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主人公の「石橋巧(いしばしたくみ)」は、学生時代から好きだった先輩の「早瀬ナナミ」にプロポーズ。ナナミの答えは「いいよ」「でも、結婚はフウタがOKしてくれたらね」というものだった。ナナミの一人息子の「フウタ(5歳)」は、「幼少期のキッズが全力で競い合う世界最速のスポーツ」であるランバイクレースに夢中! フウタくんに気に入られるためにランバイクの練習に付き合う巧だったが、フウタの熱い想いにだんだんと引き寄せられていく。フウタのライバルで全国3位の実力者である「蒼(あおい)」との戦いの中で成長していくのだが…!? 蒼の母親で良き指導者の「モミジ」や、練習会を主催している「虎三(トラゾウ)」親子との出会いを通して 成長していく巧たちだったが、恋にレースに家族の絆と大忙し! ランバイクやストライダーの魅力を知れる珠玉の一冊。ランバイクレースを通した「ハートフル・ファミリー・ラブコメ・スポーツマンガ」です!
息子を失った母と同級生、喪失と愛情の物語「異世界に行った息子と会う方法を教えてほしい」 17年ぶりに再会した同級生からの依頼でオタク陰キャな会社員・堂原の非日常な日々が始まった! 最愛の子を失くすということ。この世界で最も大きな喪失感と向き合う物語。【ご推薦の声!】「美央の探求心と行動力を、私は現実逃避だとは思いません。かけがえのない大切な人を喪った時、もう二度と会えないかもしれないけれどきっとどこかで生きていると考えるのは自然なことではないでしょうか。美央が大我への思いを健やかに手放し、堂原が自分自身を取り戻すまで、じっくり時間をかけて欲しい。もっと二人の物語の続きが見たいです」ジェーン・スー(コラムニスト)「異世界モノの意味、考えたことある? 異世界モノが単に空虚なものであったら、世界中になぜこんなにも広がっているのでしょうか。息子を亡くす、というこの世で最大の不幸に見舞われた母がライトノベルにその意味を見出そうとする。この母の前に登場するのが慎ましく生きる一人のオタク。オタクは、人を救うことができる聖職者なのかもしれません」 吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)