クチコミなし
「今の彼氏とは会うたびにヤるもん!」「はぁ?お前が?彼氏って誰だよ!」「私、柊先輩と付き合ってるの!」元カレにバカにされ、勢いでついた嘘。それが、挨拶しかしたことのない先輩との関係を変えた。「ところでさっきの言葉は本気か?本当にこれからは拒まないつもり?」「そんなわけないですよ…男ってどうかしてる!ヤる、ヤらないがそんなに大事なことなの?」「大事なことだと思う…好きな女とヤりたいと思うのは悪いことじゃないしな」元カレのことは確かに好きだった。ただ、スキンシップは別。そう思っていたけど…。「本当に異性として好きだったか?好きなら触れたいと思うのが本能じゃないかな」先輩が私に近づいた瞬間心臓がドクンッと高い音を立てた。「少しはときめいたか?もしそうなら君はノーマルだな」それきりもう会うことはないと思っていた私たちだったが1年後に偶然の再会を果たすことになる。「企画チームに配属になりました高月 香帆です…」「チームリーダーの成瀬 柊です」想像もしなかった出会いと偶然。今度は彼ともっと…もっともっと濃いカンケイになれるだろうか?
修行の集大成として、八百長はびこる武芸試合に臨んだリアムは、調子に乗ったペーターに容赦なく天誅を下す。レーゼル子爵の怒りを買うも、クルトとエイラを引き連れ迎えに来たティアと共にレーゼル家を後にするのだった。だが、そこには案内人の手引きで海賊が待ち受けていて…… 「海賊狩りだ……一匹たりとも逃がすな!」 意気揚々とアヴィドに乗ったリアムは、新機体ネヴァンを駆るティアを連れ、修行での鬱憤を晴らすかのように敵を殲滅。やがて追い詰められた敵が切り札を出すも、リアムはどこ吹く風。とっておきの最新装備を使い、更なる奥の手で対抗する! 晴れの舞台に愚かな海賊の血桜が舞う―― 猪突猛進に暴れ回る勘違い領地経営譚、第五幕!