたびにヤるもん!」「はぁ?お前が?彼氏って誰だよ!」「私、柊先輩と付き合ってるの!」元カレにバカにされ、勢いでついた嘘。それが、挨拶しかしたことのない先輩との関係を変えた。「ところでさっきの言葉は本気か?本当にこれからは拒まないつもり?」「そんなわけないですよ…男ってどうかしてる!ヤる、ヤらないがそんなに大事なことなの?」「大事なことだと思う…好きな女とヤりたいと思うのは悪いことじゃないしな」元カレのことは確かに好きだった。ただ、スキンシップは別。そう思っていたけど…。「本当に異性として好きだったか?好きなら触れたいと思うのが本能じゃないかな」先輩が私に近づいた瞬間心臓がドクンッと高い音を立てた。「少しはときめいたか?もしそうなら君はノーマルだな」それきりもう会うことはないと思っていた私たちだったが1年後に偶然の再会を果たすことになる。「企画チームに配属になりました高月 香帆です…」「チームリーダーの成瀬 柊です」想像もしなかった出会いと偶然。今度は彼ともっと…もっともっと濃いカンケイになれるだろうか?
過去に引き起こされた数々の交通事故――。後遺症のある脳疾患患者に自動車運転は許されるのか? 日本における脳血管疾患の患者数はおよそ112万人。その患者の多くがなんらかの後遺症と闘っている。大迫教授の証言もあり、辞任を余儀なくされた西島会長。丘陵セントラル病院ではミヤビが実績を認められる形で看護補助業務を卒業し、脳外科に専念することに。さらには脳外科を救急部から独立させ、新たに脳外科部長を定めようとしていた。そこに加わったのは作業療法士の今市太郎。以前から今市を知る言語聴覚士の五十嵐は、治療方針をめぐって次第に彼との対立を深めていく。「エンパワーメント」「運転再開」のエピソードを収録。※他作品の試し読みが巻末に収録されておりますが、本作の収録ボリュームや価格に影響はございません。